中二病患者がファンタジー世界に転送されました。
「この世界は間違っている........」
潮田うしおだ 湊太そうたは24点の数学の答案用紙を見ながら言った。
もともと数学は得意ではなかったとはいえ、こんなにひくい点数は始めて取った。
「今まではギリギリ30点台だったんだけどな.....」
数学教師が点数順にテストを返してくるせいで、回りからの眼差しが辛い。だからと言ってテストの点について気軽に話せる友達はいない。
「30点未満だったやつは、来週の月曜に追試な~」
数学教師の言葉がざわついた教室に鳴り響く。
幸い席は一番後ろなので、残りの数学を追試に向けての勉強に費やし、今日の授業が終わるチャイムが鳴った。
もともと帰宅部なので、支度を済ませてそのまま帰路に着く。
しかし、いつもの帰り道とは少し違かった。
後ろに誰かが着いてくる気配を感じた。電柱の影に人影が隠れたのを確認し、俺は電柱を指差しながら
「誰だ!そこに隠れているのは分かっている!!」
と叫んだ。
しかし反応がない。恐る恐る電柱に近づくと、誰もいなかった。
授業が終わったばかりで、学校の正門から200m程度離れたところであることもあり、道を歩く生徒の数は多い。
さらに最悪なことに、クラスメイトも道を歩いていた。
「なにあれ?また潮田?」
「あいつ頭おかしいんじゃね?中二病怖!」
そう。俺はクラス内で中二病というレッテルを貼られている(クラス内だけだと信じたい)。
理由を話せば少し長くなるのだが、俺は中学入学したての頃、一時期『邪気眼系中二病』というものにはまっていた。
中二病には2ヶ月ほどで飽きたのだが、そのとき痛い言動をしていたことで同級生にからかわれ、嫌がらせを受けていた。
はっきりと訂正すれば良かったのだが、その時は一度でも嘘を付けば信用がなくなり、友達が出来なくなると思っており言い出せず、結局中二病のレッテルを貼られたまま、中学三年間を過ごした。
俺はこの中二病のせいで他人から白い目を向けられ、クラスメイトと壁を作っている。
ときどき幼馴染みの女子や小学校、幼稚園からの大親友がいれば良いとは考えるが、そんなものはいるはずもなく、今更訂正しても受け入れられるはずもないので、クラスメイトの白い目に耐え続けて毎日を過ごしていた。一目を気にする俺にとっては地獄のような日々だった。
土日に必至で追試の勉強を終え、憂鬱な気分で月曜日学校に行くと教室が妙にざわついていた。
近くの男女のグループを盗み聞きすると、どうやら転校生が来るようだ。それもかなり美少女らしい。
どうせ俺には関係ないので、ラノベを読んでいると始業のチャイムと同時に担任と、噂の転校生が入ってきた
どんなに美少女か拝んでやろうと思い、転校生に視線を動かす。
しかし視界に入ってきたのは、予想以上のとんでもない美少女だった。
赤いショートヘアーに、整った顔立ち。背は少し低めだが、幼さを感じさせない雰囲気を持っていた。
名前は『紅月こうづき 焔ほむら』
俺は読んでいたラノベなど忘れ、その転校生をガン見してしまった。
そのせいか目があった気がしたが、まあもちろん気のせいだろう。
HR、1時限目が終わると、彼女は転校生が必ずと言って良いほど受ける、質問攻めにあっていた。
俺はもちろん声をかける勇気などないので、休み時間はラノベを読んだり、追試の最終確認をしていた。
放課後数学の追試を終え、教室に戻ってくると誰もいなかった。
「数学追試俺だけかよ....」
誰もいないのを良いことに俺は独り言を呟いた。
「潮田 湊太」
帰りの支度をしようと、自分の席に向かおうとすると、教室のドアの方から透き通った声で俺の名前が聞こえた。
ここ数ヶ月間で俺に話しかける人など、先生以外でほとんどいなかった(中二病を演じなくて済むので楽だが)。
驚いてドアの方を見ると、そこには転校生の紅月が立っていた。
まさか.....俺を呼んだのはあいつなのだろうか?
