三章一節……報告
「ふはははは!やっと封印が解けた!これで人間どもを混沌に陥れる事が出来る!」
その扉の奥には、龍などの生き物達が数多く存在していた。
そして、次々と龍達が人間界にやって来た。
「そうだ!さぁ、行け新たな我が僕達よ!あの忌まわしき人間達を消してしまえ!」
「グギャャァァオス!」
そして、扉の奥に封印されていた、龍達は全て解き放たれた!
「ただいま!」
「おっ!帰って来たか!」
「うん、優奈皆を呼んできて!」
「どうかしたのか?あと戰は?」
「全部話すから、取り敢えず皆を呼んできて!」
「あ……あぁ!」
▲▼▲▼
「えーと……戰は見つかったけど、連れて帰れなかったからもう一度探そうと思う」
(ざわざわ)
「やっぱり駄目だったか」「まぁ仕方がないか」「どうして何だろう?」
「だけど、人数が足りないから一緒に行ってくれる人を募集します」
「ボス!何を言ってるんですか!」
「そうですよ!俺達全員行きますよ!」
「皆……ありがとう。」
「さて、いつ行くんだ?」
「そうね、今すぐ行きたいけどね、それはさすがに早いから、一週間後にしましょう!それまでに用意を済ませておいてね!」
「おー!」
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「ふふふふふ!ふはははは!これでこの世界は我の物だ!さて、この状態がバレるのは一、二週間後位か……人間どもが驚く顔が目に浮かぶ」
そう言いながら、歩き出した。
「ククク、ハハハハハ!」
そうして、また高らかに笑い声を上げた。
一週間後にどうなるのでしょうか。