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終わり2

「何で君はお父さんが消えたのになく事もないんだい」

その女性に聞かれた女の子はおままごとの手を止めないでこう答えた

「知らない、だってあんなの必要ないんだもの」

しかしそういっている手に遊ぶ人形はお母さんお父さんそして子供と犬がそれぞれ二つある、女の人はその子にまた話かける

「あなたの持っているそれは家族じゃないの、そんな家族じゃないから認め無いの、そのお父さんを」

女の子はそこで初めてその女を見て首を振って言った

「だってこの人形はこうする遊びでしょ、でも現実じゃない、所詮は遊びだから」女の子はそういうと興味を無くしたように又人形達を手に持って遊んだ、しかしそこに会話はない、女はそれをしばらく見続けていたがしばらくしてまた一言言う

「何で会話がないの」

「必要」女の子は首を傾げた

それを見た女性は何もいわず一瞬の内に始めからそこにはなにもなかったかのように消えてしまう、女の子はそれを見る前にまた人形遊びを始めたためにそれには気がつかない

しかしもし見ていたらなんと言って・・いやどのような感情になるのだろうか

しかしその女はもうそこにはいない、それはそれを見る対象はいないことになる


女はしばらくの間至る所に出現して交わることもなくただ一人で居る子供達に会い続けていた、それがどんな意味があるのか・・




今日で人生は終わる、なんて清々しいのだろう、今年で20歳所謂ハタチ

と言う奴である、僕は誕生日を迎えた今日生まれて初めて死を体験することになる、これから迫ってくる沢山の問題を未来に託して、僕は今今日こそこの世界から離れることになるのだ

僕の名前は佐藤 通、どこにもない僕だけの名前だ、それは世界番号で定められた名前であり、すなわち被ることなど何もない・・・しかし誰とも会ったことのない僕にそんな意味があるのかは甚だ疑問だが、そんな多少の疑問も今日までだ、全ての問題は今日に終幕して明日からはなにも悩むことはない、僕は今朝伝えられた時間帯に家の前に出ると、もうそこには僕と同じような年齢の人間が出ていた、きっと僕と同じように全ての悩みから解放されるのだろう、僕はその日気分が良かった、だからみじかにいた一番始めに目に付いた女性に声をかけた

「こんにちは」しかしそれは、話しかけた瞬間に恐怖の顔で僕を驚いたように見て

「話かけんな」とヒステリックに僕に怒鳴り散らしたのだ

「・・・」僕は唖然と悲しくなった、何でこんなに気分が良い日にこんな事を言われなくてはいけないんだ、僕はさっき女が言ったみたいに怒鳴り散らしてやると女は泣き始めてしまった、一体どうしたのだろう、僕はそれをどうすることも出来ないまま眺めていた、何で泣き出したんだ、お前と同じ事をやってやったにすぎないんだぞ、それで何で泣くんだよ

全く気分が悪い、こんな良い日なのに何で・・・でも、そうもう少しでこんな小さな悩みともオサバラだ、明日からはどれほど大きくてもどれほど小さくても未来永劫悩みなんてしなくて済むんだ、僕はそう考えて奴に優しいと言われる言葉をかけた

「ごめんよ僕が悪かった」

女はしばらく俯いたが顔を上げてこちらを見た

その長い髪に白い顔、なにやら絵にも言われる何かが動いた、しかしそれはいけないことだ、僕は呪術仏教課程160伝を見事読破してさらにはその勲章まで貰ったのだ、子供を作ったときでさえ無感情にロボットに性射を試みたがそのときでさえこんな気持ちには至らなかった、しかしどうしてだ、まるで心臓を締め付けられているようではないか、何かの病魔に襲われていたと・・いやこの女が心臓になにやら細工のトラップを仕掛けたのかも知れない・・いや落ち着け自分は呪術仏教課程160伝を読破してさらには勲章まで貰った自分が動揺してどうする、さっきは少し動揺して怒鳴ってしまったが、しかしはじめての実践ではそう言うことも起こる