などと考えていると、紅月はこちらに速足で近づいてきた。
「潮田 湊太。私と魔界に来て私達の救世主になりなさい。」
.......ん?今紅月はなにを言ったのだろうか?魔界?救世主?本当は中二病じゃない俺は中二ワードの連続で、理解出来ず困惑していた。
もしかしてこいつは俺なんかよりずっと中二病なのではないだろうか?
そんなことを考えていると、紅月から追撃?があった。
「なにを呆けているの?貴方は俗に言う中二病ではないの?こう言う単語には詳しいと思ったのだけれど.....」
どうやら紅月は俺を中二病だと思っていたようだ。いや、解ってはいたのだが正面から言われると.....うん。傷つくな。
「いや、俺は中二病じゃやくて.....」
なんとか言い訳を探す俺に紅月はさらに追撃?してきた。
「中二病じゃない?クラスの方に『貴方が中二病だから近づかない方が良い。』言われたのだけれど...本当は中二病ではないのかしら?」
「それにこの間、学校の帰り道の貴方を観察していたけれども、電柱に向かって話すなんて中二病以外のなんなのかしら?」
う、うぜぇ...てか俺をそんな風に言ったクラスの奴誰だよ!それに俺を見てたのはお前かよ!
「まあ、そんなことはどうでも良いわ。もう一度言います。潮田 湊太。私と魔界に来て私達の救世主になりなさい。」
ありがたいことに話題転換してくれたようだが、内容は相変わらずの電波だった。
「すまない.....良く意味がわからないんだが?魔界とか救世主?それってなんだ?」
「そんなことも知らないの?」
「いやいや、普通知らないから!」
「まあ、良いわ、説明は後よ。着いてきなさい。」
「うお!?ちょ、ま....」
俺は良くわからないまま紅月に胸ぐらを捕まれ、紅月と共に窓から落下し、俺の意識はそこで途絶えた。
目が覚めると俺はベッドの上にいた。
何が起こったのか解らずにいると、紅月が制服のまま部屋に入ってきた。
「調子はどう?」
紅月は一言だけ言った。
他になにか言うことはないのだろうかとも思ったが、取りあえず文句を言うことにした。
「調子が悪くないわけないだろ。急に窓から落としやがって。」
俺は無愛想に続けた。
「それでここはどこなんだよ。」
「魔法使いの国『マギカ』よ」
即答だった。こいつは俺をバカにしているのだろうか。いい加減に腹が立ってきた。
「そんなことより、貴方が私達の救世主になってくれる件だけど.....」
くっ!こいつまともに会話する気はないのか。
俺の怒りもそろそろ限界を突破しそうだった。
「さっきからなんなんだよ!魔界だの救世主だの!訳わかんねぇんだよ!」
俺はもう訳がわからなくわからなくなったのと、紅月の態度に対する怒りで大声で叫んでしまった。
(しまった.....つい大声を...)
