起きろ、お前は勇者だろ。
『起きろ、神条新也。』
誰だ僕を呼んでいるのは?
もう良いんだ、もう本当に良いんだ。
僕が悪いんだ、だから僕ごと殺してくれ。
頼む。
『起きろ、神条新也、お前は勇者だろ。』
だから何だ?
自分のプライドだけで動くやつのどこが勇者だよ。
俺は最低な人間なんだよ。
そうだお前は最低なんだ。
そう目覚めるな、俺様に使われるだけのただの人形だ。
『周りなんて気にするな、お前は誰がなんと言おうともお前だろ。』
そうだな。
戻らないと....
戻るな、お前は堕天したんだ。
そう力がほしいと堕落したんだ。
そうサ、お前は悪魔と契約しようとしていただろ。
そのところを俺様が救ってやったんだろ?
俺様がお前が悪魔付きになる前に普通の人間で、力を与えてやったんだろ?
『起きろ、バカヤロー。』
やっぱだめだ。
俺は堕天なんだ。
そうだ、だから何も考えるな。
俺様のための器であり続けろ。
『お前がいないと、鷹橋海咲も救えない。だから帰ってこい。』
やめろ行くな。
呼んでいる。
やっぱ僕は帰らないと。
責任を取らないと。
貴様は、自分の仲間を眷属にもしているんだぞ、そして罪のない人をこんなに傷つけたんだ。
こんな責任負いたくないだろ、逃げちまえよ。
『起きろ、お前は勇者だろ。』
そうだな、僕は勇者だな。
自称勇者だろ。
何度も何度もやらかして、他人には飽きられるバカ野郎だろ。
起きて、新也、そして私を助けて。
ああ、そうだな、僕は勇者だ!
やめろやめろ、ふざけてるんじゃない。
いや、ふざけていない、
僕は
『勇者神条新也だ』
いや違う、お前は偽物の勇者だ。
いや、本物だ。
偽物だ。
本物の勇者に僕はなる。
やめろやめろ、どいつもこいつもおおおおおお。
クソカスがああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
返してもらう、これは神条新也、僕の体だ。