しかし、大体これで僕も遅かれ早かれ僕は死ぬのだ、たいして気にすることはあるまい

「・・・ごめんなさい妊娠の時怖かったから」

「・・・どう言うことだ」

「ロボットが麻酔したり何かして・・・それが本当は男というものがするって知ってから・・・ごめんなさい・あとありがとうって言うの」

女はそんなことを探って言う、どうも感情表現がいまいち悪いらしい、しかしそんなことで彼女を軽蔑するような人間は呪術仏教課程160伝読破して勲章をいただいた僕にはあるまじき行為だ、僕はその意味のわからないことを言う女に、一応のなぐさめるをしてみる

「怖かったね、僕こそごめんよ怖いことをしてしまって」

「うんうん」女はそういって僕を見た

正直なにを見てもいいだろうが何で目を見たのだろう

いやあれはたまたま真っ直ぐ見たからそこに僕の目があったにすぎない

しかし何だ、胸騒ぎがする、確かこれがあるとよくないことが起きると本に書いてあったがもしかして何かあるのだろうか

・・・・・・しかし今日死ぬ僕に悩みというものはない、呪術課程を卒業した僕には今日まで悩みなど無いにも等しかったが、それでも自由になれるというものは良い、少なくとも将来歯が抜けて入れ歯をしなくて済むことが最大の悩みの僕にはそれは夢のような出来事に他なら無い

しばらくすると白い四角い三階建てバスが到着した


僕はコーヒーを飲んでいる途中、妙な噂を電脳掲示板で発見した

そこには近頃妙なバグがちまたではやっているという

しかしそれは大人には見えず一人で遊んでいる子供が見ると言うが

しかし実質この時代に大人などいないに等しくまた、この話の大筋的に一番厄介とい言いますか重要な点がある、それはあくまで現実世界では見えないとされるというか無理の領域だが、ネット世界のバグが現実世界に姿を現したという

(そんなバカなことは無い)そう思う一方で、昨日見た記憶では

ある噂で、老婆が半ばバグ化していたという、それも警察の記録から探し出したのだからなまじ嘘というわけでもあるまいがしかし、警察というお堅い社会組織だからこそ騙されるという事もある、しかしその確証は遺体が燃やされたらしく今世界じゅうどこを探しても見つかることはなくなって

閉まったようだがしかしそこで折れては電脳空間に巣くっている僕の意味がなくなってしまう、僕は持ち前の電脳サーフィンを始めることにした

しばらくしてかなり前に廃棄されたと思われるあの老婆の書類を見つけ出す、それを一分ほどで復元し終えてから僕はそこから更なる手がかりを見つけようと、「勝手に探査君」を使う

これは、今までの犯罪だけではなく日常すべてのことを綿密に記録して更にそこから、その人間なり機械なり自然現象すべてがどういう行動をしたまたはするかを予想する事が出来る

僕はそれに今回の事件またはその周辺の情報を打ち込んでしばらく待ってみることにした

そんなとき3杯目のコーヒーが空になる前に電話が鳴る

ここに電話してくるのは大体警視庁のお偉いさんくらいしかない、それも警視総監とか言うばかばかりだ、最近業績が落ちただの全く違う愚痴ばかり言うものだから始末に負えずアインと電話線を切ってしまおうかと思っていた矢先でもあった

「おいゼロ君はいるかね」

「すいません時ですが、何か用件ですが」

「珍しいな、いないのかい」

「ええ、どこほっつき歩いてんだか」

「そうかならまたかけ直すよ」

「僕でよかったら用件を聞きますが」

「そうか、悪いがこの用件は前々から彼女と勧めていたんで悪いな」

「そうですか」

「では失礼するよ」そう言って電話が切れる、果たして今回のこの事件と何か関連があるのだろうか、僕は暫くまたサーフィンに興じていたが少しも、何も出て来ないので打ち切るとコーヒーを入れにまた下に向かった



