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九十二話  王都に向かう準備4

初めての投稿です。

誤字•脱字や矛盾点も多いと思いますがコメントでお教えください。よろしくお願いします!


〜お知らせ〜


この小説のタイトルを

『スライムを主とした仲間達と異世界を生きていく』

から

仲間の従魔達の力と規格外ステータスで異世界を楽しく生きていく  〜戦闘は規格外ステータスで、生産は従魔のスキルで簡単にこなしちゃいます。自分達に出来ないことってあるかな?〜

に変更します。

それとステータスの表示を少し変えて項目から【幸運値】をなくします。



朝だ!

今日は何をしようかな?昨日はブルムリン教会との一件が終わって、家に帰って従魔達に癒して貰った。王都に向かうまで今日を入れて七日だ。新しい事をするよりも、今の事を考えて、改善していこうかな。気づいた物からやっていこう。

まずは昨日の事だな。昨日、司教達との話し合いの途中で、“空間の腕輪”の中に入りたいとか外に出たい、と言う時に出入りする手段がなかったから、転移の魔法陣を設置しよう。これで一つ目解決だな。


次は前からやろうと思ってた事だ。デイズダンジョン399階層のボスゴーレム達、あいつら強いしかっこいいからテイムしたかったんだよな。

というわけでテイムしてきた。ヒヒイロカネゴーレムは大威徳、オリハルコンゴーレムは金剛夜叉、アダマンタイトは降三世、ミスリルゴーレムは軍荼利、そして四つの魔法金属の合金で出来ているダークマターゴーレムは不動と名付けた。今は従魔とレベル上げ中だ。今日中には他の従魔と同じくらいのレベルになるだろう。


これで昼食を食べて続きをやろう。

昼食はとても美味しかった。さて、続きをしようか。


次は、装備の見直しだ。ステータスを封印したから色々と見直す。まず武器だが、全員の武器が〈破壊修復〉の力で性能があがっている。

神竜死刀しんりゅうしとうデスバルバトスの攻撃力が+200000から攻撃力+20000000へ、魔法攻撃力が+150000から魔法攻撃力+15000000へと、

大賢杖だいけんじょうフルシティの魔力が+100000から魔力+1000000000へ、魔法攻撃力+5000から魔法攻撃力+2000000へと、

聖竜刀せいりゅうとうバエルの攻撃力が+5500から攻撃力+2000000へと、

邪竜槍じゃりゅうそうフラウロスの攻撃力が+5500から攻撃力+2000000へと、

天嵐弓てんらんきゅうキマリスの攻撃力が+5500から攻撃力+2000000へ、俊敏性が+5000から俊敏性+1500000へと、

烈火籠手れっかごてルプスの攻撃力が+5500から攻撃力+2000000へと、

土盾堅鎧どじゅんけんがいリベイクの防御力が+5500から防御力+2000000へ、魔法防御力が+5500から魔法防御力+2000000へと、

水面双刃みなもそうじんヴィダール・陽と水面双刃みなもそうじんヴィダール・陰の攻撃力が+5500から攻撃力+2000000へと、変わっている。これらの武器にも同じような封印をほどこした。ステータスが四桁なのに装備のステータスが八桁とかおかしすぎるからな。


防具も同じく、〈破壊修復〉の効果で強くなっている。

死神のローブの防御力が+200000から防御力+20000000へ、魔法防御力が+200000から魔法防御力+20000000へと、変わっている。これにも同じ封印をほどこした。


装飾品は“体力の指輪”と“魔力の指輪”の二つを改良、いや改悪した、“体力の指輪・劣”と“魔力の指輪・劣”を装備している。この装飾品の効果は10分で最大体力の10%を回復する、というものだけだ。“魔力の指輪・劣”も同じだ。一応“体力の指輪”と“体力の指輪・改”と“魔力の指輪”はアイテム袋の中に入ってる。


次は、アイテム袋の整理だ。こっちには色々追加してある。

まずは最近、と言っても一週間くらい前にアルケミーがタイムと一緒に開発した〈魔力回帰薬マナリターンポーション〉通称〈マナリタポーション〉だ。この〈魔力回帰薬マナリタポーション〉の効果は飲んだら一時間前の魔力量に戻る、というものだ。それが?と思うかもしれないが、前の俺達にはとても素晴らしいアイテムだった。普通は〈魔力回復薬マナポーション〉で魔力を回復させるが、俺達くらいの魔力量ともなると回復させるのに何本の〈魔力回復薬マナポーション〉を飲まなければならない事がある。そんな時にこの〈魔力回帰薬マナリタポーション〉を飲めば一発で魔力が回復すると言うわけだ。だが、今はステータスを封印したのであまり使わない。でも、素晴らしい発明なのでアイテム袋には100本入れてある。

次もポーションだ。〈攻撃力上昇薬ストレングスポーション〉、〈魔法攻撃力上昇薬マジックポーション〉、〈防御力上昇薬バイタリティポーション〉、〈魔法防御力上昇薬マジックバリアポーション〉通称〈魔法防御力上昇薬マバリアポーション〉、〈俊敏性上昇薬アジリティポーション〉、〈器用値上昇薬テクニカルポーション〉の六つだ。これは飲めば一時的に飲んだポーションのステータスが上がる、と言うものだ。

