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リブラ

作者: ナユタ

アレとコレを秤にかけて

どっちも捨てがたいんだけど

個人的にはコレだった

別にアレでも良かったよ

僅かにコレが重いでしょう

紛れもなく僕が選ぶよ


コレとソレを秤にかけて

どっちも魅力的なんだけど

持っていくならソレだった

コレには愛着あるけれど

僅かにソレが勝るでしょう

間違いなく君が選んだよ



拾って捨てて 捨てて気付いて拾った

今はアレを持ってるよ

歳を重ねたらやっぱりアレだ

君の選択を悔いた訳じゃない


全部 そう全部

この秤で選んできた

とやかく言われる義理はない

とやかく言うような義理もない



捨てていったものは未だ

円形の旅路に落ちている

だから久しぶり また世話になるね

アレ コレ ソレ ドレでも

君は僕 選んだでしょう


宇宙のような選択肢

そこで選び結んだ星座で

君が僕を選んできた

全部 そう全部

ただ一人 かけがえのない僕が

選んでゆくのだろう

テーマは「選択」。掌編小説集にも投稿している作品です。僕と君は同一人物でありながら違う表現にしています。

人によって解釈は分かれるよう意識しましたが、どう受け取って頂けたか気になります。

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