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いもあに

作者: 裸形炉

「「「花見ちゃんまた明日ね」」」「うん、また明日」数人の友人と別れ家に入る髪を括った少女「ただいま」と一言リビングへ手を洗いテーブルに並ぶ二つのケーキを手に取り「お兄ちゃんと一緒に食べるね」と階段を駆け上がる。そんな娘にこの頃あんなに仲良くなってと喜ぶ母、お兄ちゃんの部屋をノックもせずに開ける。机にケーキをおいた後、ペットボトルのコーラをガブ飲みする「かぁー生き返る」枕が顔にクリーンヒットする。起き上がるお兄ちゃん「太るでしょ!あと女の子が大股開かないでよ!」そんなお兄ちゃんに「えーいいじゃん、学校では楠那っていうザ・お嬢様見たいな子供のご機嫌取りしてんだから」詰め寄るお兄ちゃん「変なことしてないよねよね!」涙目だった「してないよ、其れより“ブリジデントパロス“のデイリークエストやってくれたよな、イベントも周回素材集めも」溜息をついた後「やっといた、ってかパーティメンバーってヤリマ」口を閉じさせ「余計な事はしなくていいからオープンチャットとかするなよいろんな」「知ってるよ危ないプーさんの集まりなんでしょ」そういうこととケーキとコーラを過剰摂取「それで“モノバックル“って会社みっかったのか」ケーキを頬張る妹に「いやまだかな」モノバックルとロゴがついた小さめの段ボールを見つめる二人「インターネットで検索かけても見つからない。ある日手違いで届いた宅配便見慣れない会社名中から出てきたのは不思議な玉手箱、好奇心で開けると煙が充満溜まらずドアを開くと廊下に妹がそこまでは確認できたが意識を失う。目覚めると兄は妹に妹は兄になっていた。

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