前世では社畜だった
「おー、いるいる、ウジャウジャ、わんさかと」
電車のシルバーシートでたぬき寝入りしている俺。
その俺の前には、杖をついたじいさんやばあさんがいる。
もちろん俺は、席をゆずらない。
だって俺は、寝ているし、気付いていないから。
シルバーシートとは、気付いた人間が善意でするものである。
今の俺には無論 該当しないのだ。
よって寝る。
(おやすみなさい。)
※
ここで、この社畜男のプロフィールを紹介しよう。
「如木月 京太郎38歳。独身。実家暮らし。職業(週3回のアルバイト)彼女 有り(2次元)趣味 仮想現実大規模多人数同時参加型オンラインゲーム」
さらに ここで 忘れないうちに、外見 容姿などを客観的に述べておこう。
この話は 読者の皆様 おわかりの通り 異世界ものなので もう二度とこの男の容姿について語ることも見ることもないであろうから、お察しの通り。(笑)
顔は、動物のワニを擬人化して 正面から見て 顔が潰れた感じ 顔が潰れてるし。 目はカッターナイフで切ったような 切れ長の目 目は一重だし 鼻は高くないし口は口さけ女のように大きくて横に広いしおでこは広い。 黒髪真ん中分けのボサボサ 髪。 ジェルやムースなどとは無縁。 身長は170cm ない。 165から170の間という中途半端な上勢 中肉中背 足のサイズは25.5 服装は 夏なら T シャツ ジーパンたまにハーフパンツ 白スニーカー Tシャツはアルファベットが入っているものか プリント 冬なら同じで同じジーパン そしてネルシャツ 夏に来ていた Tシャツの上に羽織る。 服は自分では買わず お母さんが買ってきたものを着ている。下着含めて。
中学の時は 身長は 前から2番目 教室では 席替えの時、意見を主張しないから 一番前 修学旅行や 林間学校や 林海学校の時も グループ分けの時 意見を主張しないから、あまりもの で集まったグループの一人
年齢=彼女いない歴
2次元の女の子はジャンル限らず様々なものと出会い恋をする。
オタクの聖地 秋葉原には行くけれど ティッシュ配りをしているメイドカフェの女の子に話しかけられても会話することができないからティッシュすらもらうことができず 目も合わすことができない。 そんな感じ 何もかも中途半端な男である。
ざっとこんな感じである。