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世界

俺はひたすら歩いている。楓の家を目指して。


「疲れるなー」


荷物が増えた分、帰りがキツイ。


町を出て1時間後位に人が走ってくるのが見える。


「ん?誰だ?人か?」


それもかなりのスピードだ。


あっという間に近づいてくる。


近くに来てようやく気付いた。


相手は剣を構えている。


「マジかよ!?」


逃げ切れるわけもなく、一瞬で追いつかれる。


「誰だ、お前?」


質問するが、答えない。


「・・・」


無言でそいつは飛びかかってきた。


荷物を置いてなんとか応戦しようと試みる。


剣を振りかざしてくるのを避けて、攻撃を仕掛けようとするが、隙がない。


「…?なぜお前は能力を使ってこない…?」


「?? なんの話だ?」


意味がわからない。こいつはなにを言ってるんだ。能力?


「こっちから行くぞ」


そう言うと男はひたすら剣を振り続ける。


(何をしてるんだ?)


そう思った瞬間、剣から発せられた得体の知れないものが飛び出してくる。


「うおおっ!?」


俺は咄嗟に避ける。


と、同時に、俺に恐怖が襲ってくる。


後ろのでかい石がスッパリ切れている。


「マジかよ!」


「今更ビビったのか?」


「俺の能力は斬撃を操れる」


そういった瞬間男は、剣を振る。


そして、斬撃が飛んでくるがそれをかわす。


ところが、男が指をクルリと回すと、斬撃がUターンして俺の方へ向かってきた。


「!? っかはっ!!」


驚く暇もなく俺は斬撃に首から太ももにかけて斜めにザックリと切られた。


そのまま気を失う…… …






「っは!!」


飛び起きる。


見覚えのある部屋、楓の家の中だ。


隣にいた楓が起きた俺に気づき、怒鳴ってくる。


「買い物も出来なかったの!?帰りが遅いから見に行けば倒れてるじゃない!」


「襲われたんだ」


「当たり前でしょ?能力位使いなさいよ!」


「??」


「なんだ…?その能力って」


「は?マジで言ってるのアンタ」


「え?」


俺は同様する。ここは地球だろ?どっかの外国かどっかじゃなかったのか?


「ここは…なんの世界なんだ…?」


想夢(ソウム)世界に決まってるじゃない」


「能力ってなんだ?」


「アンタ…どっからきたの?もしかして外界からきたの?」


よく分からないが、おそらくここは違う世界だと思い、首を縦に振る。


「なるほど…合点がいったわ…」


「アンタが能力の事を知らない事や記憶がない事にね」


「どういうことだ?」


「まあ、まず外界からコッチに来る時は記憶がなくなるの」


「!? そうなのか!?」


「ええ、だからあんたは自分の名前もわかんなかったでしょ」


「そうか…」


「そして、この世界に入ると、自動的に能力を授けられるのよ」


「俺も能力を持ってるのか?」


「この世界に来たんだから勿論よ。」


「あなた、怪我してばっかりね〜」


「しょうがないだろ…」


「まあ、そうね。馬鹿で使えないもの」


「うるせえな!何も知らなかっただけだろ?」


「何その態度!家に置いてもらえるだけありがたいと思いなさい!」


(親かよ…)


そう思いつつ、しぶしぶ答える。


「はーいごめんなさーい」


「全快したら覚悟しなさい…」


伊吹は絶対に全快したくないと心から思った…

ちょっと設定が難しいですね(笑) 《説明》


えー、まず現実世界と想夢世界を行き来すると記憶がなくなります。


伊吹も記憶がなくなってますね。


そして、この世界には能力があります。


現実世界ではもってなくても、コッチの世界に来たら使えるようになります。


お金の単位はパフです!


単位の理由は なんとなくです!!!


説明終わりです!今後ともよろしくお願いします!

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