ゆるいシフォン主義
思い付きのふざけた小説第一弾。
気紛れで終わる話。
聖歴1838年、『シフォンケーキ美味い』と言うことで大エール帝国が「シフォンケーキを世界に広めて、シフォンケーキ好きによるシフォンケーキ好きのためのシフォンケーキ好きの世界秩序を構築しよう!」と発言。
既に、大エール帝国の支配権だったカレー帝国は「そんな甘ったるくて不味い物を食えるかぁ!!」と大激怒して、英印戦争を勃発させたが、大の甘党がカレー帝国でも多数派を占めていたため、紅茶革命と言うシフォンケーキに合う紅茶拡散を狙った革命により、カレー帝国の逆襲は半年で終了。
かくして、大エール帝国によるカレー帝国支配が強化された。
それから、三十年後の極東アジア。
味にうるさいとあるアジア人がシフォン主義に異議を唱えだした。
彼の国は、そう、日本だった。