「あんたこんな金どうしたんだい」

「いや俺の給料の一部だよ」

「ロボットにこんなに出すなんてあんたの家は凄いんだね」

「家じゃなくて本当に働いてるんだよ」

「私はそう言ったつもりでしたけどね」

「・・そうかい・・笑っているような感じだけどね」

「それにしてもあんさんも中々江戸言葉が板について来たんじゃないかい」

「まだまだだけど、お前の言葉と話していると俺まで移っちまって、旦那から嫌みを言われたよ」

「私は嬉しいけどねー、あたしの言葉があんたの口から出たと思うと」

「よせやい」

「あら嫌なの」

「そう言う事じゃねーけど」


話休話ー単作ー花魁と抜粋ー



「僕は今あの女が先に乗ったバスに乗っている」・・・・・だから何だというのだ、しかし心が騒ぐ・・・これは何なのだ・・まさか、しかし

僕はそんな心をバスが出発してからも抱えているのである


彼女が座っている席は後ろから3番目であり、僕がいる席からは5席後ろになる、そして今現在僕の隣には誰もいない、だからどうという事もないが彼女を僕の横にしてみてはどうだろうかと今まさにそんなことを考えていた

「隣空いてます」それは今の時代から考えてなかなかの教養を得ている人間の可能せいが高かった、なぜなら人と関わることがほとんど消滅したい間、そんなことを聞く必要性がない人間しかいないのに聞く、まさかロボットかそんなことを考えていたがそのとき、またしても声がする

果たしてそれは最近聞いたことのある声であり、そこで僕は始め手前を向くという行為に移行した

そしてそのバス乗せまい道路に前からは、髪を葡萄色に染めた僕よりもいささか年上に見える外見だがそれは今の時代では老け顔と言うことになるのだろう、しかしみな20代で死ぬので多少はそのことはセーブして良いことと言う意味がもっぱらではあるがそれは本でしか見たことの無いような大人だった

「この席空いてるかしら」彼女は顔色を変えずにもう一度そんなことを言った

「ちょっ・・・少し間ってください、これ上げますからこの席譲ってください」僕は何だろうと彼女を見ると、水色のポーチから黄色いヒヨコのオモチャを取り出して彼女に見せていた・・果たしてそのヒヨコにプレミヤでも付いているのだろうか、僕は二人を見た

この時代みな20代で死ぬせいかそれほどまでに金に執着するものもまた

ものにそれを示すものも少ない、しかし彼女にしてみればそれはよっぽどのものなのかそれともたまたま持っていただけなのか

「それを私に渡してどうすんの」それは明らかに怒るという感情を表に出して言った、仏教ではそれは欲に分類されて初期から修行の内容として考える必要があるとされているから僕としても押さえられるときは押さえるようにしてはいるが、しかしこの女はいきなり何の前触れもなく怒り出した、いくら妙な痛いことをしているからといって

しかし女は更にそのヒヨコの女の鞄に戻した

「さっきの席に戻ったらもう出発するの」

しかし彼女は一瞬目を伏せてからそれでもヒヨコを鞄につっこんだ手でまた握って彼女の前に出して

「お願いします、ここが良いんです」と言った

(こいつ泣いてないか・・・泣いてるなんて子供か・・いくら辛いことが無い時代でも心の成長してなさ過ぎなんじゃ)

彼女を見ていた女はそのヒヨコを掴んだ、一瞬、彼女の顔がパーとしたが彼女はそれを見ずにその手に握られていたそれを掴んで窓を開けて外に投げてしまう

「あっ」彼女はその瞬間一体何があったか分からないような顔をしていたがすぐに外に飛んで行った

「なっ、痛いじゃない」無理矢理外に出ようとしている彼女はまるでイノシシと言う動物のように外に出て行くがそれを道に立っていた葡萄髪の女が邪魔で当たってしまうのだ、しかし彼女はそれも見えないみたいで最後に振り返りざまに彼女を赤い腫れた目で見て(キッ)と睨んで外に出て見えなくなった

