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九十七話  全てを喰らい尽くす者4

初めての投稿です。

誤字•脱字や矛盾点も多いと思いますがコメントでお教えください。よろしくお願いします!


〜お知らせ〜


この小説のタイトルを

『スライムを主とした仲間達と異世界を生きていく』

から

仲間の従魔達の力と規格外ステータスで異世界を楽しく生きていく  〜戦闘は規格外ステータスで、生産は従魔のスキルで簡単にこなしちゃいます。自分達に出来ないことってあるかな?〜

に変更します。

それとステータスの表示を少し変えて項目から【幸運値】をなくします。



ベルゼブブを食べたキングスライムが普通のスライムの大きさまで縮んでいた。


何で縮んだんだ?


『おそらくベルゼブブを吸収するのに多大なエネルギーを消費したのでしょう』


でも今までそんなこと無かったぞ?


『ベルゼブブはとても高位の魔物です。ですから他の魔物とは別格なのです』


なるほど。どれ、鑑定してみよう。〈鑑定眼〉!


ーーーーーーーーーーーーーーー


【名前】     なし

【種族】     グラトニースライム

【レベル】    2250

【年齢】     なし

【職業】     なし

【体力】     5000000000/5000000000

【魔力】     60000000000/60000000000


【攻撃力】    8300000

【魔法攻撃力】  8400000

【防御力】    8100000

【魔法防御力】  8000000

【敏捷性】    8400000

【器用さ】    8000000


【スキル】

《武術系》

〈剣術Lv.MAX〉〈格闘術Lv.MAX〉

《身体系》

〈飛行Lv.MAX〉

《索敵系》

なし

《生産系》

なし

《耐性系》

〈物理攻撃耐性Lv.8〉〈魔法攻撃耐性Lv.9〉

〈状態異常耐性Lv.8〉

《ユニーク》

〈暴食Lv.MAX〉


【魔法・魔術】

《魔法》

〈雷魔法Lv.MAX〉〈火魔法Lv.MAX〉

〈風魔法Lv.MAX〉〈暗黒魔法Lv.MAX〉

《魔術》

なし

《魔法補助系》

〈無詠唱Lv.8〉

〈平行詠唱Lv.8〉〈連続詠唱Lv.8〉

〈魔力回復量上昇Lv.7〉〈魔力回復速度上昇Lv.7〉


ーーーーーーーーーーーーーー


種族がグラトニースライムになっているな。後はベルゼブブと同じステータスか。〈飛行〉スキルも取得してるし、レベルはベルゼブブより低いけどステータスは同じなんだな。スライムに〈飛行〉を見せてもらったらスライムの姿でベルゼブブと同じ翼が生えて飛んでいた。


『やはりベルゼブブ程高位だとスライムが吸収した時も普通とは違うのでしょう』


なるほど。早速名前をつけるか。


「君の名前はグラトニーだよ。よろしくね」


〔よろしくね〜〕


スキルも皆と同じのを与えとく。グラトニーは俺の従魔の中では最強だな。ステータス的には。

さて、ゴトクに戻るか。〈空間転移ワープ〉!


ヒュンッ!


〔〔〔〔お帰り〜!!〕〕〕〕


「ただいま!みんな!」


〔マ、マスター!大怪我してるよ!!!〕


「え?怪我?ああ、腕か。〈痛覚無効〉があるから忘れてた」


〔だ、大丈夫なの〜?〕


「大丈夫だぞ〜。全然痛くないしな〜」


『失礼ながら周りから見れば全く大丈夫に見えません』


そ、そうか。従魔達も泣きそうだしな。


「今、治すからな」


〔マスター、私が治します〕


「ヒールか。そうだな。頼む」


〔はい!行きます!〈完全治癒パーフェクトヒール〉!〕


パアアアッ!


「ありがとう、ヒール。感覚もあるし、動かせる。相変わらず完璧だ!」


〔ありがとうございます!〕


「でも何で〈極限治癒エクストラヒール〉じゃ無かったんだ?部位欠損ならそれで十分なのに、」


〔大丈夫とはわかっていましたが、心配だったので一応、それと他にも傷がたくさんありましたから〕


「そうか、ありがとうな。それでバーダックさんとお孫さんは無事か?」


「〔はい。お孫さんは一度目を覚ましたのですが、また眠りました。バーダックさんが付き添っています〕」


「そうか。他に変わった事はないか?」


「〔そ、そうですね、、〕」


〔と、特にありませんよ?〕


怪しい、何かあったな。


「ジーク、何があった?」


「〔う、うむ。言いにくいのだが、〕」


「どうした?」


「〔ゴトクの南東の端の方が家が崩れたり、それに巻き込まれて、怪我人が出たり等の被害が出た〕」


「ゴトクの南東?あ!まさか!?」


『はい。マスターとベルゼブブの戦いの影響でしょう。あのクラスの戦いになると周囲にも影響が出ます』


それを早く言ってくださいよ!?


