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前設定
地球温暖化の話と、不思議が生まれた話と、それを踏まえたある話をしよう。
近年、CO2やらによって地球温暖化が進んでいる。
年々夏場は暑くなり昔は扇風機付けて縁側に腰かけてスイカを、もしゃもしゃ食らってたのも今は昔。
今ではクーラーが無ければ死ねば良いじゃない、と言わんばかりに熱中症や猛暑日が続いております。
ですが、それにより行幸が一つ。
この摩可不思議が駆逐された科学全盛期の現代の中で。たった一つだけ、未だに氷で覆われた未知の領域。南極大陸。
氷が溶けるにつれ、そこに封じられていた鉱物、資源、そして不思議が緩やかに解き放たれた。
今まで見えなかったものが、現れ、そして意思を持った。小さな消えそうな不思議が形を持つようになった。
驚き、恐怖、歓喜、阿鼻叫喚。
世界が少しだけ感情をはっきりと表すようになった世界で古くから生きているもの達と現代人が四苦八苦する話です。
「まぁここまでの設定は本編では全く意味は無いけどな!」
事前設定は大事なのである