「ここ空いてるかしら」彼女は平然と何もなかったようにそんなことを聞いた

「いやここは彼女が座る」僕はそう言おうかどうか迷っていた

そんなことをしている間に彼女はその横に座ろうとしていた

「まっまってください」僕は彼女に言う

「何か文句でも、それともこのバスはあなたのものかしら」

「・・・ただ彼女はまだ子供です、そして僕は彼女のことが・・・・」

「何なのかしら彼女のことが」そんなとき彼女がゴムのアヒルを座っている彼女に付きだした

「交代して」と笑いながら

「何言ってんの」女はそう言うと彼女をきつく睨んだ、そこで僕は彼女が始めて大人なのではなくそれを装っていた子供・・すなわちみなと同じものなのではないかと疑った

そんな彼女に絶えずアヒルの彼女はそれを付き出した・・嫌突き出したと言うよりも突きつけたという範囲内の行動だった

「・・・ふざけてんじゃないわよ」彼女は付いに手を挙げようとした

僕はこれは不味いとアヒルの女の前に割り込むと彼女がアヒルの女につかみかかろうとしているのであろう腕に僕が入ってきてしまったためにその腕をタックルしてしまうような形になっていた

それは泣いていた、僕はどうしようもない喪失感というか焦りに襲われた

あれほど着丈というか大人のような人間がいきなり泣き出したのだ

しかしそこで僕は踏ん張った、このまま流されてしまってはますます収拾がつかない、しかし頭では分かっていながら心は追いつくことがない

僕は一人ただそれを見ていた

その時となりで何か音がした

それは突然破裂音のような音がした

僕はどうしようもなく下を向いていたためそれを見ることはできなかったが僕は今の状況も忘れて上を見た、そしてそこにはアヒル女が座った女に平手打ちしていたところであった

「はーーーい、ストップウーーーウ」

それは何とも間の抜けた声である、そしてその声は皆誰しもが聞いたことのあるお母さんロボと言われるロボで、困ったことがあると必ず現れるのだ、多分今回も付き添いけん監視役としてこのバスに乗ることになっていたに違いない

「どうしたの君たち、こんな場所で喧嘩したらッメですよ」

それはそう言って3人を叱った

そしてそのままアヒル女の左頬にその銀色の手をよせて頬に当てた

「何でぶったの」

「そこに座りたかったから」

「ぶたれる覚悟はある」

「ない」

その瞬間全く同じ音がそのバスに響いた

何時までも2人の泣き声がバスの中からやむことはなかった



僕は今日3杯目のミルクをのどに流していた

別にコーヒーに飽きたわけではない

コーヒーが切れたのだ、ちなみに家に置いてあるには皆インスタントコーヒーのみである、これは僕の趣味ではない皆アインの趣味だ

何でもこっちの方が大量に飲めるから良いだそうだが、あいつは世界中の湖をコーヒーで埋め立てるくらいの財力は持っている、単純にケチなのか意地が悪いのかひねくれてるどれか三つだろう

僕は4杯目のコーヒー抜きのカフェオレを飲みながらまたサーフィンを始めていた、最近勃発しているなにやら怪しいバグの存在

それが果たして単なる機械の誤作動かまたまた、その機械自体には入ったウイルスによものなのか、僕は先ほどからそれを勝手に探査君を使って調べたのだか彼にしてみても不可能なバグが見つかった

今それを気合いでも入れて探そうとしているところなのだ

そのバグの形態からしていままでに発見されまたは作られたものに類似してはいるがしかしそれにダイブして分かるが全くに偽物というか別のものである、それはまさにサンドイッチとコガコーラくらいの違いとでも言ったものか

