堕天戦
「ヒャヒャ、やってきたヨ、」
そう言って、セフィラムは俺の前にやってきた。
次の瞬間、大罪使徒特有の圧倒的威圧がこの場を襲った。
その重圧で一瞬地面に突っ伏しそうになった。
「生意気だな、君のような雑魚は尻尾巻いて逃げちまうのがお似合いだってのによ。」
「逃げない、そう誓ったんだよ。」
「そう、じゃあ君は殺さないでおこうか。ヒャヒャ。」
「ハイ、そうですかよ。頼んだ。」
そう言って俺はしゃがんだ。
次の瞬間、京坂さんが後ろから空を斬った。
突然の奇襲攻撃で、これにはセフィラムも対応できなかった。
「無駄だt....
さすがのセフィラムも空間ごと切られたら、思いっきり食らうようで、とりあえず片翼を落としてみた。
「君〜〜〜〜〜やるね〜〜〜〜。ヒャヒャ、」
片翼を落としたが、ものの一秒程度で直しやがった。
「まじか、これは予想外だな。」
「え?なに?翼を落としたら、俺が弱くなるとか思ってたクチ〜?ヒャヒャ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ。なわけねえだろ。」
急に黒寄りの紫色のオーラが大きくなった。
「翼作戦は、だめだな。ためらうな、腕を落とせ。」
高柳の言葉と同時に、京坂さんは、新也の両腕を消し飛ばした。
そして消えた腕の部分から吹き出してきた血の色が、真っ黒だった。
これには、その場にいた人みんなが、まじかよ、と思っただろう。
「あ〜めんどくっさ。」
またもや一瞬で、再生した。
「気にするな、ちゃんとやつの力を削いでいるはずだ。攻撃を続けろ。」
さすが高柳、こんな状況でも冷静に判断してくれる。
「じゃまだな、っね、君。」
次の瞬間高柳の後ろを取っていた。
そして剣を振りかぶっていた。
「ちゃんと対策してる。」
攻撃される瞬間、高柳は防御魔法で、しっかりと防いでいた。
「なに君、戦えるクチ?はあ、めんどくさいなあ。」
そう言ってセフィラムは空に飛び立っていた。
そして、なにかしようとしていた。
「一旦削るか。」
その言葉と同時に、無数の羽が飛んできた。
「守れえええええええええ。」
その羽根はありとあらゆるものを貫通していった。
周辺の建物は全て倒壊した。
「あれ〜だいぶ削ったと思ったんだけどな〜。」
「舐めてもらったら困るね。」
この場にいた人はみな防御魔法で無事だった。




