なろうはエロスでいっぱい
いつものごとく妄想系エッセイです。
なろうの半分はエロスで出来ている。
なんだかわかったようなことを言ったが、残り半分が何で出来ているかはわからない。ただなんとなく格好良いから言ってみただけだ。
話をもどそう。
そう、なろうはエロスであふれている。勘違いしないでほしい。エロではなく、エロスだ。
エロであふれていたら、夜想〇やお月様になってしまう。ここは健全ななろうだ。安心してくれ。
エロとエロスの違いは何かって? それを説明するとここでは書けなくなってしまうから省く。決して面倒くさいからではない。信じてほしい。
さて、まずは書き手だが、彼らは私を含めて全員エロスの塊だ。
文字を使って自らの欲求・欲望を昇華せんとするプロのエロシストと言い換えてもよい。なんならエロスが擬人化したのなら、それは書き手だろう。
そして、読者もまたエロスの探究者だ。
顔も見えない相手がさらけ出した文字の羅列を読んで、泣き笑い怒り、その結果生じたエネルギーを、感想、ブックマーク、評価、レビュー、PV数という形で書き手に返すことで、新たなエロスが生まれる。
そう、書き手と読者の関係とは、究極的には男女の営みあるいは人間同士の愛の形に近いのだ。どちらが欠けても成しえないという意味においても。
と、ここまで書いてきて何が言いたいかというとね、実は私、お気に入り登録が恥ずかしいんですよ!
だって、ハートマークですよ? 最初見たとき乙女仕様か!? って思いましたからねっ!!
何言っているかわからない方もいるかもしれませんが、ユーザー登録すると、他のユーザー登録者をお気に入り登録できるわけですよ。そうすると相手のアイコンにハートマークが付きます。
なんか好きみたいじゃないですか!?
いや、もちろん作品とか、活動報告が面白いから登録するわけで、ある意味間違っているわけではないですけどねえ。
しかもですよ、これ、相手の人もこちらをお気に入り登録してくれると、ハートに矢が刺さるんですよ!
両想いかっ!! 恋愛成就かっ!!
まあ、ある意味両想いでまちがっていないんですけど、ビジュアル的にねえ?
だって、例えば、厳つい強面のなろう作家さんなんて、「くっ、殺せ!!」とか言って悶絶してそうですし、女性作家さん同士だと、秘密の花園みたいで妄想が捗りそうですよ?
まあ、なろう歴の長いベテラン作家さんともなると、たくさんのハートマークを並べて、ハーレム、逆ハーレム気分を味わっているのかなあ……なんて想像してしまいます。ふふふ。
そして、きっと運営様は、そんなカップリングを見て楽しんでいるんだろうなあ……と愚考するのです。
結論、なろうはエロスでいっぱい。
私の頭の中もエロスでいっぱい。




