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ウミモノ

作者: 後藤 章倫

 恐竜とか怪獣とか、そんな見たこともないような途轍もない生き物の叫び、大地が全身で震えるような地響き。よくわからないけどそういうものだ。そんな感じのものが先週から不定期に聞こえていた。わからないのは、そんなものなのに聞こえている人と、それが届かない人がいるということ。


 島に雨が降り続いていた。愚図愚図と降り続いていた。雨期なので仕方ないかもしれないけど今年の雨は例年と違っていた。降った雨は轟々と海へ流れ出る。普段は穏やかなその海は褐色になって別の顔をしてのたうちまわっている。


「濃度が違うね、これはちょっと」


 翌日、昨日までの雨が噓だったみたいに晴れ上がった。海はまだ褐色だったけど、ホッとしているようだった。空を見上げると、ひと息ついたものが絶望へと切り替わった。


「また雨になる」


 太陽が元気だったのは朝の一時だけだった。何処に隠れていたのか、嘲笑うようにモクモクと雨雲たちが現れ、空を支配した。雲たちは何かの合図を待っているようだ。各々もう準備完了といった感じで互いに目配せをしている。島の方から鳥の変な鳴き声が聞こえたのを機に雨は降り始めた。そのあと直ぐにマシンガンを撃ちおろす様に降り刺さりまくった。


 あの音が聞こえ始めて八日目の朝、今日も雨は続いている。雨脚が激しさを増し始めた。大粒の雨が狂ったように落ちてきて何かを刺激しているようだ。一瞬、カリっという乾いた音がして地震が起こった。体験したことの無い圧倒的な揺れと、それまでのものとは比べものにならない轟音だ。


「蛇だ」


 揺れがおさまり暫くしてから島の防災無線が何かを伝え始めた。集落の人たちがぬらぬらと通りに出てきて互いの無事を確かめ合っていた。一部の簡素な造りの小屋以外で倒壊した建物は無かった。揺れに驚いて転倒した者の他に大きな怪我をした者も居ない様子だ。そんなことからも、起こった地震が普通じゃないということが窺えた。雨はあがっていた。


「やっぱり蛇か」「蛇ってなに?」「ウミモノってことか」「ウミモノって昔話の?」「降り過ぎたからな」「ちょっと待って、蛇と地震は関係ないでしょ?」「蛇は想像を絶する。見た者は居ないが」


 本土との連絡船は週に三便のみで、新聞や雑誌、食料品に衣料品、生活雑貨、そしてお医者さんなんかもその時にやって来る。三日遅れで届いた新聞には内閣改造の話題と共に与党議員の女性がらみのスキャンダルが紙面を賑わせていた。地方版のページにようやく島の地震の事が載っていた。


 ー原因不明の地震に島民戸惑うー


そう記されていた。本土では島の地震は観測されなかったようで、その記事はゴシップ雑誌の、ただページ数を稼ぐために無理矢理書かれたようなそんな内容だった。


「今では島の者も知っている奴は少なくなってきたけど、ウミモノは居る」


 竜太の家族が内陸の都会から越して来たのは今年の春だった。竜太の父親は地方公務員で母親は看護師だ。人口減少が加速する島で竜太一家は歓迎された。村役場の職員の中で若手の父は何かと忙しく、看護師の母も島で唯一の診療所に毎日押し寄せるお年寄りの相手に大変そうだ。竜太は小学四年生で学校のみんなとも馴染んでいる。みんなと言っても全校生徒が十二人の小学校で、竜太達四年生が三人、一年生と三年生、それに五年生と六年生がそれぞれ二人、二年生が一人しか居ない。竜太がここに来る前に通っていた小学校とはえらい違いだ。二千人近くいた全校生徒は、そのほとんどが関わりのないただの生徒たちだった。


 竜太は青い目を持っていて、それを使えた。青い目で見る世界は、それが真実だった。


 あの地震からひと月が経とうとしていた。雨期もそろそろ終わる。ここ数日は良い天気が続いていたけど、今朝からまた空が泣き始めていた。竜太は学校の帰りに海が気になって堤防まで来ていた。風は無く、波も穏やかだったけど雨だけがメソメソと降り垂れていた。 沖の方を見ていると、さしている傘の縁が水平線と重なって見えた。目線を少しだけ下げると海面付近に居た黒い紐のようなものと目が合った。それはしっかりと竜太を見ていた。黒い紐に見えたそれは、一尺ほどの蛇だった。竜太が瞬きをすると蛇は視界から消え、不思議に思っていると数十匹、いやもっと凄い数の蛇が海面を漂っていた。