これは少し特殊で作り方が2パターンある。一つは魔力水と魔法を〈錬金術〉で合成する、と言うものだ。〈攻撃力上昇薬ストレングスポーション〉なら魔力水に〈攻撃力上昇ストレングスアップ〉をかける時にタイミングよく〈錬金術〉で合成すれば出来る。

もう一つは魔力水とそれぞれの草を〈錬金術〉でポーションに加工する、やり方だ。これはキュアポーションとかを作るのと同じやり方だな。で、それぞれの草と言うのが、パワー草、マジック草、シールド草、マバリア草、スピード草、テクニカル草、の六つだ。これは新しい魔草だ。

あ、魔草と言うのはポーションの材料になったりする草のことだ。ヒール草やキュア草なんかも魔草に分類される。で、何故新しい魔草なのかと言うと、ある日キョウカが一人ずつじゃなくて皆まとめて支援バフをかける練習をしている時に偶然近くの魔草にも支援バフがかかったんだって。それをファームに相談したら、栽培するのに成功して、量産出来たらしい。それを使ってポーションを作ったら、さっき紹介したポーションが出来たのだ。

だが、無理矢理自分の力を上昇させるから使った後は結構きつい副作用がでる。副作用は体にとても負荷がかかる、と言うものだが結構痛い、そして〈回復魔法〉やポーションでは治らない。時間経過でしか治らないのだ。

この事を踏まえて冒険者ギルドのギルマスと話し合ってこれはスライム商会の店では売らないで冒険者ギルドに卸す事になった。冒険者ギルドの方で大丈夫と判断した人達に売るそうだ。一応俺達のアイテム袋には各100本ずつ入っている。

アイテム袋の整理はこんなものかな。


さて最後は新しいスキルの確認だ。新しいスキルは〈金剛神体〉と〈索敵神〉の二つだ。

〈金剛神体〉は不動達ががレベルアップして覚えた統合スキルだ。統合されてるスキルは〈身体強化〉〈身体超強化〉〈身体硬化〉〈身体超硬化〉〈腕力強化〉〈脚力強化〉の六つだ。

この〈金剛神体〉は身体強化の最上位スキルに位置するスキルだ。不動達は武器じゃなくて肉弾戦派だから《身体系》スキルをかなり多用していたらレベルアップした時に覚えたそうだ。これは不動達に許可を取って俺や従魔達にも付与させて貰っている。今のところ付与してるのは俺とナビー、リファ、スライム達、コッコ達、だ。ゴーレム達には付与しない事にした。ゴーレム達は将来俺達が街を作った時の警備や軍隊を任せたいと思っている。だからゴーレム達が強すぎるとあまりよろしくないからだ。

もう一つは〈索敵神〉だ。これも統合スキルだ。統合されてるスキルは〈世界地図ワールドマップ〉〈千里眼〉〈透視〉〈虚偽看破〉〈熱源探知〉〈夜目〉〈魔力探知〉この七つだ。一番最後の〈魔力探知〉と言うスキルが新しく手に入れたスキルだ。どうやって手に入れたかと言うと〈従魔術〉の一つ〈感覚共有〉と言う技能を試していた時にナビーに「スライムって視覚とかあるのか?」って聞いたら、


『スライムに視覚は存在しません』


じゃあどうやって過ごしてるんだ?


『スライムは〈魔力探知〉と言うスキルを本能でやっているのです。これは周囲の魔素を探知するスキルで、このスキルは全方位、全角度を見ているのと同じ効果があります。例え目が潰されても、耳が無くなってもこのスキルが有れば生活に支障をきたす事はありません』


マジか、すごいな。スライムはそれを本能でやってるのね。よし、〈創造魔法〉で覚えよう!

と、言うわけで〈魔力探知〉を覚えるとナビーが統合の許可をっていつものパターンで統合してくれたのが〈索敵神〉と言うわけだ。これは索敵の最上位スキルだ。〈斥候神〉と〈索敵神〉を合わせて持ってるとまず不意打ちを喰らう事はないだろう。なんせ索敵の最上位スキルを二つも持ってるんだから。〈索敵神〉はゴーレムも含め、全員に付与してある。この〈魔力探知〉は周囲に漂う魔素を使って物事を見たり、聞いたりするスキルだ。そして魔素は世界中何処にでもある。だからその気になれば100m先の会話を聞いたりする事も出来るわけだ。だが、その分処理しなければならない情報量が膨大で、獲得して使った時は脳みそが焼き切れるくらい痛かった。瞬時にナビーと〈接続リンク〉させて大丈夫になったけど。〈魔力探知〉は普通の人間が使えるスキルではないようだ。その点ナビーはとても膨大な量の演算処理をしてくれている。さすがだ。前世の一番性能が良いスーパーコンピューター1億個でもナビーには敵わないそうだ。相変わらず俺の相棒は頼りになるぜ。

さて、改良と確認はこんなものでいいかな。王都に向かうまで後、六日だ。何をするか。



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