俺がそう思ったとほぼ同時に、紅月は冷静に口を開いた。
「そうね。説明しましょう。」
そこで紅月は魔界?救世主?について説明し始めた。
「私達魔法使いの国『マギカ』と、魔属は魔界で約1000年前から戦争を続けてきたのよ。最初はどちらの戦力もほぼ互角だった。しかし魔属との戦力差は開始200年頃から開きはじめたの。
敵がドラゴンを量産し始めた為、魔法使いを一撃で大量に殺害することが可能になったからよ。」
「そこで私達は対抗策として私達には計り知れない力を持った、異世界の生物を魔界に連れてきて、『マギカ』の救世主になってもらい魔法で魔属と戦ってもらうことにしたの。それが人間よ。」
そこで紅月が言葉を切ったので、俺は質問することにした。
「何故ここに連れてくる救世主が人間なんだ?異世界の生物なら他にもいるんじゃないのか?」
「人間には感情があるからよ。」
紅月は少し戸惑いながら言った。そしてさらに続けた。
「感情があることは人間の大きな武器よ。感情があることで、壊れもするし、強くもなる。だから私達が救世主として連れてくるのは人間なの。」
「そんなもんか。」
少し引っ掛かる言い方だったが、一応は納得したので、曖昧な反応しておいた。
「もう一つ良いか?俺たち人間は、お前ら魔法使いじゃない。魔法なんて使えないんじゃないのか?」
「いいえ。魔法使いも産まれた時から魔法が使えた訳じゃないもの。少しは才能も影響するけど、練習で上達するから大丈夫よ。心配いらないわ。」
理解はしたが、その言い方だと『俺が魔法が使えないから、救世主を拒んでる』みたいな言い方をしているように聞こえるな。
「続けるわ。今までに何人もの救世主がここに来て、魔属と戦ったわ。そして貴方は72代目よ。」
「72......!?」
俺は驚きのあまり声に出してしまった。
「72ってことは救世主が俺の他に71人もいるってことか?それなら俺がやらなくても.......」
「いえ、違うわ。貴方の他に71人『いる』のではなく、正確には71人『いた』よ。」
「いたって......まさか.....」
正直俺はこれ以上聞きたくなかった。なんのなくこの先は予想出来たのだが...まさか...違うよな?
「死んだわ。」
紅月はあっさりと言った。
やはりか...こいつは俺にそんな危ないことをやらせようとしたなんて...
「死んだってどういうことだよ!どうして...なんで死んだんだよ!」
俺は紅月に僅かな怒りを覚えながらも、少し強めに問いただした。
「彼らは弱かった。だから死んだの。」
「1代目救世主は戦いの中で油断したところを敵に斬られ、2代目は部下を目の前で殺され、精神を崩壊、3代目に至っては敵地に単独で乗り込み捕虜になり、最後は魔属達に死刑にされたわ。
まともに生きた者もいるわ。けれども戦争だもの。誰がいつ死んでもおかしくない。」
俺は人助け程度なら、いくらでも救世主になってやった。しかし、この話を聞くと救世主はかなり命懸けのようだ。
それに俺には関係のない世界の話だ。俺がわざわざ救世主をやる意味がないからな。
「俺は救世主を辞退する。」
俺は紅月に向けて、はっきりと言った。
「いいえ、ダメよ。貴方に拒否権はない。選ばれた以上、救世主としてこの世界を救ってもらう。」
「やるわけないだろ。」
というか今の説明でいったい何人が救世主とやらになるのだろうか?
「やらなければ、貴方の大切な物を全て壊す。」
ん?今こいつは何て言ったんだ!?
「おい....お前今なんて...」
「もう一度だけ言うわ。やらなければ、貴方の大切な物を全て壊す。」
そこで俺の思考は完全に停止し、そのままベッドで現実逃避しようと夢の世界に入ろうとした。
しかし俺が寝ようとしているのが、紅月にバレたらしく、後頭部あたりに強烈な痛みが走った。
「痛ってーな!なんだよ!まだなにかあんのかよ!」
振り替えるとそこには、ほうき持った紅月がいた。
「まだもなにも、話は終わってないわ。そんなに疲れているのなら、寝ても良いわよ。貴方が救世主になることで話を進めておくから。」
いやそれ全然大丈夫じゃないだろ.....こいつはどこまで自己中なのだろうか。
「なにを不思議そうな顔をしているの?貴方には拒否権はないと言ったわ。どうせ救世主になって貰うの。
まあ、やらなくても良いわ。その時は貴方が現代に帰って、全てを失っていても私達の知るところではないけど。」
『全てを失っている』だと?
