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薄氷の日  作者: 鈴木 穂高
1/2

入水

あらすじでそれっぽいことを書いてみましたが、内容も書き方も変わるかもしれないのでご容赦を。

これまでスマホのメモに打ち込んだり、ノートに綴ったりして断片的に思い描いていた彼らを、物語にしてみたいのです。

暇つぶしに覗いてください。書きあがった分だけ、少しずつ上げていきます。


入水が出た、と早朝の見回りに出ていたテサがいうので、ウスライたち防人さきもりの一同は始業より二時間も早く浜へ出ることになった。総出することもなかったが、入水は久々のことだったので皆なんとなく現場に行きたがった。まだ起床の鐘の余韻が残る中を、浅葱色に統一された作務衣を纏い、とはいえ起きぬけの(眠くて駆け出す気にはなれない)防人たちは各々のんびりと、白く泡立ちながら寄る波の方へ歩いて行く。

白塗りの宿舎を出ると、ウスライは落ちてくる前髪をかきあげながら、遠く、空が海に落ちる水平線へと目を遣った。その境目は淡い色の雲にぼかされていて、いつもより透過された青色が視界に映る。初夏の朝はすっきりと涼しい。が、雲の隙間から届く陽光は鋭さを帯びていて、日が昇る時間が確実に早くなっていることを告げていた。

太陽が昇る瞬間は、世界がいちばん眩しく見える。ウスライは手で日差しを防ぎながらそう思う。柄にも無く詩的なことを考えたのは、入水の報のせいなのかもしれない。言葉の響きに対して不謹慎なことは自分でも分かっているが、時おり起こる入水はウスライの気分を少し高揚させる。

「みんなたるんでやんのなあ」

早朝回りを一手に、つまり毎日引き受けるテサは自他共に認める朝方人間なので、眠そうな仲間たちを爽やかに笑い飛ばした。一足先に入水現場に戻っていた彼は、波打ち際で身の丈ほどの長い櫂を地面に突き立てて仁王立ちしている。支給の白いサンダルを履かずに裸足なのはテサの主義らしい。石でも踏んだら危ないからやめろといつも言われているが、聞く様子がない。

「早く来いよー」

朝の澄んだ空気にテサの声が浸透する。ウスライはそれを無視してゆっくり近づいた。死体はテサのすぐ足元にずるりと横たわっていた。もちろん事切れている。だがそれは単なる死体にしてはずいぶんと存在感を放っていて、禍々しさを感じさせる。

「さっき見つけたのか?」

「うん。打ち上がったばっかりだと思うよ。見た目はまだ綺麗だし」

「だろうな。」

ウスライは頷き、ポケットから使い捨ての手袋を取り出して死体のそばに屈み込んだ。背後から他の者も追いついてくる。浅葱色が視界の隅に閃いては死体に触れる位置で止まる。

