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評論なのかな??(2)

作者: 後葉 白音

ネガティブな意見は言うな。

こう言う人がたまにいる。

そういう人はたいてい自分の意見が正しいと思っており、自分は正義であり相手の言っていることはおかしい。つまりネガティブな意見だ。そう思って言う。

そして、多くの人間はネガティブと言うとたいてい良くないことだと思っており、そういえば言い返せないことを経験的に知っているから自分の意見を押し通すためにネガティブなという言葉を使うのだ。

しかし実際にはどうなのだろうか?

ネガティブという言葉を調べてみると、消極的な、否定的な、と出てくる。

ほらやっぱり、悪いことではないか。

そう思うだろう。

しかし私はそう思わない。

ネガティブとは私たちにとって必ず必要になるし、なくてはならない。少し歴史的人物についての話をしよう。

ガリレオ・ガリレイという人物だ。

彼はその時代に信じられてきた「重いものほど早く落ちる」という考えと天動説を正しくないと考え前者は実験を行ったと言われるし、後者は地動説を支持した。

これは今までの考えを否定的にとらえたからこそできたことだと思う。

つまり、ネガティブな思考をしたからこそ歴史的な発見を出来たのだ。

ネガティブな思考をするときはそれまでの考え方を否定して新しい意見を作りだす時に使う。はっきり言ってネガティブな思考がなかったら今現在の便利な生活はない。

今ある多くの家電もネガティブな思考から生まれたと言っても過言ではない。

パソコンを例に挙げてみよう。

パソコンは人間にできないことをやらせようと思って作られた。

人間にやらせると大変なことを他のものにやらせてしまおう。

どうせ人間にはできないのだから。

そういった思考プロセスがあったに違いない。

これは人間にはできない。という消極的な、つまりネガティブな思考によって作られたと言ってもいい。

別に私は肯定的な考え方、ポジティブな考え方を否定しているわけではない。

それも大切な一意見だと思う

他人の自分と違う意見をネガティブな意見だと言って自分の意見を正当化であるとし、他人の意見を考慮もしようとしない、そういう人たちの行動を正当化してしまうネガティブという言葉についてくる誤解を解きたいだけである。


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