僕は先ほどのこともあり、場所を探査室に移動した

ここはどんなことをしても場所は家の中ではあるがそこがネット世界の面白いころというか良いところなのか、全く持ってそんな場所が存在しうる

ここでは何をしてもこの家とは切り離されている存在、ここが爆破しても家は吹き飛ばないみたいな事だ

早速僕はその中にダイブした

しかし強いて言うなれば今から探すのはそのウイルスかバグかとにかくそのプログラムの服従させるための行動である

手始めに手当たり次第にそのウイルスにワクチン材を流し込んだが

どうやらそのウイルス自体が何にも依存しない詰まりは、ウイルスであろうが何であろうがその中に進入不可な構造になっていた

こんな事ができるのはよっぽどかねが腐るほどあるテロリストかまたはあいつの顔しか浮かばない

それは入ってみれば難攻不落どころか入ることが想定されてない天空城のような存在とでも言えるもので、仕方なく僕は無理矢理それをまっぷたつに割ってみることにした

少々表現的にはおかしいとは思うが

この体のないと言えばわかりやすい物質的質量など無いにも等しいこの仮想のような世界のものを切るのだが、それは現実的に可能である

それは仮想だからとか言うのではなく、この空間ではそれが変換されているのだ、ちなみに言うなら僕の設備も凄いと言うことも言わずににしてあらずではあろうが


しかしそんな軽口は直ぐにふさぐ結果になった

それは割れた瞬間に内部爆発を起こしたのだ

一瞬の間に僕は絶えずブロックを何重にも囲わなくてはならず

終いにはまた外に出ることになった


「あーーーめんどくさい」僕は牛乳をやけのみしてからまたあの白いドアの中に飛び込んだ

そのあと何十回と生死の危険が伴うワクチン作りをした結果

その中に特別でも何でもない秘密を発見した

それはただおかれただけの小型爆弾であり

そして問題の映像は別にその機械が起こしたものではないと言うこと

即ち差し替えられた映像にわざわざそれっぽい機械をばらまいておいたのだ

僕はすぐさまその幼稚すぎるトリック映像を暴くべく、またしても勝手に探査君を起動したがしかし先ほどのウイルスを調べたときにトラップにかかったらしくその勝手に探査君までも失った僕は、かくして新たな勝手にしててよ探査君3の開発に乗り出す

