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つまり 私が異世界電池 / 神獣と私と異世界と  作者: 弦紐 かえる
神気増槽
13/24

あるぅ~日♪森のっなか♪ゴブリィン に出あぁった(^^♪

これはフィクションです。

登場人物の台詞に、『独特の表現』が使われておりますが、すべて、作者の創作です。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 いい天気だなぁ~♡

今、私は、絶賛寛ぎ中。あれから、西へ向かって、のんびり~っ、とやって来た。


 最初は、四人組を追いかけようと、思っていたのだけど、良く考えれば、町が西にあるだろうことは、多腕猩々から聞いて分かっていたので、焦る必要もないかと、こうして来た訳だ。恐らく、私と出会ったことで

、脅威だった(?)私のことを知らせるため、慌てて戻ってる最中じゃないかな?


 ”騒ぎ”になる?

よくある小説の主人公なら、『こっそり町にはいる』所だけど、私みたいに、目立つ存在なら、ある程度、堂々とするしかないからね。いずれどこかで、分かってしまうなら、今から、どうにかする道を探しておきたい。


 ほら、パニックムービーであるじゃん、突然迫った脅威が、何故か?主人公の前に現れる寸前に『消え去る』っていう、オープニングシーン(?)とか……。

その後?……は、まぁ何とか「ごまかせればなぁ~」なぁ~んて…………………。

結構、沢山の人に迷惑かけちゃうかも?だけど。どうにかなるでしょ♡


 私が、、町に行く(情報収集する)方法が、他に思いつかなかったんだよね。【神獣の知識】には、先代は随分長く生きた?みたいになってるし、それも数年とか、数十年どころではなく。

 だったら、恐らく、私に気付く人、『居ないんじゃない?!』かなぁ~、なぁ~んてね。


 まぁ、用心だけはしていくさ。(って、誰だ、フラグとかいう奴!!!~~~~~~~~)





 そんな感じで”ジャングル行”を楽しんでいると、何やら、畑の様なものが見えてきた。

 町に着くには、まだ早い気がするが、はて?と思いながらも、とりあえず”娘”に化ける。ワンピ少女に、”ズタ袋”みたいな【浄炎】製の空間庫インベントリを背負って、準備完了!



さて


                 

 そこには、簡単な柵で覆われた、畑があって、遠くに集落らしきものも見える。頑丈な塀で覆われてたり、高い櫓が建ってることも、無い。この辺は、まだ森の中なんだが???



 疑問を抱きつつも、森から出て、そっと、柵を乗り越え、回り込むように移動してから、集落に近づいて行った。


すると?







 居た!人だ。私(あのキャラクタークリエイトのままなら、私=160㌢くらい?)より、頭一つ分低い(120㌢くらい)の色黒の?????……………

…………………………………………………………………なんか違うゾッ?!!!!




 よく見れば、肌は黒いんじゃない。くすんだ黒っぽい”緑”だ。耳も少し、とがってるように見えるし………………………………………これ?ゴブリン?!


 最初の村人がゴブリンとか、どうなってるの?

とりあえず、ゆっくりと”音を立てながら”近づいてみる。


それから、”畑を耕している”その人に声をかけると





「こんにちは。ちょっといいですか?」




彼は振り返り


「ghugyagygya,ghhuwuuugya.」と、何か言った?





「えっ?」

と思い、しばらく、彼の云うことを、聞いていると



「………………………………………。」

「おらの言葉、わがるっだがぁ~?べすてぇあぁ(・・・・・)の娘っ子さんたぁ、めんずらすぃのぉ。」


と、ひどくなまった言葉が聞こえた。




 どうやら、【神獣の力】と云っても、慣れが必要の様だ。大百足アグロノーシュの時のように、知らない言語は、聞き取れるようになるまで、少し時間がかかるらしい。きっと、慣れたら、所謂、翻訳魔術のように、即、通じるようになるのかな????なればいいなぁ~~~。





「えっと、はい。」ちゃんと伝わっているか、不安に思いながら答えた。


「おぅ、ほんっとに、めんずらすぃべ。とごろで、なんしにきただ?こぉ~んな、とごろまで?」


「なんか、途中で道に迷ったみたいで。ここって、何処なんですか?」


「こがぁ~、ゴブリンのむらだでよぉ。だんれも、しらんべぇなぁ。」


でも


「ごぶりんの?じゃあ、村長さんも?なんか、聞いてた、ゴブリンと違いますね。」


「んぅ~だぁ。ちがぁうだぁ~よ。こごんぅ、そんちょさんは、わけぇが ちが~ぁだぁあよ。いつぅど、あっでくんろ。」



 多分(きっと?)好意で言って、くれてるんだろうなぁ。でも【神獣の知識】によれば、RPGで見たような、種族だったはず。ゴブリンに『進化(ブレイクスルー)』でも起きたんだろうか。

