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七十三話  初めての依頼4

初めての投稿です。

誤字脱字や矛盾点など多いと思いますが、コメントなどでお教え下さい。

よろしくお願いします。




「これはフェニックスか?」


『そうです。フェニックス種又は不死鳥種と呼ばれています』


ナビー、神獣ってそんなに簡単に会えるものなのか?


『普通は神獣は一生に一度も会えないものです。地域によっては神獣に守られている場所や神獣を神聖視して貢物を捧げる為にあう事がありますが、大多数は見る事がありません』


でも、俺は三種も会ってるぞ。神獣は多いのか?


『神獣は全部で十種います』


全部で10体って事か?


『違います。種族が十種という事です。神狼種や竜種などです。ですが個体数はそこまで多くありません。神獣は繁殖する事がほぼないのです。繁殖するのは神狼種くらいです』


そうなのか。でも竜種は多いんじゃ無いのか?


『多いと言っても他の神獣と比べてですのでそこまで多くはありません。竜種の神獣は竜王種の中の四体だけです。ちなみにジークは竜王種の中で一番偉いです』


マジでか!すげーなジーク。神獣にも階級みたいなのあるのか?


『あります』


そうなのか。なんか話がずれていってるな。目の前の事をどうしたらいいか。戦闘になったとしても勝てるかな?


『問題ありません。マスターなら勝てます』


そ、そうか。ま、まあ戦闘は最後の手段だ。まずは対話を試みよう。


「神鳥フェニックス。俺の名前はセイヤだ。どうしてこんな所に来たんだ?」


「〔近くを通ったら懐かしい気配がしたから見に来ただけだ〕」


「懐かしい気配?なんのことだ?」


「〔私の友、神竜ジルクニフの気配だ〕」


ジークの気配か。てことは俺の刀だよな?


「それは俺の刀にジーク素材を使ってるからだと思う」


「〔素材だと?お前ジルクニフを討伐したのか?〕」


「いや違う。ジークは今は俺の従魔だ」


「〔あやつが人間の従魔になっただと?それはまことか?〕」


「ああ、本当だ。何があったか説明するから降りてきてくれないか?」


「〔わかった。嘘はつくなよ。私に嘘をついても見抜けるからな〕」


「大丈夫だ。ちゃんと説明する」


それから30分くらいかけて全てを説明した。


「〔なんと、転生者で神様達からスキルを貰っているとは、、驚いた〕」


「納得できたか?」


「〔ああ、納得した。だからお主の事が気になってたんだな〕」


「納得出来たならよかった」


「〔よし、私もお主について行く事にする〕」


「はあ!?なんでそうなった!?」


「〔長い事生きてると刺激が少なくてな。お主と一緒にいれば退屈しなさそうだ〕」


なんかジークと同じような理由だな。


「一緒に来るって事は従魔になるのか?」


「〔ああ、頼む〕」


「ほんとにいいのか?」


「〔ああ〕」


「わかった。ならテイムするぞ」


「〔よろしく頼むぞ〕」


「行くぞ。テイム!」


パァッ。


「テイム完了。次は名前か。どうするかな、、、よし決めた!お前の名前は“ゲイル”だ」


「〔これからよろしく頼む。ご主人〕」


「ステータスを見ても大丈夫か?」


「〔好きに見てくれ。隠す理由はないからな〕」


じゃ、遠慮なく。〈鑑定眼〉。


ーーーーーーーーーーーーーーー


【名前】     ゲイル

【種族】     神鳥フェニックス(神獣)

