第23夜 「小説版第7夜書き始めました(^^)」
こんばんは mrtkです(^^)
予定に有りませんでしたが、第23夜を公開します。
20151010公開
こんばんは mrtkです。
タイトルがおかしいと気付いた方は鋭いです(^^)
だって、公開済みの小説版は第5夜なのですから、第6夜が飛んでしまっています。
では、何故、第7話を書き出したか? と云ういきさつを書きます。
事の発端は、『通りすがり』様が書かれた感想でした。
【創作メモは敢えて読まずにこちらだけ読んでいますが、安心感を持って読めます。
気になったのは自称の「ボク」。男の「ボク」呼びはそれだけでかなりキャラクター像が固定されます。
敢えてそれを狙っている、必然性がある、というなら別ですが、「ボク」は気持ち悪いと感じる読者層が結構いそう。間口を広げるなら無難に「俺」の方がとっつきがいい気がします。まあこれは個人の印象なので、周囲の方に聞いてみていただけるといいかと。
老婆心からのちょっかいでした。続きを楽しみにしています】
確かに仰る通りです(^^;)
それと、第5話までの主人公の描写を振り返ると、彼は結構な珠です(古い^^;)
人称と性格が乖離している違和感はmrtkも理解出来ます。
と云う事で、何故その様な乖離が起きているのか? を描くのも主人公のキャラ立ちに役立つなぁ・・・ とも思いましたが、特別に何かを直ぐにする予定が無かったので(主人公と亡くなった奥さんのエピソードはいつか書く気でしたが)、ボクという人称に慣れるのを待つ気でした。
ですが、今日、仕事中に(単純作業をしていたので思考はフリー状態)、ふと、主人公夫婦の話を書くのもいいなぁ・・・ だったら、どうして主人公がボクを使っているのかを描写するのもいいなぁ・・・ だとすれば、どうすればいいのかなぁ・・・ 「などと容疑者は意味不明の供述をしており」状態に(^^;)
で、気が付けば1話~2話分相当のプロットを考えてしまいました(仕事しろmrtk! と言われそうですが、ちゃんと手は動いていましたよ^^)
そういういきさつが有り、第6夜を書く前に第7夜に取り掛かった次第です。
結構、生臭い&重い話になりそうですが、もしかすればこの物語のエポックメイキング的なエピソードになりそうな気もしています。
と云う事で、推敲前で肉付けも未だですが、書き出しの最初の部分だけ公開しちゃいます(^^)
第7夜「オレとボクの物語」より
オレは目の前の女子社員を睨む様に見ていた。
短い髪の毛は染色の欠片も無い黒髪だ。
整った顔だが、髪型の印象も手伝ってボーイッシュという感じを受ける。
たいていの従業員は、オレの視線に晒さらされると10秒ももたずに目を伏せる。
だが、コイツは平然とオレと目を合わせていた。
「本日付けで配属になりました衣笠五月です。ご指導ご鞭撻、よろしくお願いします」
そう言って綺麗に頭を下げた。
だが、その動作には媚びる気配は無い。
「オレが店長の中島知平だ。この店に来たからには、オレの流儀に従って貰う」
目の前の女子社員は優雅に頭を上げながら、笑顔を浮かべて答えた。
これだけで目の前の女子社員が只者では無いと分かる。
おっと、主人公が「オレ」を使っています(^^)
さあて、この書き出しから始まる第7夜はどの様な物語を描くのでしょうか?
多分、来週から再来週には公開出来る筈です(^^)
如何でしたでしょうか?
相変わらず自分で自分の首を絞めている気がするのですが、原因は何でしょうか?




