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第四話 魔力の説明

今回は魔力の説明です。

結局、フェンリルは、確かに売るとしたら莫大な資産が築けるらしいが、

マスター(ギルドマスターの略)の薦めで、確かに必要ないのだが、

持ってないと怪しまれるので、武器と防具、の材料にする。


フェンリルの皮は、昔に、マスターが幼少の頃一回だけ見たことがあるらしい。

それはとても良い武器防具の材料となるらしい。


そしてそれと同時に、

まあ予想はしていたが、俺はランクEから一気にランクSになってしまった。


因みに、ランクSはランクの中でも特別で、その個人情報は明かしてはならないらしい。

なぜなら、ランクSという事で、確かに味方も増えるが、

それと同時に敵も増える、という事だ。


なので、基本的にランクSの人間は一般人に正体を明かしてはいけないらしい。


で、もうカードは更新した。


今はマスターの家に居る。これも豪邸だが……。

そして、マスターの書斎に来ている。


「で、用とはなんですか?

それとも、依頼がもう来たんですか?」


「まあそう焦るな。何か手がかりがあったら私から言う。

それより、今日からアイには、魔法を覚えてもらう」


「魔法、ですか?

しかし俺は魔法など無い異世界から来たんですよ?

そんな俺が魔法を使えるのですか?」


「それに関しては大丈夫。

私にはアイの膨大な魔力が見える」


「膨大、ですか?」


「そうだ。

なぜかは知らんが、君は超能力?を無視しても普通にランクS級の魔法使いだよ」


「そうですか。ですが、俺には超能力があるんです!

今更魔法を覚えるのも……「君は今のままで良いのかな?

ホムンクルスとやらに負けた時のまま帰っていいのか?」

……それは……」


「エゴだよ、それは」


「ッ! …………」


「君は、大切な人が待っている、と言ったね?」


「はい……」


「それなら、今の君にできる事は、いや、やりたい事な何かな?」


俺がやりたい事、それは、

向こうの皆を護る事。

もう二度と、傷つけさせない程強く、強くなる事。


「君のためにも、魔法は習得しておきなさい」


「……ありがとう、ございます」


「いや、私は何もしていない。これは君の意思だ。


……それより、魔法を教えよう。

着いてきなさい!」


そう言うと、マスターは書斎の後ろにある扉を開ける。

するとその部屋の中には地下へ続く階段があり、マスターはそこを降りていく。

俺も急いでついてく。


しばらく降りるとまた扉がある。

マスターはその扉をゆっくりと、開ける。


「ここが……私がまだ君の様に若い頃に魔法の修行をした部屋だ」


中は、とても広い。

多分、部隊の訓練場くらい広いと思う。


その中央に行き、マスターが振り返る。


「まず、魔法の基礎だ。

魔法の元は魔力、これは分かるね?」


「はい。それくらいなら……」


「魔力にはまず、外的魔力、内的魔力に分かれる。

これらは文字通りだ。

内的魔力は、元来人の体に生まれた時から備わっているもので、その量は先天的だ。

なので、いくら特訓してもまったく上限は変わらない。

これは体から自然にあふれるもので、普通に生活していれば普通に魔力は回復する。

内的魔力を完全に失うと、意識不明、最悪の場合は死ぬから気をつけろ。


外的魔力。

これはこの世界に元々あるもので、内的魔力が宙に舞っているものと同じと思っていい。

しかしこれらは、人には絶対に取り込めない。何故かは知らんが。

だがなぜこれを教えたかというと、

この外的魔力は、上級魔法、まあこれは後で説明する、以上の魔法を使う時、内的魔力に

プラスし、補助する役割を担うんだ。

その他には、身体の一部に集め、体術を強くしたりする事もできる。


少し長かったけど分かったかな?」


「……はい、なんとかですけど分かりました」


「そうか、じゃあ次は…………」


憶える事多いな……

魔法の説明は長くなるので、次回を丸ごと使いたいと思います。

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