表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
つまり 私が異世界電池 / 神獣と私と異世界と  作者: 弦紐 かえる
神気増槽
19/24

ギルドと私と受付嬢《オネエサマ》と

いつまでギルドにいるんだと、オオモイデショウガ~~


どうか長い目で見ていただいて

                 今日もよろしくお願いします。

 「私のギルドカード。」

手にしている白い木札。世界に二つとない、Z級のカード。そんなカード、身分証明に使えるの、と聞いたところ、そういうカードを確認する為の魔道具があるそうです。安心です。えっ、カードの厚み?磁気じゃないんですよ。浅い抽斗が付いていて、そこに入れて閉めれば、OK。なんだか、妙に”ハイテク”なのは、”神システム”でしょうね。私を必要とするナニカ。

 

 そして、ギルド長のお話はまだ続いていた。


「それで、カードを頂けたのは、うれしいのですが、私の事は……………」


「おぉ、そうそう。お前様じゃが、(どれ程の能力があるのか、はかり知れんからの)人と”仲良く”してくれる?と云うことで、間違いはないかのぅ?」


「はい。人と敵対するつもりは”今は全く”ありません(・・・・・)。だから、国同士の諍いにも、出来るだけ、関わらない様にする、心算です。」


「然うであれば、有り難いのぅ。これからも、ずっと良い関係でありたいのじゃから。ギルドの長、としてだけじゃなく、”只の”老いぼれとしてものぅ。」


「いえ。こちらこそ、お願いします。」


「さてそこでじゃ。お前様の身分は、この老いぼれが保証しよう。 とは言え、”冒険者”として、に限るがの。」

「知らんかもしれんから、一応言うて置くが、冒険者と謂うのは、国の制約に縛られん者たちの事じゃ。故に国の中枢辺りから、毛嫌いされたり、市民から恐れられることも、多々ある。まぁ、そうは言っても、人の節度を、守っておれば、問題ない。但し、節度の”度が過ぎれば”、制裁もあり得る。心してほしい。」


「はい。もちろん”人の(人に通ずる)”良識も理解しています。」


「もっとも、お前さんを裁くなんぞ、無理じゃから、精々、冒険者資格の剥奪くらいかの。嫌な言い方をしたが、規則でのぅ。許してほしい。そんな感じかのぅ?」


「はい。気を付けます。ところで………………………………………」


いよいよ、ここから”本番(職場説明)”と、意気込んでいると


「おぉ、そうじゃ、忘れておった。専属のギルド員を付けるからの。もちろん、お前様だけの、特別じゃ。」

「分かっておろうが、【神獣デュラーコ】の事なんぞ、公にできんし、何よりお前様が望んどらんじゃろ。専属は、そこのサーシャに任せるとするかの。」


 ギルド長の()()お話に、感謝していた私


とは逆に


「有難う御座います、ギルド長。”態々”ご指名いただきましてワタシトッテモイソガシイノッ(怒りッ!)」


(ヒィィィ~~ッ。訓練場とは別のナニカが降臨したァァァァ~ッ。)


「どうしたんじゃ?サーシャ。好きだったじゃろ【神獣デュラーコ】」


「言うなぁ――ッ!あたし(・・・)が好きだったのは、【神獣デュラーコ】のお伽噺で、ほんのさな(・・)子供のころのことでしょッ!」


「HA、HA、HA、HA。」


「そうやって、いつもおじいちゃん(・・・・・・)は……………(はぁぁ~)もう、いいです。改めまして、()が担当させていただきます、サーシャです。」


そこには、寸劇をなかったコトに!したい美女(乙女)がいた。


「改めて、よろしくお願いします。【神獣デュラーコ】のルゥナです。」


大人対応。

コミュニケーションの円滑化ツール、もちろん常備しておりますが何か?


よろしくね(可愛い)。ところであなたって?【神獣】よね。本当の姿は”竜”なのかしら?アッ、気に障ったらごめんなさいね。で、どうなのかな?」


「あ、はい。私は…「有無、見事な”姿”であったな。」」


私を遮ったのは、紅塵(瞳をキラキラさせた)のドリューだった。


「エッ!遭ってるんですか?カウンター(受付け)では何も、()()れません(しなかった)でしたよね。」


「そうだったかの。それより、こ奴じゃが、それは見事な”白虎”であったぞ。」


「もうっ!って、えっ?”白い虎”なんですか(チョー ミタイッ)?」


「えっと、はい。何か、可笑しいですか?」


「えっ?だって”お伽噺には”白い竜”だって描かれていたから、てっきり、ルゥナちゃんも、そうなのかなぁ~って。」


「ハッハッハッ!サーシャは知らんのじゃな?【神獣】とはその時々によって、姿形が変わっとる。我が調べただけでも、”白竜”に”白龍”、”白狐”と様々じゃぞ。”白虎”がいても、何ら不思議はないわい。」


「そうなんだぁ~。本当によく(オタ)調べてるね(ジャナカッタノネ)。」


 なんだかさっきから、”黒いな”この受付嬢(オネエサマ)。それに彼女?


