Tales of boldness〜第15章:新たな
頑張ります
ナズチ達は谷で一番大きな建物の前にいた。
ナズチ『ここか…』
ナズチは一足先に着いていた。
建物の前には門番らしき人物が2人…
門番A『貴様…何用だ?』
門番は2人共、甲冑の鎧を着た…いわゆる重兵士だ…
ナズチ『族長いる?』
ナズチが言い放つと門番達は武器を構えた…
門番A『貴様!!!!族長に何の用だ!!!!』
ナズチ『いや用があるから来てんだよ…』
門番B『怪しいな…バーバリアンの手下じゃないのか?』
ナズチ『断じて違う!!!!』
門番A『はっきり言いきるのがまた怪しい!!!』
ナズチ『だ…断じて違いますぅ』
門番B『言い直しても同じだ!!!!捕らえろ!!!!!』
同時に門番Aが槍を突き出す…
ナズチ『ちょ!!!!!待てよ!!!!』
ガシャアン!!!!!!
門番B『なっ…何だと!!!!』
門番Aはナズチに投げ飛ばされていた…
門番B『くっ!!!!くそ!!!!!』
門番Bも攻撃を連発する…
しかしナズチは軽々それを避ける…
ナズチ(何だコイツら…動きおせぇな…)
ナズチはそう感じていたが門番達の攻撃はかなり鋭く速く正確であった…
門番B『お…応援を!!!!!』
パチ『はい待った!!!!』
門番B『パ!!!!パチ殿!!!!!』
パチ『いや何か久しぶり〜』
門番B『て事はコチラは…』
パチ『な・か・ま』
ナズチ『何か怪しいとか言われたなぁ〜』
門番AB『ヒイッ!!!!』
ナズチ『ぶちまけるぞコラァッ!!!!!』
門番AB『いぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!』
数分後……
パチ『ジッチャン!!!!!』
パチが声を発した先には老人が座っていた…
老人『おぉパチ…帰ったか…』
ナズチ『誰?このジィさん…』
パチ『召喚師一族の長だよ!!!!!』
ナズチ『このジィさんが!?!?』
ユーキ『失礼すぎだ!!!!』
長『ハッハッハ…いいんじゃよ…見た目はすっかり年寄りだからな…』
ケンク『確かにぃ!!!!』
ゴゴン!!!!!
ユーキとパチの拳がケンクに当たる…
パチ『それで話は?』
長『そうじゃな…お前達の力は知っている正直ワシも驚くほど強い…しかし今のままではバーバリアンには勝てない』
ナズチ『何で?』
長『お主らの武器がお主らの力についていっていないのだ…』
パチ『それって…』
ケンク『今のままじゃバーバリアンには勝てないって事か…』
長『そうじゃ…しかし策はある…お主達に合った武器はもう分かっている…だが素材がないのだ…』
ナズチ『取ってこいってことか…』
長『そうじゃ』
ユーキ『ちなみに何を?』
長『龍宝玉じゃ!!!』
ナズチ『はぁ!?!?』
パチ『ジッチャン…龍宝玉って…』
長『ラオシャンロンじゃ!!!!!』
ナズチ『え?』
パチ『え〜』
ユーキ『えぇぇ』
ケンク『えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!』
全員『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!』
長『うっさい…』
あれから結局ナズチ達は宝玉を手にいれるために試練の洞窟にいた…
ナズチ『キャッホォ!!!!!』
パチ『るっさい!!!!』
ケンク『何か飛んでるぞぉ!!!!!!』
パチ『コウモリ!!!!』
ナズチ『叫ぶとかなり響くぜぇ!!!!!!』
ケンク『キャッホォォ!!!!!!!』
パチ『うーるーせぇぇぇ!!!!!!』
ナズチ『お前がな!』
ケンク『お前がな!』
パチ『はぃ…』
ユーキ『馬鹿な事はやめろ…宝玉ってあれじゃないか?』
ユーキが指差した方向には光り輝く石があった。
パチ『あれだ…』
ナズチ『でも横に…』
ケンク『ラオ!ガフゥ…』
ケンクが叫ぼうとした瞬間ナズチの蹴りが脇腹にはいった…
パチ『神速のインパルス!?!?』
ユーキ『うるさい…どうやら寝ているみたいだな…こっそり取りに行くか…』
ナズチ『よし!!行ってくる!!!!!』
ナズチはゆっくりと宝玉に近づく…
パチ『あれだけ騒いでんのに寝れるってスゲーな…』
ナズチはもう宝玉のすぐ近く…
ラオ『ぶっちゃけ起きてるよね?』
…………
ナズチ『ですよね!』
……………。
ナズチ『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!』
その瞬間ナズチは宝玉をパチに投げ渡した…
ナズチ『行けぇ!!!!俺らで足止めする!!!!』
パチ『喜んで行かせていただきます!!!!』
パチは宝玉を持ち出口へ走り出す。
ラオ『グォォォ!!!!』
ナズチ『よし…なるべく時間かせぐぞ』
ユーキ『あぁ…』
ケンク『勝てる気しねぇ…』
戦闘開始!!!!!!
頑張りました