表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
599/639

599話 【ハルちゃんたちのおふろ配信】

【ハルちゃんとるるちゃんとノーネームちゃんがお風呂……それも狭いシャワールームの中で仲良く洗いっこ……狭いからお肌も密着して3人とも……ふぅぅぅぅぅぅ】



【怒】



【草】

【そらそうよ……】

【怒るのも当然だわ草】

【今回はノーネームちゃんも一緒だしさぁ、お前……】


【でもごめんねノーネームちゃん……俺たちバカだから……】

【声と音だけが聞こえるからね……妄想がね……】

【プレハブだからすっごく聞こえちゃうのよね……】

【ただでさえお風呂とかって音が反響して艶めかしくなるからね……】


【ていうかハルちゃんへならまだしも、このちっちゃいるるちゃんへそういう気持ち……いや、ちょっとだけ女の子らしくなっててもやっぱがんばって高学年とかにしか見えないハルちゃんに対しても欲情してる時点で……それどころか、ガワだけは人に見えるけど明らかに高位の存在かつ俺たちを助けてくれてる恩人に対してそういう感情抱くとか、人として……いや、知ってるよ? 配信だからある程度冗談だって  でもさ、ふと気になっちゃってさぁ】


【草】

【うわぁぁ急に正気に戻るなぁ!?】

【草】

【配信文化は基本こんなもんだからねぇ】


【ねぇ  そのへん、えみちゃんはどう思う?】


【三日月えみ「えっ」】


【草】

【草】

【いきなり殴りかかられるえみちゃんで草】

【あーあ】

【完全におもちゃで草】


【まぁねぇ……これまでがこれまでだからねぇ……】

【なんならハルちゃんの幼女状態に……だから……】

【デジタルタトゥーって怖いね】

【まぁ自爆だけどね】

【自分からハルちゃんへの変態的な愛を叫ばなければねぇ……】


【えみちゃんも鳴かずば晒されまい】


【草】

【ぼっこぼこで草】

【ついさっき見直されてたのに、もうこんな仕打ちで草】

【ちょっとだけかわいそう】

【ちょっとか……?】


【だ、大丈夫……こうやって笑える程度で済んでるから、うん……】

【まぁガチのアレなことは言ってもしてもいないから……】

【ほんとぉ?】


【くしまさぁんが許してるくらいだから大丈夫大丈夫】


【九島ちほ「え?」】


【え?】

【えっ】


【三日月えみ「えっ」】


【あっ】

【草】

【悲報・えみちゃん、許されてなかった】

【あーあ】


【ほ、本気で怒ってるわけじゃ……ないよね……?】

【手のつけられないレベルじゃなさそうだけど、どっちにしても今後がとても不安なのがえみちゃんだ】

【フルボッコで草】


【みんなハルちゃんたちの裸体をイメージジジジジジジジ】


【あーあ】

【しないようにえみちゃんと戯れてたのに……】

【ハルちゃん……早くお風呂上がって……お願い……】


わっしゃわっしゃ。


頭皮を揉むように、爪を立てないように指の腹でわっしゃわっしゃ。


でも、力任せに洗うのは『女の子の髪の毛はこんな風にしちゃいけません』って、るるさんとか九島さんに何度も教えられた。


けども、こういう方が気持ちいいんだからしょうがないよね。


元気なときは別にさらっとでも良いんだけど、疲れてるときとかは頭皮がぎゅってなってるからさ。


この、るる――ちゃんも、髪の毛のための3回目のシャンプーまではすごく気持ちよさそうだったし。


4回も洗ったおかげで、今やるるちゃんのくるっくるな髪の毛は充分な柔らかさと弾力を取り戻している。


このまま髪の毛伸ばしたら、いつもの見慣れたるるさんになれるほどにね。


「それで、なにかな?」


「………………………………」


じゃーっとお湯で流してあげた彼女は――じっと下を見ている。


「?」


「……神様だったら、なんで」


「うん」


「………………………………」


「?」


じっ。


るるさんの――ピンク色の瞳が、僕を見上げてきている。

幼いからか、そのくりくりとした印象がさらに深くなっている彼女が。


「……ううん」


「そっか」


なにか言いたかったらしいけども、今は言う気がなくなったんだって。

なら、今じゃなくっても良いんだね。



【♥】


【クスグッタイ】


【help】



そんなるるさんは――ノーネームさんを興味深そうに揉みしだいていた。


僕に洗われてるときも、顔にシャンプーがかかってないときはずっと興味深そうに、全身くまなくを。


でも、「生きてるお人形さんだから優しくね」って言ってあげたからか、ちゃんと加減はしている様子。



【救助】



うん、生きてるお人形さんだもんね。

好きにして良いと思うよ。



【見捨】


【!?】


【号泣】



【どうしたんだノーネームちゃん!!】

【さっきから荒ぶっているノーネームちゃん】

【まぁ推したちとお風呂だし】


【しかもるるちゃんはちっちゃゃゃゃゃゃ】


【ひぇっ】

【お前……】

【ないない先でえぐいお仕置きとかされそう】

【されそう】


【しても良いと思うよ、もうそんなやつのこと】

【とりあえずモンスターのすくつにでも放り込んで謝らせとけば良いんじゃないかな】

【草】

【辛辣で草】

【女神へのセクハラだもん、代償として安いくらいでしょ……】


「おうえん」「したの【☆☆☆☆☆】→【★★★★★】」「ぶくま」「おねがい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
まあしょうがない、あっそうで済むだけ有情な空気よ
今回ないないされた奴らはマッチョなお兄さんたちの集まってる中に飛ばされちまえ! 8点とかなんとかってところに
まぁ、女神様なハルちゃん相手だからなぁ、下手な言動したら不敬とかで危ないし、欲望的な発言したらないないされるしで、危険だらけよなぁwww ハルちゃん達のお風呂から目をそらすために矛先向けられるえみさん…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