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予定通り 女の子の連絡先を聞き 幸せになる
「護衛するから近くの町まで俺を案内してくれ」
行くあてもないし この女の子可愛いんで 連絡先ゲットしようと思った という 横縞の気持ちも働いたのである
女の子を先に歩かせ 女の子のプリプリしたお尻を見ながら俺は後をついていく 女の子 俺がまさかおしりを見ているなどと思いもせず 私のことをしっかり守ってくれると思っているに違いない ときおり振り向いてみせる 顔は 満面の笑顔だった うむ 心苦しい 心が痛い
着いた崖の先に町が見えた 崖の 上から 街並みを見下ろす 最初の町 である
「見て あれがアステルの街ですよ」
「そうか もうすぐだな」
俺は心の中では故意だったが あくまで自然に 女の子の肩に手をおいて 納得の頷きをする 女の子は特にそのことに対して不自然な素振りもせず何も言わず俺の顔見て
「そうですね」
と言ってほくそえんだ。 純である 女の子の柔らかい肩の感触は 鳥肌ものであった
(ニシシ)
そして俺は女の子と 無人町につき 連絡先を聞いて幸せに暮らした 無事に世界でスローライフ 生活を送れた 最高の異世界生活 だった
(おわり)