初戦
地上に出てきたクロノスフィアは街を襲っている侵略者に向かっていった。「攻撃して人が居ない方に誘導しよう。」出撃時に持っていたスラッシュライフルで7体の敵に撃ち追いかけてきたタイミングで逃げ、街から引き離した。「ライフルの出力を上げられるみたいだ。」「撃ってみるわ。」最大出力で放ったライフルは3体に命中し、うち2体の上半身を吹き飛ばし倒す事が出来た。「こんな火力で撃たないと、倒せないのか。」敵の口から飛んできた火球を防ぐとその敵の首を切り落とす。「まだ動いてるわ⁉︎」「首落としただけじゃ死なないみたいだな…」後ろにいた敵が離れた場所から攻撃してきた。「今度は熱線みたいのを撃ってくるぞ!」セラ達の乗っていた機体の足に熱線が当たり、破壊され、更に熱線が当たった地面が大爆発を起こし、周りにいた怪物達を巻き込んだ。「足をやられた!」「私の力とリンクさせてるから治るわ!」破壊された足が即座に元の形に戻り再び撃てるようになったライフルの出力を最大にして今度は3体同時に倒す事ができた。「残り1体だ」「様子がおかしい…」最後の1体は最初の攻撃で下半身を消し飛ばした敵だった。しかし突如肉塊のような形になると今度はその中から最初に見た時よりひとまわり巨大化した個体が出て来た。「な…」敵は先程攻撃して来た相手を発見すると視界を埋め尽くすような巨大な熱線を放った。そして左の盾と周囲に展開したバリアで防ぎきれなかったセラ達は地面に叩きつけられた。セラは気を失い、同時に治癒能力も無くなって機体を動かせなくなったレイは窮地に陥った。




