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九十八話  王都に向かう準備6

初めての投稿です。

誤字•脱字や矛盾点も多いと思いますがコメントでお教えください。よろしくお願いします!


〜お知らせ〜


この小説のタイトルを

『スライムを主とした仲間達と異世界を生きていく』

から

仲間の従魔達の力と規格外ステータスで異世界を楽しく生きていく  〜戦闘は規格外ステータスで、生産は従魔のスキルで簡単にこなしちゃいます。自分達に出来ないことってあるかな?〜

に変更します。

それとステータスの表示を少し変えて項目から【幸運値】をなくします。




クック達の所でご飯を食べた。そのままジーク達がいるリビングに向かう。


コンコン。


「ジーク、いるか?」


「〔おお!セイヤ殿!目を覚ましたんだな!入ってくれ!〕」


「入るぞ」


ガチャ。


「〔セイヤさん。目が覚めてよかったです〕」


「〔ご主人、体の調子はどうだ?〕」


「そうだな。あの時よりはかなり楽になってるぞ」


俺は〈強化魔法〉の反動に加えて更に〈金剛神体〉や〈気功王〉で強化を重ねたから反動が更に強くなった。そして反動で体中が傷つき、今は包帯を体中に巻いている。そして〈強化魔法〉の反動は〈回復魔法〉や〈回復薬ポーション〉で治す事はできない。自然治癒を待つしか無い。


「〔ご主人の耳飾り、新しいのを付けておいたぞ。前のより強力だからな〕」


そうか。今、〈鑑定眼〉で見てみたら〈自然治癒力上昇・大〉から〈自然治癒力上昇・極大〉に変わっていた。


「ありがとな。ゲイル。それで、、聞きたいんだけど」


「〔どうしたのだ?〕」


「その女性は誰?」


そう、リビングにはスライム達、スノウ、ジーク、ゲイルに加えて一人のとても綺麗な女性がいた。


「〔ああ、紹介してなかったな。こいつは我とゲイルの友だ〕」


ジークとゲイルの友達?って事はまさか、、


「初めまして、セイヤさん。私は神狐しんこ種の九尾です。よろしくお願いします」


「やっぱり神獣だったのか。僕の名前を知ってるみたいだけど一応自己紹介を。Bランク冒険者でクラン家族ファミリアのクランリーダー、セイヤです。よろしくお願いします」


「はい」


「それで、何でここに九尾さんが?」


「はい、つい昨日さくじつの事です。かなり昔の事ですが、私が封印した者の気配を感じまして、慌てて見にきたのですがすぐに消えてしまい、勘違いだったのかと思っていた時にジーク達に会ったと言う訳です」


「そうなのか。それは大変だったな。こんな所で悪いんだが、ゆっくり休んでくれ」


「ありがとうございます」


「それにしても、神獣が封印したってどんな奴なんだ?結構な大物か?」


「そうですね。あの時も私一人の力では無く、多大な犠牲を払ってやっとのことで封印出来たのですから」


「そうか」


「それと、大物か、と言われたらかなりの大物です。何せ最高位悪魔ですから」


最高位悪魔?多大な犠牲を払って封印した?まさか、


「すいません。もしかしてその悪魔の名前は“暴食のベルゼブブ”とかって言いませんか?」


「ええ、そうです。物知りなんですね」


やっぱりかぁぁぁ!


〈従魔念話〉!


「(ジーク!話してないのか!?)」


「〔(ああ、セイヤ殿から説明してもらおうと思ってな)〕」


「(それにしても、俺ってどれくらい眠っていたんだ?)」


「((そうだな。倒れた時は確か昼時だったな。それから1日と言った所だ)〕」


「(結構眠っていたんだな)」


「〔(スライム達やフェルは凄く心配したんだぞ)〕」


「(知ってる、嬉しくて涙が出そうだったよ。前世では怪我をしても、倒れても心配なんてしてくれる人はいなかったからな)」


「〔(セイヤ殿、、。大丈夫だ!今は我もスライム達もいる!)〕」


「(ありがとうな、ジーク。なんか話が少しずれたが、わかった。九尾には俺から説明しよう)」


「〔(ああ、頼むぞ。セイヤ殿)〕」


「九尾さん。実は話したい事がありまして、」


「なんでしょう?」


「お〜い、グラトニー、来てくれ〜」


グラトニーを呼んでから九尾に説明をする。


「ま、まさか、そ、そんな事が、ベルゼブブを倒した?本当ですか?」


「はい。そしてそのベルゼブブを吸収して進化したのがこのグラトニースライムのグラトニーです」


〔グラトニーです。よろしくね〕


「確かに。グラトニースライムとなっていますね」


「はい」


「そうですか、、。あの方の仇をとってくれたんですね。あの方に変わって私がお礼をさせていただきます。本当にありがとうございます」


九尾が頭を下げてそう言った。


「気にするな、と言うのは無理かもしれないですが、まあ、言うなれば自分のせいで復活させてしまったので自分の手でケリをつけただけですから」


「そうなんですか。でもお礼はさせてください」


「お礼?大丈夫ですよ」


「いえ、させて貰います」


そこまで言うならありがたく貰っておこう。


「そうですね。ではありがたく頂戴します」


「では、どうぞ」


「いや、どうぞって、言われても、」


「私を好きにして下さい」 


「いやいやいやいや!それは流石にダメでしょう!」


「いえ、それくらいしないと釣り合いません!」


「そんな事を言われても、」


「好きにして下さい」


「そうか、ならありがたく好きにさせて貰うよ」


「〔セイヤ殿!?流石にそれはダメなのでは!?〕」


「〔そうですよ!?それに子供の前ですよ!?〕」


二人は何を勘違いしてるんだ?