「ところで、失礼なんですけど、サーシャさんとギルド長って?お身内の方?」


「あぁ、そうね。ギルド長は、父方の祖父に当たります。ほら?」


そう言って、髪をかき上げると、そこには少し”とがった耳”が


「見てわかる様に、”ハーフ”なの。”ハーフドワーフ”と”ハーフエルフ”の。」


「えっ?でも…………………その…短い?…エルフ耳?……………………」


思わず、彼女の”厚い胸部装甲”に目がイキそうになるのを堪えていると


「こらっ、ダメでしょっ!分からなくもないけど。大体の男性はって、あなたも女でしょ。(コホンッ)それより、私の事だけど、他の種族についてはどれくらい知ってるかな?」


「いえ、ほとんど。でも(【神獣の知識】から)エルフ、ドワーフ、獣人(ベスティア)(ヒューム)がいることは知っています。」


「そうね。因みに後、巨人(タイタン)小人(フロレア)、確認されてないけど竜人(トゥガリ)と謂う人達もいるらしいわ。」

「それで、その”ハーフ”同士なら、子をせるのよ。知ってた?」

「それで、私の両親は、”ハーフドワーフ”と”草原(・・)ハーフエルフ”で、私は母の”草原エルフ”の血が濃く、出た結果なの。」


「えっ?エルフって、分かれてるんですか?」


「あら、そこから?そうよ、”森エルフ”と謂う、すらりとした体形が多い種族と、”草原エルフ”と謂う、割と”ボディーライン(男から嫌らしい)のくっきりした(目で見られる)”種族がいるのよ。」


「そうなんですか。〈(;^ω^)〉ヨクワカリマシタ。」


その日、私は女同士でも、いやそれだからか?体型の話は”鬼門”である、と悟った。


「うむ、我も一つ忠告しておこうか。我はハーフ故、気にせんが、同胞に決して巨人ギガントと云ってはならんぞ。あれらは魔物の事じゃからな。」


「ギガントっていう、魔物がいるんですか?」


「あ、いや、ギガントと云っても、色々おるぞ。ジャイアン・トロールにキュクロプス、グレンデル、変わった所ではウペルリなんて謂う、”山の様に”大きな奴もいるらしいな。」


「適当なことを、言われても困ります。」


「いや、その報告なら、わしも読んだことがあるぞぃ。村人と、E級冒険者の話じゃな。じゃが、その冒険者のパーティメンバーに、後で話を聞く機会があったじゃが。恐らく、本当じゃ。パーティメンバーが件の村人に聞いた話にしても、信憑性があったしのぅ。」


「本当なの、ギルド長(おじいちゃん)それじゃ、すぐ、討伐依頼を………………………………」


「いやいや、早まるな、サーシャ。多分大丈夫じゃ。報告書にも書いてあったじゃろ、隠れたがっていたようだと。それより、他にも様々な依頼が、あるじゃろ。」


「えぇまぁ、『南の湿地にある、お化け屋敷』とか、色々ね。」


「そんなに”危険ばかり”なのですか?」


「いやいや、そんなに、面白………………………………………うっうん!危ない事だらけのわけがないじゃないか。ちゃんと、冒険者諸君が処理しておるよ。」


今この巨美女(依頼クラッシャー)、『面白そう』って言いかけたよな。


「ところで、私のクラスって、依頼はどれを受けられるんですか?」


ギルド長(おじいちゃん)?」


「有無、そのことなんじゃが、………………ギルド付きの特殊・・冒険者にしようかと思っての。」


「ギルド長ッ!」


「何じゃ騒がしいのぅ。昔はよく、おじいちゃん♡おじいちゃん♡いうて、可愛らしかったのに……………。家で呼んどるように、おじいちゃんで良いんじゃぞ。」


「いつの話ですかッ!後、家と仕事場ギルドを一緒にしないで下さいッ!」


「かわいいのぅ。さて、”特殊冒険者”じゃな、簡単に言ってしまえば、『ギルド直属の、ギルドによる、ギルドの為の冒険者』と云う事じゃな。」


「もう少し詳しく話さないと、分からないでしょう?以来の受付とか、通常の依頼とか、どうするのよ?」


「そこは、『直属』なんじゃから、ギルドの指名依頼がメインでの、後はサーシャちゃんの判断でよいぞぃ。」


「何が”サーシャちゃんの判断でよいぞぃ”よッ!私に丸投げって事ですよね?パーティメンバー、どうするのよ。本来なら、クラスを考えて、然るべきメンバーを組んでもらう、のが通常でしょう?!一人きりなんて、危なくって、依頼任せられる訳ないじゃない!!」


「おおぉ!流石、ギルドの”聖母”殿だな。」


「茶化さないでください!クラッシャー(ドリュー)!」


「オカシイな。友から名を呼ばれただけなのに、貶められた気が……………まぁ、それはともかく、パーティメンバーならここに、居るではないか!何の問題もないぞ。」


「(流石、わが友(腐れ縁)、気づくなんて)問題、大ありです。貴方(依頼クラッシャー)と組んだらどうなる事か?第一、まだ依頼の一つもこなしていないんですよ。いくら”戦闘力”あっても………………………」


「私は大丈夫ですよ。暫くは”普通の”依頼を受けさせて頂いて、様子を見てもらえれば。それに色々覚えながら、やりたいです。」


可愛らしいのぅ(まじめで良い事じゃ)。それで良いじゃろう。ドリュー(アニヒレータ)には、適宜手を貸す、と云うことで良かろうぅ。」


「はぁぁ~っ。もう良いわよ、それで……………………………………。」


「有無、よろしく頼むぞ(もう、逃さんぞ)ルゥナ(神獣殿)


「はい、お願いしますね(泣いていいですか)ドリュー(紅塵姉様)




こうして私は、冒険者になった(就職した)



お読みいただきありがとうございました。


展開が遅くてすみません。ご意見、感想など、お気軽にどうぞ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