表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【2巻予約受付中・25/10/20発売】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~  作者: あずももも
22章 11年前と合同連合艦隊

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

552/639

552話 ティラノさんは回復持ちのつよいやつ

――ばしゅううう――――――どぉん。


「GUUUUUU――――!?」


すごい威力なのにもかかわらず体がよろめいたりはしないけども、ダメージはかなり出ているらしい。


はっきりとした手応え。


「お、やっぱ威力は桁違いなんだ」


対戦車ミサイルとか初めて撃ったなぁ。

でっかくてかっこいいよね、これ。


まぁそもそも、ここまでのはダンジョンでもドロップしたこともなければどんなお店でも売ってないし。


でも――高威力で使い切りの遠距離攻撃アイテム。


「……ちょっと楽しい」

「もっともらってくれば良かったですぅぅぅ!!」


【!?】

【ウォーモンガーハルちゃんの兆しが】


【白い家「合衆国は女神に対し、無償かつ無制限に兵器弾薬を提供する用意があります」】


【は?】

【ふぁっ!?】

【まーた本物の白い家アカウントで草】

【草】

【速攻で反応してて草】


【なぁにこれぇ……】

【大統領が書き込むレベルの配信だからね……】

【フットワークが軽すぎる】

【ま、まあ、11年前の合衆国を守った戦いでもあるから……】

【娘さん……義娘さん?の恩人……恩神でもあるから……】


次から次へと――肩に乗せて構えるところが使い捨てなのがもったいないけども、次々とすごい反動と音と振動と光の対戦車ミサイルを発射。


「GUAAAAAAA!?」


「お、頭のコア破壊」

「ないない」


使い終わったらぽいっと――捨ててるけど、たぶんこれ僕の持ち物判定できちゃない袋さんが吸い込んでる感覚。


【お】

【おお】

【煙噴いてる】

【けど、まだまだか】

【さすがはケタ外れのボスモンスターだな】


「よし、この調子ならリリさんがぱちって――じゃない、もらってきた武器で」


「ぱちってません!!」


「ごめんなさい」

「ないない」


「市民のみなさんが厳重な装備の良い感じのお屋敷からぱちってきたのを善意でいただいただけです! でも非常時なので問題ないはずです!」


「リリさん、そういうことは言わない方が良いんですよ」

「ないない?」


「そういうことはこっそりやるものなんです」


「分かりました!!」

「ないない」


【草】

【リリちゃんが壊れとる】

【草】

【おもしれー女に磨きがかかるリリちゃん】

【リリちゃんの初期の清楚な印象はどこ……ここ……?】

【初期からわりとクンカーとかしてダメダメだった記憶が】


「とにかく、この武器でなんとか――――――いえ」


ずきずきしてきたけどまだ使える、索敵スキル。


それによると――。


「……ダメです、コアごと再生してます……こんなの初めて見た」


「ないない……」

「無敵ですか!?」


しゅううう。


……すごい煙が吹き出したと思ったら――たぶん、全身で蓄えてる魔力のうち、ごく一部を流用してだろう、頭へ、そしてコアへと流れ込む魔力が見える。


そうして、ちょっとだけ削れてたはずの部分が完全に修復。


見た目上は、ダメージゼロだ。


【はぁ!?】

【ウッソだろ】

【なぁんでぇ……?】

【急に絶望感出てきたな】

【おいやめろ】


【回復持ちとかアリかよ!?】

【しかもこんだけのボスモンスターが】

【え、これ、どうやって倒すの……?】

【ハ、ハルちゃんの光の矢なら……?】


【でも、どっかのコア破壊してもすぐ修復されるんだろ?】


【あっ】

【……もしかして:やばい】

【そうでないとでも?】

【あのボスの魔力を削りきらないとダメか】

【でも、今の魔力切れかけのノーネームちゃんに、弱ってるっぽいハルちゃんじゃ……】


【ハルちゃん、無理なら退くのも勇気だよ】

【そうだよ、リリちゃんにも怒られたばかりだよ】


「………………………………」


――どうしよう。


今のでレーザー攻撃のチャージが、ちょっとだけ鈍った感覚はあった。


けども――まだまだ、あの魔王さんでさえ小物に感じるほどの膨大な魔力が、恐竜さんの中で渦巻いている。


「……ハル様、コメント欄の皆様は、無理なら撤退を……と」


【!?】

【コメント欄が……!?】

【何十話どころか百話とか平気でまたぐくらいぶりに、読まれた……!?】

【「話」って何だよ草】

【とにかくすっごく久しぶりに読まれたな】


【感動した】

【おめでとう】

【おめでとう】

【草】


【ハルちゃん、コメント見ないからね……】

【あー、そういやイスさんのディスプレイに表示されてたんだっけ】

【いつも乗ってたのになぁんで見てなかったのぉ……?】

【ハルちゃんだからね……】


【始原は誇らしく思います】

【でももう少し反応して欲しかったかなーって】


【草】

【草】

【この後方腕組古参共が……】


「――はる」

「マイレディー」


「……はい。無理はしません。けど、もうちょっとだけ」


――ひゅううう。


あれは、たぶん有名な金門橋。


それを――僕たちを追いかけるためか、体当たりして――まるで発泡スチロールのように崩壊させながら、ゆっくりと歩き始める。


【あああああ】

【ゴールデンなゲートのブリッジがぁぁぁぁ】

【あー、確か去年に再建したとかニュースに】

【復興の象徴ってすごい盛り上がってたけど……】

【破壊の原因は不明って……】

【……もしかしてこの戦いって、情報統制とか……?】


――それ以上。


それ以上――キャシーさんたちに、近づかせるもんか。

「ハルちゃんがこれから何やらかすのか気になる」「おもしろい」「TSロリっ子はやっぱり最高」「続きが読みたい」「応援したい」と思ってくださった方は、ぜひ最下部↓の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】に&まだの方はブックマーク登録で最新話の通知をオンにしていただけますと励みになります。応援コメントやフォローも嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
たまに出てくる、なんだっけなんか監視者みたいなこといってたよな
回復持ちのボスはエグイ 魔力だけならトカゲ以上なのかぁ、トカゲのネタ化がどんどん進むなぁww
合法的なかっぱらい(ハルちゃんが使用)だからヨシッ!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