「じゃあ、行くぞ?」


「ど、どうぞ、」


「行くぞ、〈テイム〉!」


パアッ!


「よし、これでテイム完了!これからよろしくな!」


「〔え?〕」


「〔え?〕」


「〔え?こ、これは、従魔契約?〕」


「そうだよ?君達は何を考えてたんだ?」


「〔そ、それは〕」


「〔え、えっと〕」


「〔従魔ですか。確かに“私を好きにして下さい”とは言いましたが、まさかこうくるとは〕」


「他に何を考えてたんだ、全く。それしか無いじゃ無いか」


「〔まあ、そうですね。これからは従魔としてよろしくお願いします〕」


「そうだな。じゃあ名前を教えてくれるか?」


「〔いや、前の名前は捨てます。今は新しいご主人様から貰いたいです〕」


「本当にいいのか?前のご主人様って事はこの国の初代王様だろ?」


「あの方は、本当は王様になりたくは無かったんですよ。周りの声で仕方なく、」


そうだったのか。


「わかった。なら僕が名前を付けさせて貰うよ」


「〔お願いします〕」


「そうだな。俺の国の九尾の名前から取って“クマラ”と言うのはどうだ?もしくは“タマモ”だな。どっちが良い?」


「〔そうですね。では“クマラ”でお願いします〕」


「わかった。じゃあ今日から君の名前はクマラだ。改めてよろしくな」


「〔はい!よろしくお願いしますね!〕」


「早速クマラのステータスを見てもいいか?」


「〔どうぞ〕」


「じゃあ、〈鑑定眼〉!」


ーーーーーーーーーーーーーー


【名前】     クマラ

【種族】     神狐九尾(神獣)

【レベル】    975

【年齢】     14000

【職業】     なし

【体力】     8300/8300

【魔力】     7300/9900


【攻撃力】    8700

【魔法攻撃力】  9800

【防御力】    8500

【魔法防御力】  9700

【敏捷性】    9000

【器用さ】    9600


【スキル】

《武術系》

〈噛みつきLv.MAX〉

《身体系》

〈身体強化Lv.MAX〉〈サイズ調整Lv.MAX〉

《技能系》

〈念話Lv.MAX〉〈鑑定Lv..MAX〉

〈交渉術Lv.MAX〉〈空翔Lv.MAX〉

《索敵系》

〈第六感Lv.MAX〉

《生産系》

なし

《耐性系》

〈物理攻撃耐性Lv.6〉

〈魔法攻撃耐性Lv.8〉

〈状態異常無効Lv.7〉

《その他》

〈神気Lv.7〉


【魔法・魔術】

《魔法》

〈火魔法Lv.MAX〉〈風魔法Lv.MAX〉

〈水魔法Lv.MAX〉〈土魔法Lv.MAX〉

〈光魔法Lv.MAX〉〈闇魔法Lv.MAX〉

〈雷魔法Lv.MAX〉〈氷魔法Lv.MAX〉

〈回復魔法Lv.MAX〉〈幻惑魔法Lv.MAX〉

《魔術》

〈封印術Lv.MAX〉〈洗脳術Lv.MAX〉

《魔法補助系》

〈魔力制御Lv.3〉〈無詠唱Lv.MAX〉

〈平行詠唱Lv.MAX〉〈連続詠唱Lv.MAX〉

〈魔力回復量上昇Lv.MAX〉

〈魔力回復速度上昇Lv.MAX〉


ーーーーーーーーーーーーーーー


強いな。クマラは魔法特化なんだな。でも物理系はそこまで強く無いんだな。後、俺が知らない魔法と魔術を持ってるな。ナビースキルと魔法、魔術の説明頼む。


『はい。まず〈空翔くうしょう〉ですがこれは空をかける、つまり走る事が出来ます。

〈幻惑魔法〉ですがこれは幻覚を見せたり、相手の感覚を惑わしたりする魔法です。フェルの〈夢幻魔法〉に似てますが夢に入ったりはできません。

〈洗脳術〉は相手を洗脳する事が出来ますが、色々条件があります。洗脳された者は洗脳されてる事に気づく事はありません。

〈封印術〉はさまざまな封印を操る事が出来る魔術です』


なかなか便利で強力だな。クマラにも俺達と同じスキルを付与しておこう。これで物理でもそこらの奴に負ける事はないだろう。



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