七十九話 クランを作ろう!
初めての投稿です。
誤字•脱字や矛盾点も多いと思いますがコメントでお教えください。よろしくお願いします!
〜お知らせ〜
この小説のタイトルを
『スライムを主とした仲間達と異世界を生きていく』
から
仲間の従魔達の力と規格外ステータスで異世界を楽しく生きていく 〜戦闘は規格外ステータスで、生産は従魔のスキルで簡単にこなしちゃいます。自分達に出来ないことってあるかな?〜
に変更します。
「セイヤ君、お待たせ。ちょっとこっちまで来てくれる?」
「はい」
そう言って受付まで行った。
「まずは報酬ね。元々の報酬が二つの依頼で銀貨5枚ずつだから大銀貨1枚に上乗せして金貨1枚ね」
「それは貰いすぎでは?」
「今から説明するわ。報酬と一緒にセイヤ君達はBランクへ昇格よ」
「昇格!?それも一気にBですか!?」
「そう。今回の依頼はウルフの群れとゴブリンの群れの討伐。ウルフは問題無いんだけど、ゴブリンが問題でね、500匹もの群れに上位種も多数確認できてるわ。そうなるとこの依頼はAランク扱いになるの。だから一気にBランクに昇格ってわけ。報酬の上乗せも適正よ」
「なるほど、そういう事ならありがたく受けさせて貰います」
「じゃあ冒険者カードを貸して貰える?」
「どうぞ」
「はい、これでセイヤ君達はBランクです。おめでとう!」
「ありがとうございます。それとCランクを超えたのでクランを作れますよね?」
「ええ、作れるわよ」
「じゃあ、クランを作りたいんですけど」
「わかったわ。この紙に必要事項を書いてね」
「はい」
ふむ、メンバー、拠点の場所、後はクラン名か。
「できました」
「はい。メンバーは冒険者登録してる全員、拠点の場所は自分の家の向かって左の屋敷の一階、クラン名は家族ね」
「はい!」
「はい、これで受理したわ」
「ありがとうございます!」
「これからはクラン家族に依頼を頼むかもしれないからよろしくね」
「はい!任せて下さい!あ、でも僕達王都に向かおうかと思ってるんですよ」
「王都に?何しに行くの?」
「行った事ないので観光しに、後はできればスライム商会の新店舗を作って、クランの拠点も構えたいですね」
「って事は王都に移住するの?」
「いえ、あくまでも一時的にです。商会もクランも本拠地はここですよ」
「そうなのね。でもセイヤ君がいない間が心配だわ」
「大丈夫ですよ。何かあれば通信の魔道具で知らせてください。〈空間魔法〉で帰って来ますから」
「え!?セイヤ君〈空間魔法〉使えるの!?」
「はい。最近覚えました!」
〈空間魔法〉が使える事は契約の時に言ってないから最近覚えたと言うことにしておく。
「そう。それなら安心ね。気を付けて行ってくるのよ」
「はい!お土産買って来ますから!」
「ふふ、楽しみにしてるわ」
「では、準備をしたいのでこれで失礼します」
「帰って来たら面白い話を聞かせてね」
「はい!ギルマスにもよろしくお伝え下さい」
「わかったわ」
冒険者ギルドを出て、家に向かう。
「ただいま〜」
『お帰りなさい』
「ただいま、リファ。今日はパーティーをするから準備しよう!」
『パーティー?何の?』
「昇格祝いとクラン結成祝い」
『わかったわ』
「それと話しておきたい事があるんだけど」
『なに?』
リファに王都に行くことなんかを話した。
『ふ〜ん。気を付けて行って来なさいよ』
「ああ、たまに戻ってくるし、逆にたまに手伝ってもらうかかもしれないけど、よろしくね。あ、晩御飯は皆で食べよう」
『どういう事?』
「晩御飯はリファも従魔も皆で食べる事にしたから、こっちで食べるか、王都の方で食べるかはその日のうちに伝えるからね」
『それじゃ行く意味無いんじゃないの?』
「大丈夫だよ」
『ならいいけど』
「僕達がいない間はゴーレムと従魔のスライムの眷属スライムを全種類この屋敷に配置するからね。他にもなんかあったらすぐに連絡してね」
『そこまでしなくてもいいわよ』
「だめだよ。リファは僕達の家族なんだから」
『!そ、そこまで言うならお、お願いするわ』
「任せといてよ。さて、パーティーの準備をしよう」
『ええ』
そうしてパーティーをして就寝した。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
翌日。
さて、王都に行く準備をしよう。まずは何をしようか。旅をするのに便利そうな道具を作るか。