『申し訳ありません。言ったところで手遅れでしたし、その事を気にしてマスターが本気を出せなくなるかも知れなかったので、』


そうだな、すまん。


「皆、俺のせいで街に迷惑をかけたみたいだ。今から弁償してくる」


「〔まあ、待て。冒険者ギルドも事情を知っている。すでに行動しているし、ビルドが行ってる。建物は心配無い。それに怪我人と言ってもかすり傷程度の怪我だ〕」


「そうなのか?」


「〔冒険者ギルドのゴルドが言っていた。端の方は人が殆どいないとな。だから怪我人もほぼいないし建物も空き家が多いそうだ〕」


「そうか。よかった」


「〔それよりもセイヤ殿は休んだ方がいい。かなり厳しい戦いだったのだろう。それにそろそろ〈強化魔法〉が切れる筈だ〕」


ブシュウッ!


ジークがそう言った瞬間セイヤの体中から血が出てきた!


(〔〔〔〔マスター!〕〕〕〕〕


「〔セイヤさん!〕」


「〔マスター!〕」


「〔ご主人!〕」


「だ、大丈夫だ。〈強化魔法〉で強化した状態で更に強化したから反動も大きいみたいだ」


「〔治すか?〕」


「この傷は治せないんだ。自然回復を待つしか無い」


「〔そうか。それよりも私の装備が発動したんだな。後でまた作って渡そう〕」


「すまないな、ゲイル。みんなも今日は悪かったな。キツい言い方して」


〔いいんだよ〜!僕達の事を思って言ってくれたんだから。それよりも早く休んだ方がいいよ!〕


「すまん。そうさせてもらうわ」


『マスター、申し訳ありません。休む前に体を出していって貰えますか?』


「ああ、勿論だ。好きに使ってくれ」


〈収納〉からナビーの体を出して渡す。


『ありがとうございます。後はお任せください。ゆっくりとお休みを、』


「ああ。頼んだぞ、相棒」


そこで意識が途切れた。


✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎


11月16日。昼。


プニッ、ポヨンッ。フサァ、モコモコ。


「う〜ん。ここは、ゴトクの屋敷の部屋か。何でここに?そうだ!確か〈強化魔法〉の反動で倒れたんだった!あの後どうなったのかな?それと、」


寝ていたベットを見るとスライムとフェルが俺に寄り添うように寝ていた。


「もう夜か。さて、あの後の事を確かめないと」


そう思って、ベットから降りようとすると、


「〔う〜ん〕」


〔〔〔マスタ〜〕〕〕


従魔達が目を覚まし出した。


「おはよう。よく眠れたか?」


「〔マ、マスター!〕」


〔〔〔マスタ〜!〕〕〕


ドンッ。


フェルとスライム達が飛びついて来た。


「お、おお、よしよし」


「〔目が覚めたんだね〜!〕」


〔〔〔マスタ〜!!〕〕〕


スライム達は泣いていた。凄く心配をかけたみたいだな。


「ごめんな、心配かけたな。それと他の皆は?」


「〔お母さん達はリビングにいるよ〜〕」


〔他のスライム達は家で何かしてたり、スライム商会で仕事してたりだよ〜〕


「そうか。じゃあジーク達に会いに行くか」


「〔その前にご飯食べよ〜〕」


〔そうだね〜。お腹空いた〜〕


「そうだな。じゃあご飯食べに行くか」


フェル達と食堂に向かう。


「〔ごっはんは何かな〜!〕」


「フェルはご飯が好きだもんな」


「〔うん!〕」


食堂に着いた。


〔あ!目を覚ましたんだね!マスター〕


〔よかったね〜!マスター!〕


「クックにキング、ありがとな。お腹空いたからご飯の用意してもらえるか」


〔もちろんだよ!〕


〔すぐに用意するから待っててね!〕


「頼んだぞ」


〔〔うん!〕〕


そうして、クック達に料理を作って貰って食べた。


「ふう、相変わらず美味しかったな」


「〔そうだね!〕」


「クックとキング、ごちそうさまだった。また頼むよ」


〔〔うん!〕〕


「じゃあ、ジーク達のところに向かうか」


「〔うん!〕」


〔〔〔は〜い!〕〕〕



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