やりとりと残る疑問
返答はメーラーのログでは、「Thu, 12 Jul 2012 20:51:21」つまり、7/12 20:51:21であり、その日に返答があった。
Rizly 様
いつも小説家になろうをご利用頂き、ありがとうございます。
小説家になろう運営です。
ご質問いただきました件につきましてご回答いたします。
> 1/「上海アリス幻樂団」様の「東方Project」における作品については個々での確認の上での掲載となるのか。
権利者様が何らかの形で二次創作許可に関する意見表明を行われておられます場合は、
運営より掲載に関する代理問い合わせを行わせていただきました上で
投稿受付開始の判断を行わせていただきます。
投稿受付を開始いたします際は小説家になろう公式ブログ等で
告知を行わせていただきますので
運営より投稿受付開始の連絡が行われていない状態での
二次創作の小説家になろうへの掲載はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
> 2/もし上記1に当てはまらない場合、ユーザ側としてどのように対応すればよいのか。
小説家になろうでの二次創作の投稿をご希望の場合は
まずはお手数ですが権利者様の二次創作に関する意見表明をご確認いただき、
許可が行なわれております作品につきましては
意見表明が確認できるページのURLを添えて運営まで
ご連絡をいただきますようお願い申し上げます。
その上で前述のように運営より代理問い合わせの上で対応決定となります。
> 3/そもそも発端であるにじファンサービス終了理由が、『規制理由の権利問題解決には、全作品の権利者様に対し、運営が掲載の確認を行うことが難しい』と書いているものの、小説家になろう側では『個別に確認している』との趣旨が書かれているが、規模こそ違えど多くの「にじファン」ユーザが「小説家になろう」へ大量に移動してくることが予測でき、尚且つ問い合わせに対して個々に対応が「にじファン」ではできず、「小説家になろう」で対応が可能という理由は何か。
まず、7月4日の告知の時点ではにじファンには既に多数の二次創作作品が投稿されておりました。
その為、その二次創作作品の原作となった作品も非常に多岐に渡ります。
にじファンの継続運営を行ないます場合、まず行なうべきは
既に投稿されていた作品の原作の権利者様全ての意見表明の確認対応であると考えております。
しかしながら、確認作業に必要となる問い合わせの件数やそれにかかる時間等を考慮いたしました結果、
とても現実的な対応ではないとの判断を行ないました次第です。
今後小説家になろうで対応を行わせていただきます際は
二次創作許可の意見表明を行われている権利者様に限らせていただいております。
その為、問い合わせを行います権利者様も限られてまいりますので
対応が可能であると判断いたしました次第です。
回答は以上です。
今後とも小説家になろうを宜しくお願い致します。
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グループ:HINAproject
小説家になろう:http://syosetu.com/
担当:rame
mail:syosetu_admin@hinaproject.com
つまり、まず公式見解を出していることでふるいにかけ、そこから運営が確認するというものである。
そして、推測になるがどうも運営は「にじふぁん閉鎖ありき」で考えていた可能性が非常に高く思える。
というのも、最初から無茶苦茶なハードルを設定していると思えたからだ。
ここで例にとるのはTYPE-MOONさんである。TYPE-MOONさんは公式HPにて二次創作OKと出している。
この文で何が考えられるだろうか。TYPE-MOONさんは個人の作家レベルではなく、一企業である有限会社ノーツさんのブランドチームである。
そんな中、個人が二次創作の許可を頼むため、電話、メールなどで問い合わせたらどうなるだろうか?
一人二人ではなく、百とかそう言った単位で押し寄せたら?
答えは、業務が滞る。
そういった部門があるかもしれないが、それでも大会社や通販等の会社であればあるが、あまり大きくない会社だと、それこそ規模も違う。兼任対応している可能性すらある。
こういった対応を省くため、公式に載せていたとしたら?
はっきり言って、迷惑極まりないことである。