「久しぶりだと思ったら、こりゃ随分立派などざえもんだな」

背後から感心したように言ったのは、最年長者であるセトロだった。筋肉質の長身をかがめると、その肩から最年少のチルハナが顔を覗かせる。

「でかーい。こんな大きいのは私初めてみたかも。セトロこれ触っていい?」

「手袋つけろよ」

「大丈夫持ってる。ちょっとどいて」

「はいよ」

少女の頭をぽんぽんと叩いて、セトロが笑った。

仲間たちもすでに、神妙な顔つきで死体を検分しにかかっていた。といっても、単にいじくり回しているだけのようにも見えたが。好奇心と食欲だけは旺盛な連中なのだ。

チルハナに場所を譲って、ウスライはセトロを仰いだ。

「ねえ、どざえもんて何」

「水死体のこと」

「ふうん。それで、これはどうする」

「そうだなあ」

「朝のうちに中に入れないと、すぐ傷んじゃうぜ」

テサが言った。櫂を使って、器用に死体に絡みつく海藻をどけている。

「昼になったらけっこう気温上がるじゃん。浜で腐臭撒き散らかすのは良くないんじゃね」

「おれは先に朝食を済ませたい」

敢えて勝手な希望を述べると、テサは有り得ないものを見る目つきでウスライを見た。冗談、とウスライは欠伸しながら言う。

「班長の指示に従うよ」

数人の視線を受けて、班長、つまるところセトロは腰を伸ばした。

「まあ、朝めしはとりあえずあとだな。先にこれを倉庫に移動させて。全員がかりならこのまま運べるだろ。─リルスイク!」

セトロは興味津々といった表情で死体を矯めつ眇めつしている青年を呼んだ。すぐさま振り返った水色の髪のリルスイクに指示を出す。

「コルとシスと一緒に担架とビニールシート取ってきてくれ。あと手袋とかも、まとめて」

リルスィクは立ち上がりながら少し眉根を寄せた。

「構いませんが、担架なんかに乗りますかね?」

「頭の方だけ乗っけて、あとはシートでくるんで抱えるなりするしかない」

班長の代わりにウスライがそう答え、納得したらしいリルスィクは軽く肩をすくめるようにした。

「まあここで作業するよりはいいでしょう、わかりました。コルトー、シスハンナ、行きますよ」

「あ、倉庫からホースも出しておいて…」

三人の背にそう言い捨てて、ウスライは死体に向き直った。

「久々だと段取りを忘れるな」

セトロが苦笑しながら言って、仕方ない、とウスライも少し笑った。

「前がいつだっけ、四ヶ月前?これだけ間が開くなんてかなり珍しいじゃん」

櫂の先に顎を乗せたテサが首をかしげる。

「前はしょっちゅうだったけど、二ヶ月に一回とか」

「無くて良いもんだけどな、入水ってのは。だいたい、後始末が大変なんだから…おいチルハナ、あんまり触り過ぎるなよ」

セトロは少女をたしなめて、死体に群がる他の防人たちにも声をかけた。

「お前たちも、触るなとは言わないが、出来るだけ綺麗なままにしておくんだぞ。あとで教授に引き渡さなきゃいけないんだからな」

それを聞いて、あちこちをつついていた手が一斉に引っ込んだ。チルハナも両手をぱっとあげて動きを止める。それから担架が到着するまで、防人たちはどことなく名残惜しげに、しかし徹底して死体から距離を取っていた。チルハナといい、防人というのは気ままなやつばかりなのにセトロに関してはやけに素直、いや忖度が過ぎる、などと考えながら、同じく忠実なつもりのウスライは死体に触れる。死体と砂のあいだに手を入れて少し持ち上げ、裏側までじっくりと眺めた。

「お前は当事者意識にかけるな…」

テサが呆れた口調で呟いた。

「いいさ、別にこの形が崩れなかったらいいんだから。見たいだけ見ればいい」

セトロはそれとなくウスライを庇う。テサが吐息で抗議の意を示したが、セトロは聞こえないふりをし、ウスライはまるっきり無視した。

「いつも思うんだが」

テサが言った。

「教授はなんでこれを引き取りたいんだろうな」

「さてな」

セトロがこきこきと首を鳴らしながら答えた。

波がひときわ大きく打ち寄せて、サンダルの足が海水に浸った。そこでようやく腰を上げて、首を回す。細腕ながら頼まれたものを全て抱えたリルスィクが歩いてくるのが見えた。

「はい、持ってきましたよって、なに突っ立ってぼうっとしてるんです。全員手袋つけなさい」

「悪いな、リル」

「構いませんよ。二人には倉庫開けさせてますから」

「助かる 、じゃあぱっぱと終わらせてめしにするぞ。頭乗せたら後ろの方シート広げてくれ」

班長の言葉で全員が動き出した。海水と砂を払って、ザッと派手な音を立ててビニールシートが被せられる。ようやく目が覚めてきた防人たちは饒舌になって、ぺちゃくちゃと喋りながら作業していった。

「良いか、持ち上げるぞ、せーの」

セトロの号令で死体を持ち上げる。

担架の先の方を請け負いながらウスライはその頭に無感動な視線を投げかけた。

「みんな持ったな、よし、そのまま落とさないように倉庫まで進んでくれ」

どこか一点を凝視する瞳に、ざらりと輝く白銀の肌。朱色の紐状のものが幾条か、その頭頂部にあたる部分から伸びている。びっしりとついた鱗はところどころ剥がれているが、背びれは整っていて状態は良い方だ。表面を濡らしていた塩味の水もほぼ拭われ、その色味のせいか時折陽光が反射しては眼を射った。担架はずっしりと重かった。あとで教授が取りに来るだろうが、運ぶのはかなり苦労するだろう、とウスライは思った。手伝いを頼まれるかもしれない。

厚底のサンダルでざりざりと砂を擦りながら、死体を抱えて防人たちは宿舎の方へと戻る。櫂を肩に担いだテサが、つるりと地面に落ちた朱の紐を拾い上げて握った。空と同じ色の衣を着た葬列が、しかし哀悼の気配もなく悠然と進むのを、全身をやっと現れさせた太陽が眺めている。

