二章二節……探索開始!
今回は、探索班の事しか書いてません。
「さて、じゃあ戰を探しに行こっか!」
「秀、椿……ボスを頼んだぞ!」
「オーケー、任しとけ!」
「……(コクコク)」
「さて、歩くのも面倒だし、あれに乗って行こっか!」
「な、何だ!?あれは」
「……!?」
「フフフ!あれはね、ついこの間完成した乗り物よ!その名も……デス・ビーツⅠよ!」
「デス・ビーツⅠだと!?なんて……なんていい名前なんだ!」
「……(コクコク)」
「あの、デス・ビーツⅠに乗って戰を探しに行きましょう!」
「よし!行くか!」
「……(ブンブン)」
「どうしたの?ソノ」
「……燃料と食料を積んでいない……」
「そう言えば……そうだった!……ソノよく気づいたわね」
「……念には念を……」
「ハイハイ、分かりましたよ……これからは気を付けます」
「……(コクコク)」
「よし!じゃあ食料やら燃料を基地から補充してくる」
「オッケーじゃあ秀は、食料で私とソノは燃料を補充ってことで!」
「……(コクコク)」
「オッケーじゃあさっさと取って来るか!」
~秀方面~
「おっ!優奈」
「ん?……秀か、なぜ秀がここにいるんだ?」
「いや~、食料調達をしてんだ……」
「食料か……秀!こっちに来い!」
「ん?」
「食料がいるんだろ!だったらこっちに調理場があるからさっさとついてこい!」
「あ、あぁ!」
「さて、ここから持って行け!」
「おう!サンキュー!(ブーッブーッ)……ん?ソノからだ……ん?なんだ?……食料?大体二ヶ月分位かな~……おう!じゃ!また後で!(ツーッツーッ)……そろそろ戻るか……」
~ゆーと椿方面~
「んーとねぇ~確か、こっちにあったと思うんだけどな~」
「……」
「あ!キョー!」
「あっ!ボス……どうしてここに?」
「いや、燃料を調達しに来たの……キョー、燃料どこにあるか知らない?」
「あぁ、燃料ならこちらにありますよ!」
「ほ、ホント!?ナイスよ!キョー」
「ここにあります!ええと……ありました!どれくらい要りますか?」
「どれくらい要るかな?ソノ」
「……あのマシンってどれくらい積めるの……」
「ええと……十トン位かな?」
「……(トゥルルルルル)……もしもし、秀?…………食料どれくらい積むの…………そう、ありがとう……」
「で、どれくらい積みますか?」
「……八トン……」
「分かりました、じゃあ少し待って下さい」
「これ全部で八トンです!」
「……わかった、ありがとう、荷台ってある……」
「荷台ですか?多分ありますよ」
「……じゃあ貸して……」
「あっ!……はい……どうぞ」
「……ありがとう、じゃあボス行くよ……」
「あ、あぁ……うん……ソノ一人で行けるの?」
「……行ける……」
(ドン!ドン!……ゴロゴロ)
「ソノ?重くないの?」
「……全く……」
「ふーん、そっか……じゃあ、早く行こっか!」
「やっと、着いた」
「じゃあ、今度こそ探しに行こっか!」
「オッケー」
「……(コクコク)」
椿が珍しくしゃべりましたね。
多分これからもしゃべると思います。