【レベル】    980

【年齢】     14900

【職業】     なし

【体力】     9000/9000

【魔力】     9800/9800


【攻撃力】    9200

【魔法攻撃力】  9800

【防御力】    8800

【魔法防御力】  8900

【敏捷性】    9300

【器用さ】    8700


【スキル】

《武術系》

〈突撃Lv.MAX〉〈引っ掻きLv.MAX〉

〈羽撃ちLv.MAX〉〈羽弾Lv.MAX〉

《身体系》

〈身体強化Lv.MAX〉〈サイズ調整Lv.MAX〉

〈飛翔Lv.MAX〉

《技能系》

〈念話Lv.MAX〉

《索敵系》

〈気配察知Lv.MAX〉〈鷹の目ホークアイLv.MAX〉

《生産系》

なし

《耐性系》

〈物理攻撃耐性Lv.MAX〉〈魔法攻撃耐性Lv.MAX〉

〈精神攻撃耐性Lv.MAX〉〈状態異常無効Lv.MAX〉

〈熱変動無効Lv.MAX〉

《その他》

〈蒼炎Lv.MAX〉〈紫炎Lv.MAX〉

〈癒しの炎Lv.MAX〉〈復活の炎Lv.MAX〉


【魔法・魔術】

《魔法》

〈火魔法Lv.MAX〉〈風魔法Lv.MAX〉

〈雷魔法Lv.MAX〉〈回復魔法Lv.MAX〉

《魔術》

なし

《魔法補助系》

〈魔力操作Lv.MAX〉〈無詠唱Lv.MAX〉

〈平行詠唱Lv.MAX〉


ーーーーーーーーーーーーーー


ジークの友達って言うだけあって年齢が高いな。ナビー、スキルの説明頼む。


『わかりました。

〈突撃〉は回転しながら相手に突っ込むスキルです。

〈引っ掻き〉と〈羽撃ち〉はその名の通り爪で引っ掻くスキルと羽で打撃を加えるスキルです。

〈羽弾〉は自分の羽を弾丸の様に撃ち出して攻撃するスキルです。

〈飛翔〉は〈飛行〉の上位スキルです。〈飛行〉よりも速く飛べ、自由に動く事が出来ます。

鷹の目ホークアイ〉は〈虚偽看破〉と〈千里眼〉と〈透視〉と〈夜目〉が統合されたスキルです。

〈熱変動無効〉は暑さや寒さが全く気にならなくなり、炎や氷も効かなくなります。

〈蒼炎〉と〈紫炎〉は攻撃系のスキルです。

〈蒼炎〉は蒼い炎を生み出し、操る事で攻撃するスキルです。蒼炎は普通の炎の3倍の温度です。

〈紫炎〉は紫の炎を生み出し、操る事で攻撃するスキルです。紫炎は蒼炎の3倍の温度です。

この二つは自分の体に纏わせる事も出来ます。さらに纏わせながら攻撃スキルや〈羽弾〉を使う事で威力が上がったり、熱で溶かしたりする攻撃が出来る様になります。

〈癒しの炎〉は癒しの効果を持った炎で身を包み回復するスキルです。これは他人にも効きます。

〈復活の炎〉はその身に纏う事で例え死んでも生き返る事が出来るスキルです。ゲイルがいつも纏っている炎です。これは他人に使う事が出来ません』


ゲイルは炎攻撃に特化してるんだな。それに〈熱変動無効〉かこれは皆にも付与しとこう。


「ゲイルの〈熱変動無効〉を俺と他の従魔にも付与したいんだけど大丈夫?」


「〔構わないぞ〕」


「ありがとう。で、ゲイルは冒険者になりたい?」


「〔そうだな。なれるならなりたいな〕」


「わかった。じゃ、帰ったら冒険者登録してパーティー登録をしよう」


「〔頼む〕」


「じゃ、帰ろうか」


〔はい〕


〔は〜い〕


「〔なら私の背中に乗って行くといい〕」


「いいのか」


「〔もちろんだ〕」


「じゃあ頼むよ」


「〔ああ、任せておけ〕」


〔失礼します〕


〔わ〜!高〜い!〕


「〔しっかり掴まってるんだぞ〕」


ビュオッ。


おお!風が気持ちいいな〜。ゲイルの事があってもうそろそろ夕方になるな。速く帰らねば。


「〔もうそろそろ着くぞ〕」


凄いな10分程度で着いたぞ。


「じゃあ降りてくれ。ここからは歩いていこう」


〔わかりました〕


〔わかった〜〕


「〔うむ〕」


そこから歩いて冒険者ギルドに向かった。門でゲイルの分の税を払って冒険者ギルドに到着した。


「ゲイル、ここが冒険者ギルドだ」


「〔大きいな〕」


「入るぞ」


冒険者ギルドに入り、受付にミリアさんがいるか探す。


「行くぞ」


「あら、お帰りなさい」


「ただいま戻りました。これが依頼の薬草です。それと新しく冒険者登録とパーティー登録をお願いします」


「わかったわ。じゃあ、薬草の鑑定をしてくるから必要事項を書いておいて」


「わかりました」


ゲイルの種族は鳥の獣人で職業は治癒士ヒーラーにしよう。ま、攻撃もできるけど。


「お待たせ。あんな高品質の薬草なんて久しぶりに見たわ。達成報酬は上乗せするわね」


「ありがとうございます。それと書けました」


「はい。じゃあ待っててね」


また奥に引っ込んでいった。


「お待たせ。まずは達成報酬ね。本来は銀貨5枚だけど、品質がとても高いし、薬草の状態もとても良いから上乗せして大銀貨1枚ね。で、こっちが冒険者カードよ」


「ありがとうございます」


「それと、セイヤ君のパーティーはランクが上がりました。今日からはDランクよ」


なんでランクが上がってるの?


「なんでランクが上がったんですか?」


「他のパーティーメンバーの達成した実績とセイヤ君の依頼達成で条件を満たしたからよ。他の皆ももうランクアップしてるからね」


マジか。初めての依頼で上がるとは、ついてたな。


「ありがとうございます」


「お礼を言われる事はないわよ。あなた達の実績なんだから」


「はい!」


よし、ランクアップも出来たし今日は帰ったら宴会だ!



気に入っていただけたら評価の方よろしくお願いします。

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