自殺した深海の魚を、防人たちはいつものように倉庫に収めた。





リュウグウノツカイが浜辺に打ち上がることを入水と呼ぶのは、防人たちだけで、だから実際はこれは仲間内で使うただの符丁みたいなものだ。謂れも単純だった。深海魚が生きることのできない空気中にでてくるのは、人間が水に入るのと似たようなことだろうというわけだ。その命名にはこじつけの感も漂っていたけれども、そして魚は自ら陸に打ち上がったりしない、つまり魚にとってはこれは事故なのだ(偶発性を言うならば溺死の方が正しいだろう)けれども、ウスライ自身はその符丁を奇妙な具合に気に入っていた。入水という不穏で潔い響き。それはリュウグウノツカイが浜に上がるという不可解な出来事をとても正しくとらえているような気がした。

ウスライが防人になったのは入水を見たいがためだった、といってもいい。まだ内陸の学生だった頃、入水の話を人から聞いて興味を持ったのだ。魚が好きだったのでも、海が好きだったのでもない。単にリュウグウノツカイが死ぬ様を見てみたいと、初めて自分が惹かれたものを確かめようとしただけだった。

その理由を唯一聞かされたテサは、自分からウスライに問うた手前、持ち前の無邪気な笑みを崩すことはなかったが、それでもかすかに目の端をひきつらせた。感想を述べるのにも数秒かかった。彼からしてみれば、物事になんの興味も示さない友人の初めてともいえる確かな動機が、魚の死体、だということは些か予想を逸脱していたのだろう。ウスライはいたって真面目なつもりだったけれど、その反応でどうやらこれは口に出さない方が良いらしいと判断した─だからテサ以外の防人は、ウスライが大した目的もなく防人になったと思っている。

幸運というべきか、防人になって三日後にウスライとリュウグウノツカイは対面を果たした。初めての入水はウスライの期待を裏切らなかった。その現象は少なくとも彼の想像に適うだけの驚きをもたらし、それ以来五年、ウスライはこの仕事を続けている。月に一度あるかないかの、リュウグウノツカイの自死を見るために。

当然のことだが、別に防人は入水の後始末のためにいるのではないのだった。島の内陸にある研究所に、この深海魚について調査している学者がいて、彼の個人的な依頼で漂着した死体の保管と引き渡しを請け負っているだけだ。

本来の業務は灯台運営と島に一つしかない小さな港(外からの船はほぼない)の管理、そして気象予測と海洋環境保護。防人の称は島の人々全員が使っている呼び名だが、これはかえって防人の仕事内容を不透明にしているような気がしなくもなかった─実際ウスライは何か戦ったりするのかと思っていた─が、これは単に海の環境をまもるから、という意味なのだろう。第一、島の外から攻めてくる勢力などいない。

言うまでもなく入水だけが目的だったウスライにとっては、仕事内容が戦闘でも清掃でも、どちらでも良いことだった。防人としてやるべきことをこなしてさえいれば、ウスライが砂浜を闊歩するのを咎める者はいない。武人としての防人であれば、それは運動神経に恵まれたテサの方が向いていただろうが、結果として実際の防人たちの活動はウスライの性に合っていた。日々の仕事は学校の課題のようなもので、やり遂げればそれ以上のことを求められなかったからだ。割り振られる仕事は同じだし、何かを終わらせるだけならば彼の得意分野だった。

外で動くことが多いから体力はいるけれど、単純な作業の繰り返し。簡単で、だからこそやりがいも何もない─他の防人たちが一体どうしてここに来ようと思ったのか、ウスライは時々不思議に思うのだった。





標本になる運命の彼だか彼女だかを倉庫に入れてしまうと、防人たちは始業の鐘を聞きながら朝食を食べることとなった。普段よりひとまわり以上に大きい死体の防腐処置に、思ったよりも時間がかかってしまったのだ。食堂ではみないささか疲れた表情で卓についたが、ウスライだけは、微かな充足感を覚えながらお菜を器によそった。

いつのまにか脇にテサが来ていた。汁物が入ったお碗だけを盆にのせている。海は好きだが魚の匂いが苦手な彼は、入水があった日の食事はあまり食べたがらない。

「嬉しそうだな」

とはいえ持ち前の人懐こさは健在だ。明るく言って、くしゃりと笑う。

「お前はほんとに、入水の日は機嫌がいい」

「ああ、防人になった甲斐がある」

水差しから冷えた水を注ぐと、ウスライとテサは手近な席に座った。学舎にいた頃からの知り合いで同期でもあるテサとは防人になってからも何かと一緒に行動していて、食事を取る時も大抵この組み合わせだ。