 竜太は咄嗟に青い目でそれを見た。蛇たちは笑顔で竜太を見ていた。


「やぁ、元気だった?」


竜太は、なんでそんな言葉が口をついて出たのかわからなかったけど、なんだか暖かい気持ちになって帰宅した。雨は翌日にあがった。


 雨があがると昨日まで何処に隠れていたのか、ちょんと現れて太陽のつまみをギュ-ンと回す奴が居て、無理やりに演出したような夏が急に始まった。


 漁港のこっち側にはグラウンドがある。グラウンドと言ってもだだっ広い土地のことで、所々に雑草が生えていたり、くぼんでいたり、コンクリートの塊がドカッと居座っているところもある。それでも野球をやるには何の問題も無い。グラウンドの海側には防波堤があって他の所よりも少し高い場所があるから、それを背にすると立派なバックネットになる。夏は野球だ。娯楽の少ないこの島では老若男女が子供の頃から野球に慣れ親しんでいる。


 夕飯を食べた子どもたちがチラホラとグラウンドへ集まってきた。満月を明日に控え、生き物みんながソワソワしているような、そんな夜だ。ナイター設備などあるわけもないのだけど、今夜の月は最高の照明になる。集まってきた子どもは小学生ばかりでなく中学生もいる。全員で十一人。ご飯を食べたあと寝てしまった子や、年頃の女子は来ていない。付き添いの大人が三人ビール片手に世間話をしている。仕方なくその中でも一番若い木村さんが加わって六対六で野球が始まった。木村さんはコントロールが良いからピッチャーをやる。このコントロールというのはピッチャーとしての其れもそうなのだけど、小学生から中学生までのレベルにあわせた投球が出来るという事だ。


 最初のバッターは中学生の勲だ。木村さんは渾身のストレートを投げる。中学になり体格の増した勲のバットが空を切る。


「木村さん、速いて」


「まだお前に打たれるわけにゃかんけんな」


木村さんが次の球を投げると勲は不意をついてバントした。勲のバントは木村さんの球威を殺すことが出来ずにボールはバットを掠めて大きく後ろへ弧を描いた。防波堤のバックネットよりも高く上がった球は夜の海へ飛び込んでいった。


「木村さんが大人げねぇけんよ」勲は木村さんのせいにした。「バントしといてよう言うわい」木村さんは笑いながらそう言った。そんなゆるい試合は木村さんが居る方のチームが勝った。竜太も木村さんに良いようにやられてしまって何も活躍は出来なかった。


 翌朝、竜太は近所に住む二年生の未希と一緒に登校していた。グラウンドへさしかかると竜太は勲のファールボールを思い出した。未希は昨夜、夕飯のあと眠ってしまいグラウンドへは行けなかった。


「昨日ね、勲君がバントを失敗してボールがあそこを越えて海に落ちたんだよ」そう言ってバックネットの防波堤を指さした。すると防波堤の向こうからボールがポーンと飛び越えてバッターボックス近くに落ちた。二人は顔を見合わせた。未希が驚いて言った。


「竜太君見た?」


竜太もビックリして言った。


「見た。あれ?なんで?」


竜太は小走りでボールの所へ行った。ボールを手に取ると、何の変哲もないボールで濡れてもいなかった。


 夏休みに入ると子供たちは毎日グラウンドへ集まる。そして何となく野球が始まる。五、六人も居ればすぐに試合が出来る。六年生の美智留が放った球を竜太のバットが捉えた。弾丸ライナーが届いた所はグラウンドのライト付近に無造作に腰を下ろしていたコンクリートの塊だった。ボールは明後日の方を向いているコンクリート平板に当たり、防波堤の手前で大きくバウンドして海へ落ちた。打った竜太は防波堤に駆け寄りボールの行方を追った。防波堤の下はテトラポットで覆われている。竜太はヒョイとテトラポットに降り立った。それから少しづつテトラポットを海面へと降りて行った。子供たちも防波堤のとこまで寄ってきて竜太のことを見守った。


「あっ、落ちた」


三年生の快が言った。海面近くまで降りていた竜太の姿が突然消えた。


「いけん、いけん、竜太が落ちた」


五年生の孝二と喜作は防波堤を越えて竜太のもとへ向かった。孝二はテトラを降りながら振り返って大声を出した。


「漁港行って誰か連れて来て」


それを聞いた数人が漁港目がけて走っていった。孝二と喜作は口々に竜太の名前を叫んだ。


「竜太ぁ、竜太ぁ」


「竜太どこや?どこや?」


満ち返しが始まった海は、干潮の時とは全く違う表情で勢い良くテトラポットをグイグイ攻めていた。漁港の事務所に居た頼りないおばちゃんの手を引きながら、漁港へ向かった子供たちが帰ってきた。孝二と喜作はまだ必死に竜太の名を呼んでいる。漁港のおばちゃんと子供たちが防波堤のところまで来た時、海面が盛り上がった。盛り上がった海の中から竜太が飛び上がってきて堤防の内側にストンと舞い降り、尻餅をついた。そこに居たみんなが、狐に何かを抓まれた様な顔をしていた。不思議なことに竜太は濡れていなかった。そしてしっかりと右手にボールを握りしめていた。


