大罪使徒戦③
戦闘が始まって、十数分程度しかたっていないが、もう倒せないみたいな雰囲気が戦場を充満していた。
誰も怪我をしているわけでもないからこそ、この雰囲気は絶望と言うか諦めに近い雰囲気だった。
「解析部隊3っつばかり仮説が来ました。」
「内容は。」
「1つ目は、分体である説、2つ目は、超再生能力で攻撃を食らっていないように見せている説、3つ目は....。」
「3つ目は何だ。」
「そもそもやつが自然そのものという説です。」
「最後のが現実だったら、嫌だな。」
「どうしますか?」
「そうだな、ひとまず、ここらへんを焼き払おう。」
「どうしてですか?」
「推測だが、やつは自然から力を得ていると思う。」
「検証も兼ねて、一旦ここらへんの木を消し飛ばす。」
「わかりました。魔法兵ここらへんを焼き払え。」
そう言われて、魔法兵は大罪使徒周辺の木を焼き払った。
そしたら、
「ああ、森の嘆きが聞こえないのか、この愚か者ども。」
どうやら効果はないようだ。
「隊長弱体化の気配がありません。」
「おかしい。」
ではいったい、何がやつの力の源なんだ?
それと、なぜこんなにも反撃をしてこない。
いったいやつの目的は何だ?
「魔法兵に伝えろ、特級魔法を2~3個をやつにぶつけろ。詠唱の時間ぐらいはかせげる。」
「私が合図したときに打ち込んでくれ。」
「はっ。」
そうして、特級魔法を大罪使徒に当てるために行動を移した。
案の定反撃を全くしてこないため、時間を稼ぐんは余裕だっった。
「一旦引け。」
「よし、打て。」
特級魔法が大罪使徒にぶつかった。
これなら、超再生能力だとしてもそれを上回る破壊力のはずだ。
「効いていてほしいが.....。」
しかしだった
「ああ、ああ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。」
全く効いている様子がなかった。
「クソ、いったいどうしたら良いんだ。」
もう打つ手などない、討伐は諦めて時間稼ぎに移行するか?
いやそれだとジリ貧で私たちが負ける。
でもいったいどうすれば....。
「森の、自然の、大地の怒りが、怒りが、怒りがあああああああああああああああ。」
様子が変だ。
「許さない、許さない、許さない、自然の怒りを喰らえええええええええええええ。」
次の瞬間大地が引き裂かれていた。
かろうじて全員回避することができたが、かなり危なかった。
「攻撃をしてきたな。」
そうしてようやく戦闘が始まるのであった。




