一章四節……覚醒……(?)
まさか、戰が……。
あんな風になっちまうなんて……。
ふぁぁぁ~……まだ8時か……寝よ。おやすみなさい。…………な、なぜだ!なぜ寝れない!?……暇だしジョギングにでも行くか。……よっしゃ~ジョギング行こっと!
「戰!起きろ!……あれ?戰!いないの?珍しい…………あっ!優奈、戰見なかった?」
「あぁ、戰なら外に行ったぞ?……どうかしたのか?」
「あっ……いや、いつも起こしてたから……」
「そうか?それではまた、後でボス……」
「うん、また後でね!」
「ほっほっほっ……ふぅ~、一旦休憩……」
ふぁぁぁ~、眠い~…………この辺りって草原なのか~……久しぶりに外で寝るのもいいなぁ……。
「ヨシッ!寝よう……目覚まし♪目覚まし♪ついでに枕♪……今が8時30分だから……ヨシッ!10時にセット!これでよしっあとは寝るだけ~おやすみなさ………い」
「ん?なんだ……あいつ?寝てやがる…………(ニヤリ)おいっ!お前ら、獲物だ!」
「どいつですか?お頭……まさかあの寝ている奴ですか?」
「あぁ、そうだ……よしっ!野郎共いくぞ!」
「おおぉぉぉ!お頭に続けぇぇぇ!」
(ピピピッ!ピピピッ!)
「うおっ!もう10時かよ……まだ10分ぐらいしかたってないだろ……あっ!やっぱり10時だ……帰って寝よ……」
「うおぉぉぉぉ!待て!そこのガキ!身ぐるみ全部置いてって貰おうか!」
「え~~いやだ、んじゃなおっさんたち」
「うりゃぁぁぁ!(ブン)」
「(パシッ)危ないな……やる気か?おっさんたち……まぁやめといた方が……(ブン)ウワァッと!他人の話しは最後まで聞けよ!」
「はっ!んなこったぁ知らねぇな!」
「おっさん、名前は?」
「そう言う時はお前から言うのが礼儀って物だぜ!」
「俺のなま……(ブン)えは、野上い……(ブン)戰だ!おっさんは?」
「名乗る義理なんてねぇからな、はっはっはっ!(ブン)」
(ブチッ)戰の理性が切れた!
「おい!おっさんよくもまぁ俺を、バカにしやがったな…………殺す!ムカつくからお前ら全員皆殺しだ!」
「はっ!何が皆殺し……(ビュン!)だ?」
「まず、一人目……(ニヤリ)ざっと10人か……まぁ30秒ありゃあ十分だったが……おっさんだけ五分~十分かけてじっくり痛め付けてから殺すか……」
「お頭……まさかあいつ、あのデスナチュラルの……」
「おっ!あんた俺のチーム知ってんだ!へぇ~有名になったみたいだな~」
「で、なんだそのチームがどうした!?」
「そのチームの一番隊隊長が、もしかすると、こ、こいつかも知れないんです!」
「そうなのか……ガキぃ!」
「あぁ、そうだ、まぁ、謝っても許さんがな!さっきの男!このネックレスが証拠だ!」
「ほ、本物だ……」
「しかしだとしても……何がヤバいんだ?」
「強さっすよ!やばいんですよ!一番隊隊長、野上戰は、死の狼の異名を持っているんです!」
「へぇ~そこまで知ってんだ!スゲー情報量!まぁ話してるうちに周りの8人ぐらいは殺したけれどもな!」
「ちっ!一旦逃げるか!」
「(シュッ)おい……待てよ!誰も逃がすなんて言ってないだろ?(ドカ!ズシャッ!)」
「ぐっ……ぐわぁぁぁ!」
お頭と呼ばれてた男の片腕が戰が振った剣によって血飛沫を放ちながら空中で数回転してから、地面に転がった!もう一人の男は、戰が殴って気絶させていた。
「あらら、あんたが、避けようとするから悪いんだぜ?……ククク!いいねぇ、その悲鳴!さぁ!もっと出せよ!(ザクッ!ズシャッ!)」
戰は、お頭と呼ばれてた男の両足に、剣を刺してから両足を切り落とした。
「うわぁぁぁ!ハァハァ……」
「もう、片腕も切り落としておくか♪」
「や、やめろ……やめてくれ!お願いだ!?」
「いいねぇその恐怖に怯えた顔、そんな顔を見せてくれるならや~だね!(ズシャッ!……ボトッ)」
「うわぁぁぁ!もう、もうやめてくれ!?」
「いやだ!サテと次は目ん玉でもえぐりとってやるか!フフフ……ハハハハハハハハーハッハッハ(ザクッ!びちゃっ!ボトッ)
「うわぁぁぁ!もう殺してくれ!頼む!」
「ええ~、んなこと言われたらそのまま放置したくなっちまうんだよね~」
「お、鬼……悪魔!」
「フフフ……そうかもなぁぁククク!フハハハハ!まぁ、お前の部下はもらってくからな……じゃあな!(スタスタ)」
「ん?うわ!な、何でお前が、俺を担いでんだ!?」
「いや~それがさぁ、俺もあんまり覚えてないんだよな~こう……記憶が消えてんだ……そんなことより、お前、俺のチームに入らないか?」
「えっ?いいのか?だって俺はお前を殺そうとしたんだぞ!?」
「まぁな、でもお前はなかなかいい力を持っていると俺はみた、だから、俺はお前を誘った、まぁ無理にとは言わねえが……」
「じゃあ、入ってやるよ!お前らのチームに!」
「マジでか!?じゃあ、さっさと帰るか!……よーし!基地までダッシュだ!」
「うぉぉい!まてぇ!」
「うう、疲れた!……ふぅ~」
「全くだ!ハァハァ」
「お前って名前はなんなんだ?」
「野田彰介だ、よろしくな!」
「おう、こちらこそよろしくな!」
「ふぅ~、戻って来たぞ~」
「あ、お帰り~、まさかまた連れて帰ったんじゃ……あっ!やっぱり!」
「別に気にすんなよ!……じゃあ、俺はもう寝るわ……おやすみ(ふらふら)」
「おやすみ~」
(ボスッ)ふぁぁぁ~、なんか今日は変だったな……まぁいいや、考えんのめんどいし……(スヤスヤ)
まぁ、あれはそのうち説明します。