 目の前に海があった。エメラルドグリーンが綺麗だった。ボールの行方はわからなかったけど、なにか懐かしいものが心地よく笑っていて、そこへ行くのは当然のことだった。テーブルがあって、老人がいて、ん?老人?あれは人か?四人が笑顔で迎え入れてくれた。自己紹介をして、甘いお茶を飲んだ。えっと、それから、蛇だ、小さな蛇がボールを持ってきてくれて、蛇に、蛇?蛇の形をした子供たちにお礼を言って、それで、そうしたら、グラウンドの防波堤のところにいて、竜太は訳が分からなくなってきた。でもそれを聞いていたみんなはもっと訳が分からなかった。そんな中、孝二が言った。


「竜太、おまえ海に落ちたんよな?」


そんな当たり前の事を言った。すると竜太はキョトンとした顔をした。


「落ちた?海に?俺が?いやぁ、ちょっと御呼ばれしたというか、四人いて、えっと」


映画かなんかで、記憶喪失になった登場人物の台詞みたいなことを竜太は口走っていた。漁港の事務所から来たおばちゃんは何かを察したような表情をしていた。おばちゃんは座り込んでいる竜太の脇にしゃがんで、竜太と目線を合わせた。


「ウミモノさん達に逢えたんやね、お元気やった?」


竜太は空を見上げて目を瞑った。何かを考えているように見えたけど、そのあと目を開けた竜太は感じが変わっていた。そして静かに口を開いた。


「もう永くはない。交代の時期が近づいている」


その声は竜太のものとは思えないくらい低い声だった。それを聞いたおばちゃんは顔の前で手を合わせて、頻りに頷いていた。


 竜太が海へ落ちた一部始終は、子供たちによって直ぐに広まった。竜太が孝二と喜作に付き添われ家に辿り着くと、珍しく先に母さんが帰宅していてアタフタしていた。


「竜太、よかった、海に落ちたって、さっき未希ちゃんが」


「大丈夫だよ、それより孝二君と喜作ちゃんが家まで送ってくれて」


そう言われて竜太のうしろで孝二と喜作が、ちょっとバツが悪そうに会釈した。「二人ともありがとうね、あがってあがって」母さんがそう言うと、孝二と喜作は互いに顔を見合わせて目配せをした。竜太に軽く手を挙げてから一礼して走っていってしまった。


父さんが帰ってくると夕飯になった。冷蔵庫へ直行した父さんは、テーブルに着く前にもう缶ビールを開けて口をつけていた。「竜太、おまえ海に落ちたって?」竜太は、ごく自然に答える。「落ちたっていうか、行ってきたんだよ」父さんが少し陽気に聞き返す。「行ってきたって、海の中にか?あっ、まさか竜宮城とか?ハハハハハ」「竜宮城じゃないけど……あれが竜宮城なのかな?」「おいおい本当に竜宮城へ行ってきたのか、乙姫様とか鯛やヒラメの踊りとか」そう言って父さんは両腕を振ってコミカルな動きをした。ちょっと酔っぱらっているみたいだった。


 翌日の土曜日、竜太は海へ行った。グラウンドを通り越して、もう少し北へ歩くと綺麗な砂浜が見えてくる。グラウンドでは何人かの子達が野球に興じていたけど、今日は海だ。昼前には父さん達も合流してバーベキューをやることになっている。はやる気持ちを抑えても、都会から来た竜太は砂浜が見えるとつい走ってしまう。波打ちぎわの手前で砂に足を取られ転んでしまうと、微かに口の中へしょっぱさを感じた。立ち上がった竜太は、そのまま沖の方へ歩く。どんどんと歩く。もう背もたたないし、歩いているのか泳いでいるのかどうかも感覚が無くなっている。海底から岩が、せりあがっていて一対になっている。その先に石で出来ている建物が見える。はたしてアレを建物というのか?それでも不思議なことに息苦しさはなかった。


 テーブルのとこへ着くと、この前までは居た一人が居なかった。他の三人の表情が沈んでいた。テーブルの上のお菓子や飲み物はまだ熱を帯びていた。ざわつく気配がする奥に目をやると蛇みたいな子どもが群れていた。そしてみんな泣いていた。長方形の箱が置かれていて、その周りを蛇みたいな子達が取り囲んでいた。そのあと長方形の箱は少しだけ浮き上がると三回点滅してからパッと消えた。