このまま何の手札もなく立ち向かうには余りに危険きわまりない相手だ

僕は暫く前に作って置いたプロット達を色々組み上げた仕上げする事に変更した




「・・・・・何であなたが僕の隣にいるんですか」

僕の隣にはあの隣に座った葡萄女でもなく、またあのアヒル女でもなく

お母さんロボットがでんと窓際をぶんどっていた

「いえ、ここは共通の母って言うことで」

「意味が分かりません」

「・・・・・そう言わずにあんた、最後の気分はどうなん」

「それを聞きますか」

「まあ、一応の事情を聴取しとかなあかんからな」

「それは事情聴取ではなく、また事情聴取ではなくただのアンケートと受け取ってもよろしいですか」

「・・・そやから事情聴取とはちゃうで」

「嫌ですから事情聴取では無いという上で聞いているんです」

「何を」

「これはただのアンケートだと」

「あんたがそない思いなさるんやったらそれでええんとちゃいますか」

「それではあなたのアンケートに答えましょう」

「それはどうも」

「まず、清々しいです」

「面白いやっちゃなー」

「そうですか」

「ああ、怖くはないんか、止めるという選択も出来るんやで」

「いえ僕はもう少しで無という輪廻から解放されるんです」

「輪廻やから無ではなく有ではないんか」

「言葉のあやです」

「そないこと言ってるといつか言葉にドヤされて偉い目に遭うで」

「それはどうも」

「フラグとちゃうで」

「それはどういう」

「そないばかな話している間にバスが着いたで」

そこに姿を現したのは白だった、真四角の巨大な建物

それが人間の脳味噌のみを入れ替えて作るロボット

朽ちることも、惚けることも、苦しむことも、すべてから解放された存在になれる夢の設備、残りの苦痛にゆがんだ人生をロボットに押しつけてあの世に行くための設備

「どない感想は」

「楽しそうですね」

「死んだら何も思わなくなるで」

「・・これで全てから解放されるんです、どんなしがらみも僕を支配することもまた僕自身がしがらみを作ることもない」

「そないかー」

彼女はバスが止まってドアが開くと開口一番、先頭を走ってバスを降りすと

「えーーーこれより完全ロボットか行程には行りますので一列に並んで付いてきて下さい」彼女はそう言うとどこからだしたのか小さな赤い旗を持って先頭に立ち歩き出す

「これより無菌室には入りますのでみなさまあとは死を待つのみです」

彼女の言葉にあるいはその現実に誰とも泣く恐がり言う出すもの

好奇心に目を輝かして隣と話すもの

僕のように最後の瞬間まで気を落ち着かせようとするもの

または・・・・


「こわくない」

いつの間にか彼女が横にいてそんなことを言った・・ちなみにアヒルの君である

「・・・君は帰るかい」

その答えに彼女は短めのショートカットというか長めのオカッパを振る

「うんうん」と

「それなら今何を考えているんだい」

「あなたは」

「僕かい、僕は生まれたであろう子供がどのような未来を歩進むのかが少し気になるかな・・あとは清々しいくらい清々しいよ」

「私も」

「君もかい」

「うん」彼女はそう言って鞄を胸に抱きしめて言った


「こんな事を思ったことはないかい」

彼女はそのポケーとした顔をこちらに下から見た

園か尾はまさしく聞かれたから上を向いたようで感情から何かを読みとるのは難しそうである

「ごっほん」僕は一つ前置きをしてから話すが彼女は小声で(ゴホンゴホン)と繰り返した

「えーー」次はさすがに僕が少し睨んだせいで続か無かったが小さくごほんとかすれた声で言う

「君は人間がどうやって出来てるか知っているか」

「血と肉と骨」そうだ、彼女は何の感情もなくそう言った

「そうだ、しかしその大本になるものはどうやって出来る」

「卵子と精子」うむ、彼女は答えられて少し嬉しそうに言う

「しかしそれを誰が作る」

「人間」そうだ、そこで僕は、大きく相づちを打って話を続けた

「人間がそれを作っている、即ちそれは何か曖昧なものにより作られてはいない、所謂作り方が存在しているんだ」

「わかんなーーい」

「詰まりは人間が作れると言うことだ」

「作ってどうするの、もっと増やす」

「それはどうだろう、人間というものはアイデンティティーによって生き残ってきたものだ、もしずーーーと同じものだけなら滅ぶものなのかもしれない」

「なら作る必要せい無いじゃん」

「いや、作れるか作れないかが重要なんだ、もし人間がものからそれを作ったとき、人間は無機質から生まれたという事にはならないか」


「次の方どーぞ」

白い看護婦ロボットが僕たちの前の人間にそう言った

「でもそれが分かったところで私はいつもと同じように生きていくと思う」

「もしだよもし、もしも人間がもし、無機質なものから生まれた物体だとしたら、電脳空間に広がるバグ、いやいや、そう身近ならロボットとかと何ら違いのない生き物という事にならないか、元は無機質なのだから

そして作り出せるという意味では同じなはずだ」

「でも猿とチンパンジーの違い程度では」もしもし、うっせんだよと言っていた彼女が言った

「・・・・・・そう言うこと言っちゃうんだ」

「何論破されたと思ってんだ」

「次の方どうぞ」

僕の番だ

「君は今から何になる」

僕の方が先になるのにこんな事を聞いた

「あなたは結局人から別のものになるのが怖くて何でも一つ

何をやっても終着は一つという結論に縋っているんじゃない」

僕は立ち止まった

(・・・・・・・・そうなのか)


今僕はようやく次のステージに勧める段階まで来ていた

もう途中からめんどくさくなって手持ちのバグやらプログラムを使えるものだけ総動員して使いまくった末、僕はある結果を得た

「誰一人としてまじめに何もやらないのだ」

そうそれはこの寄せ集めのようなスパーな昨日でありながらも欠陥が2、30個ほどあるもの達のせいで、現場は更に混沌としている

「おいおまえ達もう良いから出て行け」

途中前を通った、花魁といちゃいちゃ中に呼び出されて不機嫌だったような単作は、千鳥浮きで揺らめきながらどこかに通り過ぎていいく

「おっおい単作」

しかしそれはフラフラとどこかに漂行っていった

(・・・・酒でも飲んだか)