「さっきリクノに、お前と死体の受け渡しやってくれって言われた。教授が午後には取りに来るらしいんだけど、彼女ちょうど点検らしい」

「わかった」

咀嚼しながらウスライはうなずく。来客の対応は班長か副班長の誰かが行うのが常だが、最近は他の仕事で彼らの手が回せない時にウスライやテサが請け負うことが多くなっている。

ふと前回の訪問で教授が沖まで船が出せないか頼まれたことを思い出して、ウスライはテサを見た。

「班長は手が離せないのか?ついでに船出してくれって頼まれるかもしれないから、誰かいた方がいいと思うんだけど」

「あー、そうか」

テサは少し口を尖らせて思案する表情になった。律儀に、いただきます、とお椀に向けて手を合わせる。

調査で沖合まで船を出すのも防人の仕事であるから、業務の調整のために事前に連絡を入れてもらう必要があるのだが、例の教授はもののついでにと半ば強引に船を出させることもあるのだった。気の良いセトロが断らないのでウスライたちも要望を退けるわけにいかない。もっとも、船を出すには免許が必要だったから、免許持ちのセトロか第三班長のリルスィク、または操縦班の防人を捕まえなくてはならなくなる。

「セトロがいつでもって言っちゃったからなあ。撤回してくんねーかな」

「この前言ったが相手にされなかった」

「お前どうせ、長居されるのが面倒だからとか言ったんだろ……教授と仲良いあの人がそれで分かったっていうはずないじゃん。しかし今日─あ、でもコルトーが非番?」

テサが思いついたように言ったが、ウスライは眉をひそめる。コルトーも操縦班の一人だ。

「そうなのか?」

「いや、そうだろ。把握しとけよ」

「知らん。毎日ころころ変わるんだから覚えられん」

「おい六年目」

テサの呟きにウスライは肩をすくめる。そもそも他人に興味がないのだ。防人の仕事はあまり連携が必要ない─その日自分に割り当てられた作業さえ覚えていれば良いのだから。

「…まあいい、お前もともとそういうやつだからな。なんにせよ船出せって言われたらコルトー呼べばいっか。非番で出てもらうのも悪いけど」

「悪すぎだよテサー」

テサの背後から腕が伸びて、ぐいっとその首に巻き付いた。短髪の青年は頬を膨らませてテサを覗き込む。

「あ、噂をすればじゃん」

「うん、呼ばれたと思って…じゃなくて、俺今日は丸一日のんびりするつもりだから邪魔しないで? 二週間ぶりの休みですよー。しっかり休ませてくださーい」

ね、ね、と青年は念押しするように先輩二人の顔を交互に見つめた。

「それは約束できない。教授が何も言ってこないことを祈っておけ」

食事を終えたウスライは器を重ねてそう言った。テサはというと、彼らしい無邪気さで笑ってコルトーの腕を叩く。

「悪い悪い、でも他の免許持ちは手が空いてないから、頼むなー」

コルトーは思いきり嫌そうに顔をしかめた。

「そろってまったく悪いと思ってないよね。やだやだ、逃げる、こんな横暴な先輩たち嫌い」

テサを背後から抱きしめたまま身体を左右に振るので、テサの首がぐるんぐるんと揺れた。それでも笑顔を崩さないテサは後輩と戯れるのが嬉しいのだろう。酔狂な人間だ。

「ていうか、二人も許可証取れば良いじゃん、試験そんなに難しくないのに」

拗ねた口調で言われたが、二人は揃って肩をすくめた。

「俺、勉強というものに本当に向いてねーから無理。あと船酔いするから」

「船なんかに興味ない」

防人になって数年経てばほとんど全員が免許を取るから、二人も幾度か先輩たちに勧められていたが、のらりくらりと逃げ回っているうちに何も言われなくなった。互いに理由は違えど、船とは縁を切っていたい。

「悪いと思ってるって、ほんとに!呼ばずに済むようにできるだけ断るからのんびりしてろ」

「テサ先輩、言ったね? 信じてますよ! 呼ばないでね!」

騒ぐ二人を一瞥すると、ウスライは黙って席を立つ。愛想も面倒見も良いテサはこうして好かれているのだが、後輩相手には特にぶっきらぼうなウスライは他の防人たちから遠巻きにされてばかりだ。正直なところどう接したものか図りかねているからその方がありがたいのだが、集団生活の中では避けられない部分もあるのが面倒だった。

「テサ、先に行く。午後に出迎えだな」

「おーう」

コルトーの嘆願はなぜか肩揉みに切り替わっていた。テサの満足げな笑みを横目にウスライは食堂を後にした。


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