王道イベントってわかりやすいね
サラッと読んでいただければ幸いです。
俺の名前は、早乙女俊介。
今日から、瀬戸西高校の2年生として新たな学期を迎える。
ざっと俺の事をまとめると、ちょっとした姫男である。
うん。ちょっとした。ちょっと漫画書いちゃったりするくらいの姫男だ。
「はーい。俊介は全然ちょっとしてないと思いまーす。」
「黙れ。小僧。」
「この男いつもクラスの女子とかで、漫画のネタ考えて、コミケにも参加してる生粋の姫男でーす。」
「お前、手から炙られるか足から炙られるか好きな方選んでいいよ」
「ひえっおそろしっ」
こいつは、俺の幼なじみ兼、、、
「なぁ秋斗。俺らって親友でいいのか?それとも友達?」
「マブダチじゃね、」
マブダチの佐藤秋斗。小学生の時からサッカーをやってて、サッカー部のエース。
はい。もうこの時点でラブコメ好きの方ならわかるであろう。
こいつはスポーツ万能、頭脳明晰の完璧人間だ。あるあるだよな
もちろん彼女もいる。隣のクラスの二階堂純玲。こいつも俺の幼なじみだ。
「お前らこれから入学式だぞー。先輩として恥のない姿をなー」
そうだった、俺らが進級するってことは後輩が入ってくんのか。
忘れてたぜ
適当に入学式を済ませ、教室に帰ってきた俺は、カバンの中に見知らぬ封筒にハートのシールが付いてる、手紙らしきものを発見した。
「うわっなにこれ」
「おぉっ 後輩イベントの予感がするぜ。開けてみろよ俊介」
「俺、百合専だし、女の子がイチャラブちゅっちゅっしてればいいんだが、」
「まぁ開けてみろって」
[放課後になったら、花壇のそばに来てください。待ってます]
「こっっっっわ!なにこれまじで捨てた方がいいなうん捨てよう」
「待て待て待て。絶対行った方がいいって。思わぬ収穫があるかもだぞ!」
「確かにだがなー。うーん。」
「もし行ってきたら、純玲に、漫画のためのモデルやって貰えるように頼んでみようかなぁー まぁもし行ってきたらだけど〜」
「行ってくる」
「素直か」
さて放課後になったし、行ってみようと思う。
俺が花壇のそばに行くと、そこには金髪の世間的には可愛いと言えるであろう女の子が、
ごめん嘘。超絶可愛いと言えるであろう美少女が立っていた。
「俺を呼んだのは君かい?」
「あ、先輩!そうです。2-Aの早乙女俊介先輩ですよね?」
「お、おう、いかにも早乙女だが、?」
「突然呼び出してすいません。いきなりですが、私のことをバックから突いては頂けませんか?」
「うんそのくらいだったら全然、、、」
「は?」
初めまして。赤眼です。初投稿です。優しい目でお願いします