やっぱあいつら問題児だ
朝、警報がなっていた。
朝にろくなことが起こらないという流れに段々となれてきている自分がいるなと思った。
とりあえず、宿の部屋の外に出てみたら、警報の件について話があると言われ、王城に向かうことになった。
「今度はいったい何だよ。」
多少愚痴りながら、王城についたのであった。
門の前には、騎士団長が立っていた。
そしてみんなが揃ったことを確認したら話始めた。
「例の森で大罪使徒が現れた。ということで、勇者様たちに撃退してもらいたいのだ。」
と言い始めた。
「いや、俺達じゃ叶わないだろ。」
と魔法派の高柳が言っていた。
「確かにそうかも知れないが、今回はただ見ているわけにはいかないのだ。」
「なんでですか?」
「それは、現れたのが大罪使徒自然だからだ。」
ここに来て新しいやつかよ、いったいやつらは何人いるんだ?
「自然の何がまずいのですか?」
「大罪使徒自然は、自然環境が著しく壊れたときに、その原因だと思う、都市にやってきて崩壊させてくるんだ。」
ようは過激な環境保護家みたいなやつってことか。
「でもあの森を破壊したのは大罪使徒ですよね、なんでこっちに来るんですか?」
「それがわからないから、今こうなっている。」
こりゃ逃げられそうに無いな。
ナイツサードと戦ったからわかるけど、大罪使徒はこの世界の天井組だから、勇者として呼ばれた俺達でも叶わない。
そもそも、この世界の一般常識では大罪使徒と戦うのは自殺行為と同じって感じだから、ようはお前ら死ねと言われているのと同義なのであった。
「私個人の意見だが、大罪使徒自然を王都に来させないければいいだけだ。だから無理に戦う必要は無い。」
「いや、倒しましょう。」
いやふざけんな、新也。
お前は市場の事件から何も学んでいないのかよ。
俺達がかなうわけないだろ。
「勇者として、討伐してみせます。」
「おお、そうか、頼りにしているぞ。」
騎士団長もご覧のように、異常者を見ているような感じの雰囲気だった。
ということで非常に不本意ながら大罪使徒と戦うはめになるのであった。




