第2話 初めての転生
「おめでとうございます。元気な男の子ですよ。」僕は、まだあまり意識がはっきりとしていない状能でそう聞こえてきた。
(生まれたんだな。また、あんまり体の感覚がないな。このまましばらく待つしかないのか。)と思い、少しの間寝ることにした。そして自分の感覚で5時間ほど寝たなと思い、目を開けてみると、小学校の入学式の途中だった。僕は、すごく驚き、とまどった。
(なんで、僕は絶対に6年も寝ていない。)と考えていると、頭の中に声がしてきた。
(えっと、聞こえていらしたら返事をしていただけますか?)と聞こえてきたので僕は 、
(はい。聞こえてしますよ。)と頭で考えた。今の状況を考えるとこれが精一杯だったので伝ってくれと思っていた。そうしたら頭の中に声がこえてきた。
(はい。開こえていてよかったです。それでは今の状況をお伝しますね。 多分なぜ生まれてすぐの所から今の小学校入学まで飛んでいることが気になっていると思います。それは、少し私が時間を飛ばさせてもらったんです。1〜5歳は、あんまり体をしっかり動かせない時期がほとんどです。その代わり、家にあるあなたの部屋の中にいいものを置いておきました。それ以外に何が聞きたいことはありますか?)と聞かれたので、僕は、
(もう少し補填してもらうことはできますか?)と聞いてみた。そうしたら声の主は、
(はい。いいですけど、何が欲しいんですか?)と聞かれた。僕は、
(この人生としてだけでなく全部の人生で飛ばしてくださると思うんですけど、幼少期の記憶がない状態だと、今までどう生きてたのかとか、この世界でどのようなことがあったのかなど、知らない状態だとかなり厳しいんです。なので、幼少期の記憶がある状態にしておいてほしいというのと、これは質問なんですが、貴方はあの天使で大丈夫なんですよね?)と聞いた。僕は失礼なことを聞いちゃったかなと少し心配になったが、声の主の反応は意外だった。
(失礼ではないですよ。そうですね。最初に名乗るべきでした。じゃあ、先に質問の方を答えさせていただきます。私は、姿から天使と勘違いを受ける事が多いのですが、私の本当の職は、女神なんです。なので、転生とかそっち関係について色々できるんです。そして、幼少期の記憶が欲しいとのことでしたよね。これは補填なので、どの世界に行っても幼少期の記憶はあるようにいたします。それではもう大丈夫ですか?)と天使改め女神に言われたので僕は、
(はい。大丈夫です。)と心の中で唱えた。そうすると、女神様から、
(ではまた。あ、そうだ。もし私になにか用があったらまちにある教会で祈ってください。それでは。)と言って、それから女神の声は聞こえなくなった。僕は大量に雪崩れ込んできた幼少期の記憶の処理をしようと思ったが、先に小学校の入学式を終わらせてしまうことにした。




