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つまり 私が異世界電池 / 神獣と私と異世界と  作者: 弦紐 かえる
神気増槽
3/24

一歩 前へ

 ちょくちょく、改変しております。すでに、読まれた方、申し訳ありません。

今後、この様な事が無いよう、気を付けていきます。

 

              さぁ、森へ行きましょう!


7/11 加筆修正

 まだ少し、頭がズキズキするけれど、なんとか起き上がり、何となく確認してみるも、特に異常はないようだ。


そしてそのまま、頭の痛みに耐えていると……………………………………………





(うッ――。”ナニカ”?頭の中に知らないことが、イッパイ………)






そこで、手探りするようにゆっくりと、想いを巡らせる……………………………。



 すると


「ああ、やっぱり!」



というか(夢の中で横たわっていた)彼女こそが………………………【白竜】


まだ、頭の中が混乱していて、分からないことだらけ、だけど一つ分かったことがある。





「私が『ここにいる』理由だ。」





つまり……………………………………………………【エネルギー資源・・】?



として、と云うことらしい。








                    ◆◆◆







          

               「事の始まりは、魔術だ。」





 魔術を使うには、魔素がいる。そして、生き物全ては、魔素マナを持っている。当然、人も持っていて、小さな魔術なら、”それで事足りた”。

但し、才能の如何で、出来ることは限られた。使えない人は多かったが、それでもないよりはと、一つの”力”として期待されていた。




ところがある時



 体外、つまりは、大気中(・・・)の魔素を取り込めば、より大きな(・・・)魔術が使える、と云うことに気付く者が、現れた。


 魔術は、魔素を消費して、発現させる。そして、消費された魔素は、ほとんど(・・・・)消えるが、一部はそのまま還元される。

その魔素は、”自然”の中で生成され、やがて世界をめぐる。大地で、海で、風の中で…。

 ところが、大規模な魔術が行使されるようになり………………… 




結論


「『発達した』魔術によって、魔素マナが、枯渇しかけている」


………………………らしい。




 「魔術も『学問』として、研究されている」



というか”魔術こそ”が、この世界にとっての『基幹部門』なのだ。






そこで私だ。


神獣デュラーコと謂うそうな。」





「なぜ神獣が関連するのか?そもそも、神獣って何?」と疑問に思えば





 

それは、神獣は『神気』で出来ている。そして、この神気こそ、魔素の元(・・・・)という、答えが………………。



『ナニカ』によれば


「私は、神気を振りまいて居れば、良い」様だ。


私が、ただそこに居るだけで、【神気】と云うものは漏れ散っていく?らしい。

しかも、月の光を浴びたり、普通に飲み食いしていると、【神気】は自然と回復する…………………らしい。




 先程から”らしい”ばかりだが、さっき髑髏に触れた時、【神獣デュラーコの知識】なるものを記憶させられた様だ。

(記憶?……………というよりかは、『インストール』に近いような。)

何とも、『システマティック』な事だな。そう思うと、益々『自分はエネルギー資源』………




然うまるで『異世界電池』になった気がする。









「しかし、これは”問題”だ。」


だがちょっと考えてみると、すぐおかしい事に気付く。



「本当に、こんなちっぽけな、一人なんかで、『世界』を満たせるのか?」



 どう考えても、足りない感じがする。

例え私が、『魔素、数百倍とも、数千倍とも』云われようとも………………………………………………。





例の『神獣の知識』によると……………………………………



 普通の魔術は、あまり、魔素を濃縮しない。

もちろん、高度な術になると、魔素を『濃縮させる』事が出来るらしい?

しかし、その高位魔術すら、白竜の体に、当たった瞬間…………………霧散(・・)してしまったそうだ。


”【神気】の塊である処”の【白竜】に、魔術は”効かなかった”。



(神気≠数百倍(?)の魔素)




つまり「神気は作れない!」……………と云う話になる…………………………様だ。

実際、誰かが実証したわけではなさそうだ。でも、多分信じても良いと思っている。




濃縮・・した魔素による魔術ですら、【神気】である神獣、には遠く及ばない。」



それは所謂、『魔術無効化』。



「有り難い限りだ。」





 何があるのか分からない、この世界で、『自分で何かが出来る』というのは、正直、感謝したい。


 ただ、不安もある。【神獣の知識】によれば、どこかに? 神気で出来た【神器じんき】なるものが、あるらしく、これが唯一、【神獣】に『傷を付けられる』そうだ。







 私が何であるのか、また”元”の私がどうなったのか?ワカラナイことは沢山あるが、一つだけ


「私は『生きて、ここにいる』」


それだけは間違いない。



そんな事を想いつつ、外へと”歩きだした”。 




次回  森へ行きたい( ;∀;)


7/11 若干の修正しました。ここまでは、主に表現について、でしたが、次からは、展開の方も、手を入れたいと思います。


ここまでお読みくださり、有難うございました。


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