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堕天戦⑤

松田が死と引き換えに、セフィラムはいきなり弱体化したため、目の前に居る殺せそうな連中すら倒せない状態になっていた。


「クソガキイイイイイイ。」


セフィラムは、他のやつに目もくれずに松田の遺体を剣で斬り始めた。


「クソ、クソ、クソ。なにをしやがったあああああああ。お前だけは許さん、絶対許さん。おのれえ眷属にして一生おもちゃにしてやる。」


その間に、奪還隊は回復することができた。

しかし、現状はかろうじて動けるぐらいだった。


回復した高柳はセフィラムの異変に気がついた。


「魔力全部持っていきやがれ、喰らえ最大出力特級聖魔法アンチサタン。」


高柳の魔法は、弱体化前なら問題なくセフィラムは耐えれたが、今は弱体化している、そのため。


効果は絶大だった。


「キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル。」


気持ち悪い叫び声をあげていた。


「あり得ないあり得ない、俺様がこんなにダメージを食うなんて、あり得ない。そうだこれは夢だ夢に違いない。これは悪い夢だあああああああああああ。」


「ご乱心のようだな。いまだ。」


同時にセフィラムめがけて大砲が放たれた。


「!!」


「まだあるての。」


「はあ、はあ。どいつもこいつも、カスみたいなことをしやがって、いったい俺様を誰だと思っているんだ。もう良い、お遊びはここまでだ。今度こそ殺す、絶対殺す。」


セフィラムは残った、力を使い、また空にのぼった。


「もう一度打て。」


砲弾は当たった。

しかし、セフィラムは行動を止めなかった。

何かをしようとしている。


「やってやる、俺様は最強なんだ。不可能はない!!」


ああ、やばいどうしよう。

もう力なんてない。


「ん。」


次の瞬間京坂は四枚の翼を切り落としていた。


「ん。」


地面に落下しても、まだ続けている。


「絶対阻止しろ。」


「チッ。」


大罪使徒は再生に力を使うことなく、なにかのために力を使っているようだった。

京坂は止めるべく、また斬りかかろうとした。

しかし、間に合わなかった。


「あばよ。」

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