「つまりお前は俺が救世主を引き受けなければ、現代にある俺の大切な人も全員殺す。と言うことか?」
自分でも驚くほど落ち着いていた。
友達なんて元々いないので、大切な人などは親しかいないことに気付いた結果だ。
「そうよ。私が貴方を脅してることに気付いていなかったのかしら?」
こいつ簡単に殺すだの、死ぬだの言うな...性格が歪んでいるのだろうか?
だが親を殺されては困るし、現代にある俺の大切な物の対象がどこまでか、わからない以上どうすることも出来ないな.....俺の住んでいた世界や、俺自身だったら困るし。
「仕方ない.....俺がその救世主とやらになってやるよ。」
つい言ってしまった。ボソッと言っただけなので、気付いてなければ良いが...俺は昔からどうも思ったことを後先考えず言ってしまう悪い癖がある。この癖のせいでいろいろ苦労してきた。
「ようやく承諾したわね。」
紅月はニヤリとした。
俺はやはり聞かれていたかと思い、覚悟を決めた。
「では、新救世主を記念して開かれるパーティの準備が整っているわ。今すぐ私に着いてきてちょうだい。」
これでやっと寝れると思ったら、パーティだと?
「そのパーティは俺が絶対参加しなくちゃダメなやつなのか?」
正直今日はもう疲れたので寝たい。いや、ずっと寝てたかもだけど寝たい。
「もちろんよ。主役が不参加のパーティなんてあり得ないわ。」
そんなことを言われ、部屋に何人がメイドが入ってきたと思ったらなし崩し的に、着替えさせられた。
「着替えは出来たようね。では会場に行きましょう。」
会場に向かうと言っても会場は城内らしく、徒歩での移動となった為、その間紅月から注意点などを聞いておくことにした。
「紅月、なにかパーティでの注意点とかあるか?
自慢じゃないが、俺はナイフとフォークも使えないぞ?」
「本当に自慢じゃなくて驚きね。」
少し和ませようと自虐をしてみたのだが、紅月には効かなかったようだ.....
そして紅月は続けた
「特に注意はないわ。けれども国王への態度は気を付けて。当然よね。あなたの方が王に仕える身なのだから。貴族は.....どうでも良いわ。後からどうにでもなるから。」
「ん?貴族には媚を売らなくても大丈夫なのか?」
俺の勝手なイメージだが、貴族に媚を売って資金を出してもらうみたいな感じだと思っていた。
「貴族なんて、どうせ無能な親父ばかりよ.....先祖から守ってきた土地にすがり付いているだけのゴミも同然。」
なぜ紅月がここまで貴族に厳しいのかは、わからないが俺の第一印象もあるので、少し媚を売らせて貰おうなどと、考えているとパーティ会場に着いた。
「やはり金持ちの集まりって感じだな。」
俺は素直にそう思った。
しかし紅月はそれを良く思わなかったようで、反論?してきた。
「あの貴族達は金持ちではないわ。この国に金がなくて困っているのに、持っているはずがないもの。どうせ見栄を張っているんでしょう。」
何故紅月は貴族に厳しいのだろうか疑問に思ったが、目に見えるほど不機嫌なので話しかけるのを躊躇った。
「会場はここだから。適当に時間を潰していてちょうだい。あとで壇上で一言喋って貰うから、それも考えておいて。それじゃあ.....」
それだけ言い残し紅月はどこかへ行ってしまった。
俺は一人で特にやることもないので、取りあえず怪しまれないように会場をうろうろしながら水を飲んでいた。
「しまった。水を飲み過ぎたか.....」
30分位経つと、俺は水を飲み過ぎたせいか急にトイレに行きたくなったので、トイレに向かうことにした。
「まてよ.....俺場所知らねぇじゃねぇか...」
近くで飲み物を配っていたメイドさんに、トイレまでの道を聞いて、用を済ませた。
会場に戻る途中で、貴族と思われる人が五人ぐらいで集まって話していたので、盗み聞きしてしまった。
「今日のパーティは新救世主を歓迎するための物なんだな。」
