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飛輝  作者: 留衣
5/10

朝の出来事

朝、なんだかいつもよりはやく目が覚めてしまったので起きて庭の掃除。

箒で葉っぱを掃きながら

ふと思いたって、昨日覚えた構えをしてみた

ちゃんと重心とれてるかな

「そうじゃない」

急に後ろから包まれた

私の手の上に手が、、橘くん!?

「剣を振る時は強弱がある。この動きだ」

そのまま後ろから手も体も包まれたまま、

箒はリズムを刻む

「吸って吐いて吸ってはいて」

「そうだ、それで重心を移動させる。俺を感じろ」

感じるも何も、もう頭が真っ白で

されるがまま箒を振るう

「よし、いいだろう」

解放される

「筋はいいな。余分な力が入っていない素直な剣だ。この調子で頑張れ」

橘くんは去っていった

また静かになった庭で

心臓だけが大きな音をたててドキドキしていた


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