おもっていたこと
それは突然だった
今までのいつもが通じなくなった
出会っていたもの全てが途切れてしまった
不自然に空いた距離の長さは
慣れることのない寂しさで
あんなに見えていた笑い顔も
白色に閉ざされている
息が苦しい
ずっとしていると
気が緩んだその瞬間
死んじゃうんじゃないかと
怖くて言えない
もうこれ以上変わってしまうのが嫌だから
ひとりで身を抱いていよう
時間は余る
投げ出されてしまったことの多くは
かえって手が付けられない
散らかる様は
いつかの日に見た薄曇りの空のようだと思い
ふと今の空が気になった
なんだかひどく遠い思い出みたいだ
懐かしい
イコールで頬が冷たくなる
また何でもない景色が見たいんだと
心が追って、迫る