 逃げるのが吉、の様な気がしなくもないが。考えた末、ひとまず会ってからでもいいか、と結論付けた。



 それから、彼に案内してもらいながら、ゴブリンの長の家に向う事になった。





 案内してもらいながら、見渡すと、やはり、粗末な家々が立ち並んでいた。大きさも形も様々で、まっすぐに立っているもの、傾いているもの、中には明らかに、上に行くにしたがって、大きくなってるものもあった。道もあまり、広くなく、いびつにのたくっている感じだ。それでも、ゴブリンたちは楽しげに、動き回っている。走り回る、子ゴブリン、木片やら、何やらを持って歩く、上半身裸の♂ゴブリンたち、陰から顔をのぞかせる、♀(?)ゴブリン。(やっぱり、♀ないのかなぁ。いざとなったら、全力で逃げに徹すれば、大丈夫だと、思いたい。少々不安だけど。


さてそうして、案内された処は




 一軒の家だった。

今まで見たどの家よりも、(こう言っては何だが)らしい(・・・)造りをしている。

 屋根は何かの草(?)のようなものを葺き、枝と石で抑えられている様だ。壁は木で出来ているが、他の様に隙間が、(あまり)空いていない。窓らしきものもある。


 そんな家から、一匹のゴブリンが出てきた。

ベストというより、袖のない短い着物の様なものを着た彼は、他のゴブリンとは違い、鮮やかな青色・・をしており、額には小さな角が二本生えていた。




 その彼はこちらを見て、突然、ぼぉ~っと呆けたように、つっ立っていたかと思うと、「……」何かつぶやいた。





かと思ったら、急に話かけてきた。


「今日は、お嬢さん。僕がこの村の村長をやってます。ロウと言います。」


と流暢な『人間の(冒険者が使っていた)言葉』で話しかけてきた。




(………………………………………!)




 一瞬、驚きを現しそうになるも、グッと堪えて、微笑を浮かべながら、応えた。


「今日は、初めまして。私は、ルゥナと言います。道に迷ってしまって、良かったら、ここがどの辺りなのか、教えてもらってもいいですか?」

と私が聞くと




「どうぞ、おあがりください。疲れたでしょう、良かったらお茶でも。」

と、彼はニコニコしながら、中へと招くのだった。




                 ∽∽∽




 私が、引き戸?をくぐり、中に入ると


 まず、土間があり、上がり框があった。そこで彼は草履?の様なものを脱ぎあがると



「どうぞ。」と、そして

「アッ、すみませんが、履き物は脱いで上がってくださいね。」と慌てて付け加えた。







 私は、(念のため)【浄炎】で作って、履いておいたサンダル(?)を脱いで上がった。


 普段は、裸足です。

最初気づかず、何気に足元見たら、裸足のまま何の問題もなく、森の中を歩き回っていました。だからこの村に入る時に、履き物もない様な”貧しい人”に見られないようにと、一応作って、履きました。


 



 さて、そんな私ですが、どう見えているんでしょうね。ここまでくれば、もう間違いないと思うんですが……………(彼は…………………。)




そんなことを、知ってか知らずか


「こちらへ、どうぞ。ささっ、お上がりください。今、お茶をお入れします。」


と、相変わらずニコニコしながら、奥へ入っていった。


 かすかに漂う、牡の香り。この家には牝はいないのか?なんて、どうでもいい事を考えながら、少し緊張しつつも、待っていると


お茶請けの様なものと一緒に、お茶を出しながら


「ささっ、どうぞ。大変だったでしょう?森の中を一人で動くのは。だいじょうぶでしたか?」と気遣ってくれる彼に


私は


「いえ、を歩くのは慣れていますから。」

と応え、お茶をいただく。


(うん、久々に飲んだせいか、妙に渋甘・・()な。)


この世界のお茶を知らないので、『こんなものか』と思いつつ、飲んでいると





「この辺のことですよね。僕が知っている範囲で良ろしければ、お教えしますよ。」と彼。


「ありがとうございます。ここは良い村ですね。皆が楽しそうです。ゴブリンの方って、皆こんな感じなんですか?」と私が、聞くと



彼は少し顔を曇らせて




「あぁ、ここだけなんだ、です。普通は、もう少し違う、というか…………もっとこう………アッ、いや、そうじゃなくって………………………………それより………こ、ここって、いいとこでしょ。」


「え、えぇそうですね。」



ちょっと、気まずくなった雰囲気を、どうにかしようと考えていると



「処で、今日はお疲れになったでしょう。今から出られると、森の中で、夜になってしまいます。もしよろしかったら、泊まって往かれてはいかがですか?」


「それに、良かったら、明日、村の中も案内したいんです。」




と彼は言った。



 


 私は、終始、じぃっと見つめてくる、柔和な彼の顔を見ながら、少し緊張しつつも



「では、お言葉に甘えさせていただきます。」


と、彼に応えた。





うまく表現出来てましたでしょうか?


 ゴブリンというのは、作者としては、「土の妖精が邪になった、もしくは”ちょっと、いたずらが過ぎた”モノだと考えております。

 だから、本来、”土いじりが得意なのんびりした”種族という位置づけのつもりです。


こんな感じでどうでしたでしょうか?

                  ご意見、ご感想などありましたら、お気軽にどうぞ。



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