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きっかけ(1)1回戦初リング!

作者: ララ

植木はゴングが鳴ると共に近藤に向かいジャブを出す。

距離はちょっと遠い。相手は構えている。

シュッシュッとジャブを植木が出す。これなら打てると、ストレートを出す。

しかし避けられ、近藤にフックをかけられる。

植木は倒れた。全員が歓声を上げ、レフリーがカウントに入る。

1・2・3・4・5・6・7・8っ植木が立った。

首をブンッブンッと自分に気合を入れるように横に振った。

試合再開。今度は近藤からジャブが入った。しかし近藤からの攻撃を避けるため一旦下がる植木。

下がってする顔を隠すように近藤の前に行き、すぐにボディに向かい何度も何度も打った。

ボディを打った後すぐに下がる。近藤は効いているようだ。

近藤は右ストレートで植木に2回打つ。しかし植木はカバーする。

植木はその隙にストレートを3回近藤の顔面に打った。しかしなぜか威力がない。

近藤は突き放されるかのようにロープにぶつかりそこでビクともしなくなった。

レフリーがカウントに入る。

1・2・3・4・5・6・7・8・9近藤が立つ。

ここでゴングがなり1ラウンド終了。

共に杭の前のイスに座る二人。

水を飲まされる植木。すでに疲れ気味。斉藤から気合が入れられる。「おいっしっかりしろ!なんだあのざまは!?気合入れなおせ!」ビンタをもらう植木。

選手が共に立ちレフリーの前に立つ。

2ラウンド目のゴングが鳴る。

気合いを入れられた植木は目が覚めたのか、さっきとは違う渾身のストレートで近藤に打った。

近藤は避けられず顔面に受けリング場で倒れる。

するとレフリーが両手を交差を繰り返しゴングがしつこいように倒れた。

植木は近藤に勝った。

見守る大平。「おめでとう。優くん。」リング場に泣きながら出る斉藤と花田。「よくやったー!」と叫び続けながら植木に抱き続けた。


1回戦終わり、Bジムにて。数日後の試合に向けて練習に励む植木。もう会社で見せるような落ちこぼれ社員のかけらもなにもなかった。

今はもう戦う一、選手となっていた。

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