二時間ほどして。
できた!結構いい出来だ!僕が作ったのは馬車とそれを引くゴーレム、それと一つの腕輪だ。それぞれ説明しよう。
まずは馬車だけどこれは地球の知識を使って作った。四つの魔法金属の合金でできており、サスペンションもつけたので揺れを感じる事はほぼない。流石に魔法金属のままだと目立つので上から木材で覆って細工も施した。新しく〈木材細工Lv.MAX〉を取得して〈加工王〉に統合した。さらに〈魔法陣術〉で魔法陣を描いた。〈空間拡張〉の魔法陣だ。これで馬車は一軒家くらいの広さになった。さらに〈物理攻撃耐性〉〈魔法攻撃耐性〉も描いてあるので防御力は問題無いだろう。
次に馬車を引くゴーレムだ。このゴーレムは狼の形をしている。インフェルノウルフを元にして作った。ステータスはこんな感じだ。
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【名前】 ダイヤゴーレム:狼型
【種族】 動物ゴーレム
【レベル】 3000
【年齢】 なし
【職業】 騎獣
《残りステータスポイント:0》
【体力】 250000000/250000000
【魔力】 2500000000/250000000
《残りステータスポイント:0》
【攻撃力】 670000
【魔法攻撃力】 670000
【防御力】 670000
【魔法防御力】 670000
【敏捷性】 700000
【器用さ】 700000
【知能】 700000
【スキル】
《武術系》
〈噛みつきLv.MAX〉〈引っ掻きLv.MAX〉
〈獄炎の息吹Lv.MAX〉
《身体系》
〈身体強化Lv.MAX〉〈気功王Lv.MAX〉
〈体力回復量上昇Lv.MAX〉
〈体力回復速度上昇Lv.MAX〉
《技能系》
〈収納Lv.MAX〉〈偽造Lv.MAX〉
〈手加減Lv.MAX〉〈運搬Lv.MAX〉
〈騎獣Lv.MAX〉〈咆哮Lv.MAX〉
〈威圧Lv.MAX〉
《索敵系》
〈世界地図Lv.MAX〉
《生産系》
なし
《耐性系》
〈物理攻撃耐性Lv.MAX〉
〈魔法攻撃耐性Lv.MAX〉
〈状態異常無効Lv.MAX〉
〈熱変動耐性Lv.MAX〉
《その他》
〈言語能力Lv.MAX〉〈限界突破Lv.MAX〉
【魔法・魔術】
《魔法》
〈火魔法Lv.MAX〉〈水魔法Lv.MAX〉
〈風魔法Lv.MAX〉〈土魔法Lv.MAX〉
〈回復魔法Lv.MAX〉〈空間魔法Lv.MAX〉
《魔術》
〈結界術Lv.MAX〉
《魔法補助系》
〈魔力操作Lv.MAX〉〈無詠唱Lv.MAX〉
〈平行詠唱Lv.MAX〉〈魔法操作Lv.MAX〉
〈魔力回復量上昇Lv.MAX〉
〈魔力回復速度上昇Lv.MAX〉
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ダイヤゴーレムは動物を元にして作る事で元にした動物に限りなく近い存在にする事ができるゴーレムだ。このゴーレムは狼型にした。インフェルノウルフを元にして作ったからスキルも似ているが、攻撃とかでは無く、人を乗せたり物を運ぶのに特化したゴーレムにした。〈威圧〉や〈咆哮〉で道中の敵を追っ払ったりでき、〈空間魔法〉も持ってるから転移もする事ができる。馬力にすると普通の馬数百体分は行くと思う。それを2体作った。これで馬車は大丈夫だろう。
次は腕輪だ。この腕輪は“空間の腕輪”と名付けた。効果はアイテム袋の腕輪版みたいなものだけど、違いは生き物が入れるって事だ。最近従魔も増えて大人数で街中を歩く事が増えたから流石に周りに迷惑かなと思ってこの装備を作った。腕輪の中は〈空間拡張〉をかけてあるからとても広い。範囲にして東京ドーム5個分だ。腕輪の中には家や、遊び場、訓練場や工房もあるから好きな事ができる。出入りも自由だし中から外の様子もわかるようにしてある。さらに〈自動修復〉を中に付与してあるので地面をくり抜いても自動で元に戻る。これからは従魔はこの腕輪に入ってもらって移動しようと思う。何人かは俺と一緒に移動するけど。
王都に行く準備はこんなもんでいいかな?他の従魔も料理を作ったり、ポーションを作ったりしてくれてるしな。さて、王都か、。どんなところかな?楽しみだな。
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