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詩全集2

おもっていたこと

作者: 那須茄子

それは突然だった

今までのいつもが通じなくなった

出会っていたもの全てが途切れてしまった

 

不自然に空いた距離の長さは

慣れることのない寂しさで 

あんなに見えていた笑い顔も

白色に閉ざされている


息が苦しい

ずっとしていると

気が緩んだその瞬間

死んじゃうんじゃないかと

怖くて言えない


もうこれ以上変わってしまうのが嫌だから

ひとりで身を抱いていよう


時間は余る

投げ出されてしまったことの多くは

かえって手が付けられない


散らかる様は

いつかの日に見た薄曇りの空のようだと思い

ふと今の空が気になった  


なんだかひどく遠い思い出みたいだ 

懐かしい

イコールで頬が冷たくなる

また何でもない景色が見たいんだと

心が追って、迫る


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