125番は、前へ。
電光掲示板に125番と表示される。
私の持っている整理券の番号だ。銀行みたいになっているそこは、重装備の剣士や長い杖を持った魔法使い、銃火器を下げてたり、弓をかけてたり、様々な武器を持った人で溢れていた。パーティを組むのに武器を出しておくと声がかけられやすいとかいろいろ利点があるらしい。
いかにも屈強な戦士を見かけたので通り際に触れてみたが、
種族 ヒト
攻撃力 305
守備力 288
精神力 180
素早さ 246
運 233
バッドステータス なし
と、ケレソニアのステータスよりふたまわりほど高い程度だった。
他にも触れたがケレソニアと同等かそれ以下の人ばかりだった。ましてや平均がだいたいケレソニアの半分のステータス。もしかして、そうとうな手練なんじゃ……。大変な人と関わってしまったと今更ながら実感する。
「どのクエストを受けますか?ギルドカードのご提示をお願いします。」
シ「ギルドカード?」
「もしかして、初めての方ですか。ギルドカードとは、街の外に護衛無しで出るための1つの条件です。自由に出るにはクエスト証明書が必要なのですが、その説明はギルドカードを手にいれてから聞けると思います。
ですから、ギルドカードを発行するためには、護衛無しでもある程度の魔物を倒せる強さを持っているか確認が必要です。その為に試験を月に2度行なっているのですが、ちょうど明後日に試験がありますので、明後日また来てください。」
ギルドカードが無いとどうにもならないらしい。ケレソニアに相談してみることにする。
ケ「あ、ギルドカード!
うちはすごく前に取っちゃったから当たり前だったけど、そういえば、クエスト受けるのにもパーティ登録するのにもギルドカードを取る必要があったんだね。でも、大丈夫だよ。ギルドの石製の試験用の部屋でタレメドッグを3体を倒すだけだから。
最初に1体、次に2体まとめて出てくるからそれを倒すだけ。こんなの6歳で出来るよ。試験も甘くしすぎだよねー。」
ミミズツキにすらダメージを与えられなかったことを伝える。
ケ「え、んじゃどうやって村から逃げてこれたの。魔物がいっぱい出たって聞くし、相手を倒せないんじゃ逃げられないよね普通。
タレメドッグは、ミミズツキより防御力少し高いし、素早いから、心配になってきた。でも、逃げるだけの手段があったんでしょ?」
シ「ヨツフカイって幻惑の魔法を使ったんだ。手のひらを相手に当てて発動させると、少しの間相手に幻覚を見せることができる。」
ケ「あ、シュラって魔法使いだったんだ!それで、ヨツフカイ以外に何使えるの?」
……。
ケ「ウソ、冗談でしょ、魔法使いなのに補助魔法1択で、尚且つ至近距離限定魔法だなんて……。地味!
そして、不遇すぎるよ。それはあんまりだよ神様。
補助魔法専近接魔法使い尚、ダメージリソース無しって!
誰もパーティに欲しがらないよ!!
うちがいてよかったね。大丈夫。うちが全部倒してあげるから。心配しないでいいよ。
そしてちょっとずつ強くなってこ!
問題は、試験だね。どうやってタレメドッグを倒すか。
そうだ、あれが使えるかも。道具屋に一緒に来てもらえる?」
タレメドッグはツリメウルフと仲良しです。