 目を覚ますと浜辺で横になっていた。あれは夢かと思ったけど、直ぐに違うとわかった。太陽が照りつけていた。その太陽の位置で今がお昼くらいだという事がわかった。父さんたちの姿は見えなかった。急にお腹の虫が鳴きだしてバーベキューの映像が浮かんだ。それから少し待ってみたけど父さん達が来る気配は無かった。仕方なく帰宅すると、家の中はしんとしていた。上がり框の上に黒マジックで書かれたメモ紙が乗っていた。


 竜太へ 母さんを診療所へ連れていく。心配はいらない。 追伸 バーベキューは今度な。


そう書かれていた。母さんは、あんまりそういう素振りは見せないけど臨月をむかえていた。数日後、学校から帰ってくると家の中が忙しそうだった。見知らぬお婆さんが母さんの傍らで声をかけている。父さんは台所でお湯を沸かしていて落ち着きがなかった。こんな物どこにあったのって感じの盥も用意されていた。お婆さんは産婆さんだった。「竜太、あのな、母さんちょっと早くなったみたいで、今夜にも生まれそうなんだ」父さんはなんか申し訳なさそうな口調だった。


 夕方から夜が攻めてくると、また雨が降り始めた。母さんは陣痛の波に耐えていた。居間の窓ガラスが竜太を誘うように雨を受け止めていた。雨は優しくて心地よかった。


 竜太は、わかっていた。もうそうなんだなと受け入れていた。


 グラウンドの防波堤下のテトラポットには、小さな蛇が集まっていた。蛇たちは、皆笑顔で待ち焦がれていた。竜太は慌ただしい部屋を抜け出して、傘もささずに家を出た。家を振り返ると泣きそうになったけど、その複雑な感情に蓋をしてグラウンドを目指した。グラウンドが近付くにつれ、安らぎを覚えた。防波堤の前に立ち止まり、青い目で家族を見ると涙が頬を伝った。そして防波堤を越えた。待ちきれない蛇たちはテトラポットの上にまで押し寄せている。テトラポットに竜太の足が乗ると、蛇たちは感情を抑えきれなくなり一匹の大蛇へと姿を変えた。想像を遥かに超えた大きさの黒い大蛇は竜太を背に乗せて舞い上がった。そのまま大きな身体をくねらせて島を一周して、それから海へと入っていった。


 海底からせりあがっている一対の岩を通過して竜宮城へ到着した。あのテーブルには三人が居て、穏やかな表情で迎え入れてくれた。竜太がテーブルにつくと、誰が誰だかわからなくなった。それはつまりウミモノへと成ったという事だ。意識はしっかりとしていた。


 日付が変わったころ竜太の母親は出産した。その瞬間、その子が長男となった。ウミモノと成った者の記憶は無くなっていた。


 ウミモノは島民と程よい距離を置いている。ウミモノは島を守っているけど、偶には寄ってきて暮らしを眺めたり、時にはいたずらをしたりと楽しく生きている。あの夜、母さんが産んだ男の子は竜太と名付けられていた。竜太は元気に育ち小学四年生になっていた。相変わらず島の人は野球をやっている。この日は夏休みで、小中学生混合チーム対漁港チームの試合がグラウンドで始まっていた。竜太は小学四年生ながら小中学生混合チームのエースだ。漁港チームの一番バッターは、春に中学を卒業して漁港で働き始めた三助だった。当然三助は三月まで同じチームだった為に、小中学生混合チーム側からはヤジが飛ぶ。


「おっ、裏切り者の三助さん、社会の窓が全開ばい」


三助は股間に目をやり、薄ら笑いを浮かべて口を開いた。


「うるせ、ホームラン打ってやるけん」


そう言うとバットを斜め前に掲げ予告ホームランのポーズをとった。竜太は気合を入れて第一球を放った。全身に力が入っていて力み過ぎていた。放った直後に竜太はマウンドの前にへたれ込んでしまった。ボールはというと大きな放物線を描いてバックネットの防波堤を越え海へ落ちた。三助が何かを言おうとして、代わりのボールが竜太の元へ投げられようとした時、防波堤の向こうから綺麗な弧を描いてボールが竜太の足元へ、ポテっと落ちた。


 小学二年生だった未希は高校生となり向こうの高校へ通っている。当然島からは通えないから寮生活だ。夏休みに帰省して懐かしいグラウンドへ野球を見に来ていた。


 未希は防波堤を越えてきたボールを見て、前に同じような事があったのを思い出していた。誰かと一緒に、その光景を見ていたような…


 その誰かは、思い出せない。


       〈了〉






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