いい朝が来るとでも思ったか
どうやら俺は死んでいたようだ。
朝、目を覚ましたら、『あなたは蘇りました。』というパネルが目の前にあった。
そして地面に血がついていたので、多分死んだんだろうなと思うしかなかった。
それと同時に、王城が半壊していて、周辺では負傷した人、そしてクラスメイトたちが戦闘をしているところから誰かから攻撃をくらったのだろうと推察できる。
しかしだ、王城は強固な結界に守られているから、並大抵の攻撃では結界が守ってくれるはずなのだが、どういうことだろうか。
さっきから
「敵襲、敵襲。」
と衛兵たちが叫んでいる、そして、瓦礫の山、戦っている姿が目に入る。
「て不味くね。」
この状況は、誰が作ったのかわからないが、現状だと俺達を捕まえたがっているパンゲア教団たちが喜ぶ状況ではないか。
とりあえず俺は、周辺に武器になりそうなものを探した。
あいにくと見つかったのが戦士した衛兵が持っていたものしかなかったので、緊急事態なので、仕方がなくその剣を手に取った。
「安らかにお眠りください。」
それにしても、意外だったのは自分が人の死を目の前にして、案外冷静であったことだ。
「まずは、人と群れることが一番大事だな。」
独り身だと危ないことがあっても対処できるはず無いので、できるだけ新也みたいな強いやつと合流したい。
「そうはいっても、いったい誰が攻め込んで来ているんだ?」
いきなり他国が攻め込んだとも、考えづらいし、かと言って魔族が攻め込んで来たというもの考えづらい。
というかそもそも魔力サーチ機がるから、敵が攻め込んで来ても事前にわかるはずなのだが、ほんとにどうなっているんだ?
ちょっとした高台があったので、とりあえずクラスメイトたちがいそうな場所を探そうと思い高台に行った。
そこで目にしたのが、巨大なクレーターが王城の隣にできていたということだ。
ここでは中心に何があるのかはわからないが、とりあえず隕石ではなさそうだ。
多分大砲とかそういったものでできたクレーターだろう。
「いったいどんな威力してるんだよ。」
巨大なクレーターも気になるがとりあえずクラスメイトたちが群れていそうな場所を探すことにした。
そして、北西ぐらいの場所に人が群れているのが目には入ったのでそこに向かうことにした。
「被検体たちを捕まえろ。」
どうやら今襲撃しているのは、パンゲア教団で間違いないようだ。
そりゃ奴らからしたら今が絶好のチャンスだから襲撃するよな。
隠密行動で、北西に向かうことにした。
護身用の剣もあるが、俺の腕では、すぐに負けて拉致されてしまうだろう。




