クソがあ
「はは、爪が甘いんじゃあガキがあ。」
セフィラムは寸前のところで、逃げる選択を取ったため、生き残っていた。
「まあいい、今は負けていてもいい、力を戻したら、絶対殺す。」
セフィラムはボロボロの体を引きずりながら、静かな場所に来ていた。
「ここまでくれば大丈夫だろ。」
クソクソクソクソクソクソクソ、なんで俺様があんな雑魚に負けるんだ、あり得ない。
でも、もういい次だ今度こそ殺す、絶対殺す。
第一何だアレ都合が良すぎるだろ、天使の力をほぼ無条件で使っているじゃねえか。
ふざけんな。
というかあの偽勇者、あいつだけは許さない。
あいつだけは何があっても殺す、俺様の自尊心ため絶対殺す。
そうして、いったいどれぐらいの時間が立ったのだろうか、だいぶ回復してきた。
「はあ、はあ、よし、これなら動けそうだ。」
ひとまず追手が来るのが一番まずい状況なので、できるだけ遠くに行こうとしていた。
「やあ、大丈夫か?」
「ああ、反転様。我を救ってください。」
「フッ、随分と醜いな。」
ええいやかましい、バカにしやがって、エンゼル教で一番強いからってなんだその態度は、まあ良い反転様がいれば俺様は死ぬことはない。
「ああ、そうだ、新しい権能もちが現れたぞ。」
「もう大罪使徒ができたんですか、流石ですね。」
「彼女だ。」
「お初にかかります、セフィラム=ルーシャ様。以後お見知りおきを。」
「はは、礼儀がなっているじゃねえか。」
助かった。
ん?
なんで俺様の右腕が無いんだ?
まさか。
「クソアマあああああああああ。」
「流石に気がつくか。」
下手に出てやったてのによ、一体何のつもりだ。
「俺様をバカにしているのか。」
「まあまあ、そんなに興奮するな。」
「良い気になるなよクソ野郎がああああああああああああああ。」
そう言って、反転に殴りかかったが、あっさりと片手で止められた。
「じゃあもう殺っていいぞ。」
「ありがとございます。」
「ふざけんな。」
セフィラムは最後の力を振り絞って紫色の剣を反転に向かって発射した。
「ほう、何のつもりだ?」
しかし、剣は反転をそのまま通り過ぎていった。
ど、どういうことだ?
「全く、君が私にかなうわけ無いだろ。」
「教えろなんでそんなに強い。」
「あまり力は誇示したくないんだがね、私は過去に天使を14万殺したことがあるぐらいだ。ただそんだけだ。」
は?天使、あの天使を、何を言っているんだ。
あり得ない、あり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ないあり得ない。
次の瞬間、セフィラムの体は砂のように消え去っていった。
「ありがとうございます。」
鷹橋海咲は感謝の気持ちを反転に伝えたのであった。