「この国も終わりだな.....救世主救世主って救世主がこの国を救ったことなど一度もないわ!」
「どうせすぐに死ぬだろう。」
「今まで71人も死んでるからな.....」
「死ぬやつにかける金なんてないぞ!」
少ししか聞こえなかったが、俺が期待されてないのはわかった。
いや期待されても困るのだが、すぐ死ぬなどとバカにされるのは性に合わない。
どうせやるなら魔属を蹴散らして、『マギカ』を勝利に導きたい。そう思って意気込んでいたのだが、期待されてないと知ってはやる気もなくなる。
だが、俺は無性にやる気が起きていた(もちろん腹も立っていたが)。
会場に戻るとさっきよりも人が増えていたので、何事かと思い、ステージを見ると、国王の挨拶が始まっていた。
「我々マギカは今まで魔属に苦しめられてきた。
マギカの救世主も71人失った。しかし!まだ我らは負けた訳ではない!今日ここに集まって貰ったのは、第72代目救世主の『ソウタ』を歓迎するためだ!」
なんとなく湊太の発音が外人っぽかったが、国王が俺を歓迎してくれているのはわかった。
「さぁ選ばれし救世主ソウタよ、前に来るがよい!」
呼ばれたので前の壇上にに行くと貴族達や、メイド、執事までもが俺を見つめている。緊張で少し冷や汗をかいてきた。
「そう緊張するでないぞ、ソウタよ。さあ一言頼む。」
これが紅月の言っていたことか、などと考えながら気の利いた言葉を探すが緊張でまったく出てこない。
黙って考えていると、会場がざわつき始め、さっき話していた貴族達から俺を批判する声が聞こえた。
「今回もダメだな。」
「いつまで救世主などを求め続けるのだ。」
「この国はもう終わりだぁぁぁ」
軽くだか、叫び始める者まで出てきた。
一方俺は会場の声を聞き、さらに緊張して頭が真っ白になっていた。
となりで国王が、なにか声をかけてくれているが全く耳に入らない。
俺はそんな中ではっきりと、さっきの貴族達の会話を思い出した。
『どうせすぐに死ぬだろう。』
『もう71人も死んでいるからな。』
『死ぬやつにかける金なんてないぞ!』
思い出したら無性に腹が立ち、見返してやろうという気持ちになってきた。
「全員静かにしろ!」
気付くと俺はマイクを握って貴族達に向かって怒鳴っていた。
「俺はこの国『マギカ』を魔属達の手から守る為にやってきた、救世主だ!俺は、今までの無能な救世主とは違う!必ず魔属を撃ち、このマギカを救って見せる!」
(またやってしまった......)
俺はまた思い付きで大きな事を言ってしまった。出来る確証など有るわけがない。
しかし会場の雰囲気は盛り上がりを見せ、国王は感動で泣いている。
俺は全身にさっきより酷く、冷や汗をかいていた。
となりで国王が泣きながら、俺からマイクを奪ったので何を言うのか見ていた。
「皆のもの!聞いたか!ソウタの勇姿を!これこそ我等が求めてきた救世主の有るべき姿ではないか!
我は感動した!ソウタの勇気に期待と感謝を込めて、ソウタが魔属を撃ち取った暁には、我が愛娘『アストレア』をソウタの婚約させることを約束しよう!」
!?このおっさんは何を言っているのだろうか!
ついに血迷ったかと思ったが、その発言により会場は更なる盛り上がりを見せていた。
結局パーティは盛り上がったまま終わったが、俺はこれからの魔属と戦って行く生活に、不安以外のなにも抱いていなかった。
読んでくださった皆様ありがとうございましたm(__)m
今回初めて小説家になろうに投稿させて頂きました、ケロ吉です。
作中漢字間違い、誤字脱字や文章が見辛かったりしますが、2話も製作中ですので、懲りずに読んでくれると嬉しいです!
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ありがとうございましたm(__)m
追記:11月4日23:16に本文の間違いを訂正し、少し内容を変えました。