事実この空間には酒の匂いが自分しか感じれれ無いように、飲んだ者だけしか感じられないようにと細工がしてある物が漂っている

「・・・・・白血チュウ」僕は酒好き゛有名なあの白ネズミを見つけだすために、ネットから奴の固定アドレスを探して検索して奴の居場所を見つけ出す

「おい、お前よってこんなことしてただで済ますと思うなよ」

「・・・・・・・・・・・」

「なんかしゃべれ」

しかしその小さなネズミは脇に酒瓶を抱えて黙りこちらを見ていた

「・・・・はぁああ、もおいい」

僕はそう言うと混沌の中さらなるアイテムでもないかとネットに飛だ

正直この宴会場のような物達が邪魔で邪魔でしか多がない

ふときが付いたらこんな有様で、待ったく目を離すのではなく監視役に徹しておけばよかったと改めて痛感した

しかしながらいつまでもそんなことばかりも言ってはいられないと一人ダイブを開始した

「おい時」

そんなとき一人の白いネズミが時・ヲオッチにそんなことを言った

「そう言えばあいつからこんな手紙をもらっている」

そう言う話は早くしてもらいたいのだが

僕はそれを急いで彼からもらうと中身を開いた


「えーー、親類なる友にして、心うるさい同居人」

もう少しましな文は書けなかったのだろうか、奴のひねくれた心まで文章に染みだしたような文字で始まっていた

「君がこれを読んでいる頃は私のような天才プログラムを作る人でも分かるわけがないがしかし、気まぐれどころか性悪の白血チュウもとい爆破中

が渡している時点でかなり切羽詰まっていない時期だろう」

果たして切羽詰まっていない時期が無いという前提でこれは話を進めているのだろうか、かく言う人間兵器もとい破壊プログラマーこと

「世界の混沌ゼロ・アインシュタイン」からしてみればそう写るのかもしれない

「これを読んでいる時点で大した危機感も持っていないようなら気を引き締めて置いた方がいい、これから大きな戦争紛いの革命が起こる可能性がある」

どういうことだ、今までもバグ同士の世界きぼでの弾圧戦は起こってきたのは裏社会の事実だがしかし、あいつはそんなときでも機械にプログラムに命なんて無いの一点張りで何100000000の心が死のうが、笑いながら映画を見ていられるような人間紛いがしかしそこに危機感を示した

これはよっぽどのことらしい

「今世の中でバグと人間の境目が崩れ始めていることは知っているか」

今朝知ったところである、こも世に朝なんて物が存在すればの話ではあるが

「今その均衡が崩れだした、いわゆる現実世界の物質が機械またはバグの生体に変化し始めた、私はこれを長年の欲が引き起こした新たなる進化だと仮定した」

詰まりどういうことなのだろう、僕の脳内プラグがもの凄い勢いで電力を供給して回転し始める脳と言われそうな部位

「長年の人間の脳を死滅させるプロジェクト

、その名も「「「欲死滅0自殺プロジェクト」」」によって

人は20歳になると、脳内から脳のみを摘出してそこに機械を入れる

これによって人の代わりに何の感情もないロボットが残りの苦悩を人の代わりに生きることになる

そのせいで人間の細胞はなれば、肉体による苦悩のない、架空の存在になろうとした、その課程で一番近くに存在しながらも生きていると思われたのがこの世界でありそしてプログラムやバグと呼ばえるものだった

そこで時君、君には頼みたいことが一つくらいある」

何なのだろう一つくらいあるって、どうも僕が頼り無いような言い方に聞こえるのは気のせいだろうか・・いや書き方か・・まあこの世界は全てが同じプルグラムを核に含んでいるのでそれも同じかもしれないが

「君は世界中のプルグラムを現実にする操作をお願いしたい」

一つだったがとんでも無い話を書きやがったぞゼロの奴

「君は今とんでも無いことを言いやがったぞゼロの奴とか考えているだろうがこれにも理由がある、ちなみに言ういなればいつもの思い付きではない、これは言っておこう、まず人間がバグなどのプログラム化をし始めているのであれば、逆にプログラムを現実化させればいい」

何を言っているのか

「そうすることにより、人間はバグの居た世界を現実として生き

我々プログラムは人間の居た世界でまたプログラムとして生きる」

とんでも無いことを言い出した

これはもしかするともしかしなくても人間と機械を入れ替えて世界に閉じ込めることにならないだろうか、かなり前にロボット3原則なんて物は意味をなくしていたがしかし、それは一部の危ない物の話であって世界の政府なんかが作る物はその3原則二皿に規定マニュアルとして500項目以上の規定が強いられている

