やっぱり、多様性って“りっしんべんに生きる”だよね!?
出港を前にパーティーメンバーを襲う!違和感……それは!?
船内のブルーフィングルームには、丸渕眼鏡に坊主頭の艦長クドウ某氏は、席に大仏然とドッカ!と座り、各部署の班長の報告を聞き入っていた。
出港前の最終報告を右に左にまとめているのは、"Maritime Support Group”で活躍していた女性達だった。
パーティーメンバーは、専門用語が飛び交うなか、耳に差し込んだBluetoothを弄り、 退屈さに“Z.z.z.z…♪”となる寸前、教授が「量子コンピューターと生体コンピューターの接続は、良好だ!」との報告に 、
「ホムンクルスの脳に量子チップを脳外科的に埋設して、演算処理速度と並列処理……光速で演算処理された幾つもの事象に有機的な回答を出せる超AI…とんだ化け物じゃねえか!?」
と文系脳で必死に理解した大口以外は、
“ポカ~ン?”
と理解出来ていない。
此の技術が現世に出ちまったら……此の技術を手にした者が世界の勝者だ!
【教授】は、
「イースの科学は、宇宙〰️一っ〰️!!」
と叫んだが……其れを“ボケ”と理解してあげられるのも大口だけで、
“世代が違うからかな〰️!”
と二人して塞ぎこんでいる。
特に第2部のジョジ✗ファンである魔女ローメイは、教授のボケが突き刺さったらしく腹を抱えて笑いたいのを必死に噛み殺している。
“そこかい!”
とパーティーメンバーもツッコミ!たいのを我慢……変に息が合い始めている?
「次元断層航路の把握と修正は、私の【権能】“天空”で補助しよう!!」
と神々しいウラノスⅡ世の発言に皆、一斉に拍手した。
ウラノスⅡ世、ウラ☆Tin!の押さえた両手を組んでのありがとう!のポーズの普段とのギャップにも慣れ初めた“甲鐵”の船員の柔軟性に、
――旧世代ばかりのパーティーメンバーは、恐怖した。――
そんな茶番劇もそこそこに最終報告も終え、
「予定日通り、◯◯(フタマル):◯◯(マルマル)時に本艦は出港する!!」
の艦長の激で最終ミーティングを締め括った!!
この出港前の最終ミーティングでこの中に“美少年”がいなかったことに大口とローメイだけがホッ!と胸を撫で上げおろす。
テミストクレスを選考した問題点は、自殺者であることより……、生涯の宿敵と争った理由が……
“美少年”を争ったとの噂があり……其れを当人に聞くのが面倒臭かった!!
ローメイも魔女ではあるがBLにのめり込む腐女子の気はなかった!
何故か?魔女=腐女子という偏見が世界的に蔓延?腐女子でなくともショタとの誤解にも悩まされていた!
彼女は、正真正銘の“老け専”しかも、魂の年齢を重んじる魔女ならではの老け専なので、
“……ターゲットは、大口のみ!! ”
と力むが大口から耳元で教授が億年単位の年齢と聞き……心が揺れたが……大口が悪戯に息を吹き掛けながらの密告が災い……大口の匂いも彼女を刺激してしまい!
船内で独り悶え苦しむのを理解出来る“変態”はいない。
"MaritimeSupport Group”の周囲に張り巡られたウラノスⅡ世の結界を前に躊躇する“未来の嫁”こと【星乙女】だけは理解していた。
大口七生ことニュクティモースは、生涯なかった“モテ期”を今さら……迎えていた。
アブノーマルな相手にばかりに、
――……御愁傷様!! です。チィ〜ン♪――
「そう、ガラ◯の仮面を被るのよ!」とウラ☆Tin!が黒髪、長髪のウィッグを被り、前に垂らして片目だけだし、言い出したが… 大口もネタについて行けず躊躇したら……周囲に紫のバラの花びらが舞うなか…“未来の嫁”が何も言わずに紫のバラを大口に手渡し去って行く?
「オイっ!お前も元ネタわからないから適当にあわせて逃げてるだけだろ!!ゴラっ!?」
と流石に二時代前のネタ…柴田◯美くらいの大年増しかわからんネタ噛ますなコラー!?
今さら……前回のボケに今回の後書きを使ってしまいました。
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