しかしたぶん今からやることはそのどんな規定を破るよりも重いことになるのではないだろうか

「なお君は今大犯罪を犯そうとしていると思っているかもしれないが

どうだろう、君は現実とこの世界どちらが良い

嫌それだけじゃないだろう、この世界と今の現実違いはあるか」

これは難しい問題だ、人間をこの世界に入れても僕たちを現実の世界に入れたときでは多少だが感覚に誤差が生まれていると言われている

嫌それ以前に何万もいる人間全てが違う感情違う感覚違う体を所有している、これから言えるのは一眼には言えることは何もないと言えることだけだろう

「この世界もあちらを違いなど無い、嫌どちらかと言えばこちらの方が広い範囲に行けるとも言える、どちらにしても代わりはない」

しかしならそのままでいいのではないだろうか

「君は今頃どちらでもいやそのままでも良いと考えているだろうがそうは行かない、今やネットと現実は陰と陽とまでは行かないが、そんな感じになっている、しかしどうだろう、この世があるのはどちらがあるからだと思う」

それは現実があるからこの意味の分からないネットという物が存在しえている、しかし今から言おうと・・嫌かこうとしていることはその現実を機械にしようとしているのだ、それは実質的にこの世に不満ばかりある人間を機械にして仕舞おうなんて言う、3級ドラマのシナリオ並の悪役ではないだろうか

「君は今悪役なんて言う物を想像しているだろうが、それは善悪がある世界での問題でありどうだ君に善悪はあるのか、ないとも言わんがどちらでも良いというのが現実ではないか、これからやろうというのは悪ではない

人間は今、死に向かっている所詮人間がいくらプログラムに変わろうがその人間以外の世界はプログラムではない、だから人はすぐさま死んでしまう、最初私はそれを進化の途中なんて物に思ってしまった

所詮現実も全ての人間が機械化しようがこちらに来ようが、ロボットがロボットを作り続けることが人間なしで可能な世界だ、どうでも良いと考えていた、私にその進化を妨げる気もなかったしな・・・しかし違うと気が付いたのは最近だ、これは人間が死滅するようにプログラムされた現実なのではないかと、奴らは機械など頼らずにも自ら死ねるようにプルグラムし始めていたのではないかと、だから私は奴らに肉体的精神的苦痛のないこの世に変えることにした、しかしまあ、人間のことだ直ぐにこの世に変化しても新たな欲とそれに見合う残念な結果を得ることだろう

しかしそれでもどうだ、現実は存在し続けなくてはならない

私たちがいくら人間が作り出したゴーストなんて意味の分からないような存在でもだ、奴らには現実に生きなくては行けない、しそ手我々はその陰でいつ消えても良いいつまでもあっても良い存在のままで居なくてはならない」

とんでも無いことを言い出した・・嫌言っていたがしかし、それでは言っていることが・・・嫌それ以前に人間なんてものが必要なのか

しかし私は急いでそのプログラムに取り組んでいた

それは連日連夜、全ての多機能コンピューターを数万代束にして有要して

さらには僕のメインコンピュータに繋げて操作した

そして35日後僕は世界をひっくり返すプログラムを開発した

それは人をこちらの世界で生きながらせ、現実世界にバグ達を移転させるよく分からないものであった


かくして私たちは36年の歳月を要して

苦しみのない世界をロボットにより組み込まれたパソコンで制作した

それは世界中の人間を苦しみのない、このよと全く違いのない、苦しみや憎み愛憎全てを危機的に回避した世界を別空間に作り上げその上で移転させるのだ

私たちはロボットに組み込まれパソコンが作ったその魔のボタンを今・・


その時突然パソコンが煙と共に爆破した

その症状は良く知っている、架空世界の地球に存在した

プロジェクトタイプのバグの症状である

(まさか)

それはあり得ない、なぜ機械が嘘の世界に気が付き更なる我々の

そんなことはあり得ない

いきなり目の前のパソコンがついた

「やあ、やっと会えたね、私の制作者どの」

その声は我々が始めに作って死滅したと思われたゼロ号機の声であった

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