五十九話 準備
初めての投稿です。
誤字脱字や矛盾点など多いと思いますが、コメントなどでお教え下さい。
よろしくお願いします。
「皆、今日はパーティーしよう!冒険者になって土地も買った事だしお祝いパーティーだ!」
〔わ〜い!〕
「〔楽しみですね〕」
「〔美味しいご飯〜!〕」
「〔悪くないな〕」
「よし!そうと決まればパーティーの準備だ〜!もちろんリファも参加だからな!」
『!いいの?』
「当たり前だろ?」
『ありがと』
「じゃクックとキングは料理を作ってくれ。他の皆はテーブルとかの準備だ」
〔は〜い〕
そして夜になった。
「では、冒険者になった事と土地を買って俺の目標への一歩を踏み出せた記念に乾杯!」
〔かんぱ〜い!〕
「〔乾杯です〕」
「〔かんぱい〜!〕」
「〔乾杯だ〕」
『乾杯』
パーティーは夜遅くまで続いた。
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
翌日。
「おはよう!今日からは依頼や商売に向けての準備を開始する!」
〔は〜い!〕
「〔何をするんですか?〕」
「〔しょうばい〜!〕」
「〔さて、どんな楽しい事になるかな〕」
「まず、商売に向けて新しいスライムを二体作る」
スライム生産発動!
「よし。初めまして俺の名前はセイヤ。君達の事をテイムしたいんだけどいいかな?」
〔よろしくお願いします、マスター〕
「ありがとう。テイム!」
パアッ。
よし、テイム完了。
「次は名前とスキルを与えるよ」
〔お願いします。マスター〕
「君の名はエンチャント。与えるスキルは〈付与魔法〉だ」
〔よろしくお願いします〕
「君の名はゴレム。与えるスキルは〈ゴーレム製造〉だ」
〔よろしくね〜〕
「よろしくね。というわけでグループ分けをします。まず、エンチャントとゴレムのレベリンググループ、肉ダンジョン攻略グループ、生産グループ、の三つだ。
レベリンググループのメンバーはエンチャント、ゴレム、ウォーター、アース、バリア、ヒール、ヌル、スノウ、の七人で行ってもらう。基本的に戦うのはウォーターとアースだ。後はサークル達の時と同じだな。一週間で二人のステータスをファイア達と同じくらいにしてくれ、頼んだぞ。
次はダンジョン攻略グループのメンバーだ。コウ、トウ、モル、キョウカ、ホウ、ゾク、のチーム。このチームがメインだ。後でスキル〈戦利品自動回収〉を〈収納〉に統合しとくからな。これでドロップ品をいちいち拾わなくても大丈夫だ。頼んだぞ。他に、手の空いたスライムとか俺とかも挑みに行くかもしれないからそこは要相談だな。
最後は生産グループだ。これは後で詳しく説明する。あと、余ってる従魔達も後で詳しくな。
よし、何かあったらすぐに連絡を入れるように。では出発!」
〔は〜い!〕
皆、頑張ってな。
「よし、生産グループの説明に入る。まず、スミスだが、スミスの眷属スライム500匹と一緒に武器と防具を作ってもらいたい。材料は主に鉄や鋼をメインとして魔法金属は少しだけだ。割合としては鉄、鋼製が7割、ミスリル製が2割、他の魔法金属製が1割って感じだな。材料はセレナダンジョンで作る。今801階層が俺達の居住区で、802階層が従魔の遊び場になってるから、805階層を鉄と鋼、806階層をミスリル、807階層をオリハルコン、808階層をアダマンタイト、809階層をヒヒイロカネ、がそれぞれ取れるようにする。広さは10キロ四方にしたからザクザク取れるぞ。好きなように使ってくれ。付与はしなくていいぞ」
〔わかった。任せてマスター〕
「次はサークル。サークルは眷属スライム500匹と魔道具を作ってもらいたい。作る魔道具はアイテム袋と魔法の杖だな。アイテム袋は色んなタイプを作って欲しい。必要な糸はセレナダンジョン810階層で蚕を育てる、皮は肉ダンジョンで肉と一緒にドロップするみたいだからそれを使ってくれ。アイテム袋の効果は五メートル四方で時間の流れは一ヶ月くらいだな。
魔法の杖は火、水、風、土、光、闇、回復の七種類を作って欲しい。材料の木と魔石はセレナダンジョン811階層でエルダートレントを飼うからそれを倒してドロップする枝と魔石を使ってくれ。効果は全部同じにして、ボール系、切断系、防御系の三つにしてくれ。例えば火だったら火球、火炎刃、火炎壁って感じにな。これを六属性分頼む。回復魔法は〈ヒール〉、〈リカバリー〉、〈ハイヒール〉、〈ハイリカバリー〉の四つにしてくれ」
〔わかりました〕
「次はアルケミーだ。アルケミーは眷属スライム800匹と一緒にさまざまなポーションを作って貰いたい。割合はローポーションが3割、ミドルポーションが4割、ハイポーションが2割、フルポーションが1割だ。他にも魔力回復薬や状態異常回復薬や耐性獲得薬を作って欲しい。素材の薬草は812階層でヒール草、813階層でマナ草、814階層でキュア草、815階層でレジストポーションに必要な薬草を育てるから好きなだけ取っていくといい。
ファームは眷属スライム800匹と一緒に薬草を育てて欲しい。頼んだぞ」
〔お任せください〕
〔任せてマスター〕
「クックとキングはこの街で手に入る食材で安くて美味しいレシピを開発してもらう。くれぐれも安くな。頼んだぞ」
〔任せて!〕
〔頑張る!〕
「クリーンはこの屋敷の掃除とか終わったらスキル〈庭園管理〉をあげるからお花を育てて欲しい。清潔なイメージといい香りをゴトクに振り撒くんだ」
〔わかった!任せて!〕
「後はファイア、ウィンド、ライト、ダーク、アイス、サンダー、タイム、スペース、ライフ、ラクト、セバス、サリー、グラビティ、ヒート、フェル、ジークだな。皆は生産グループの為に素材採取を手伝ってあげてもいいし、肉ダンジョン攻略に行ってもいいよ。でも必ず二人一組で行動する事。わかった?」
〔は〜い〕
俺はセレナダンジョンに行って色々やらなきゃな。〈空間転移〉!
シュンッ!
到着。よし、まずは眷属スライムを集めよう。今眷属スライムは全員で32,000匹いる。でも生産グループで2,600匹抜けてるから今は29,400匹だ。全ての眷属スライムに〈養蚕〉スキルと〈採掘〉スキルを付与して、魔法のツルハシを持たせる。17,640匹と11,760匹のグループに分けて少ない方をダンジョンコアに魔力を溜めるグループ、多い方を素材採取グループに分ける。魔力を溜めるグループは20グループにする。一つのグループが魔力を溜め終わるには30秒かかる計算だからローテーションしていけば無限に魔力を溜めれる筈だ。素材採取グループは半分を鉱石採取、1割を養蚕、1割をエルダートレント討伐、残りを肉ダンジョン攻略にする。後はダンジョンコアの設定で自動で素材を生産するようにしておけば完了。
次は肉ダンジョンを攻略してセレナダンジョンのダンジョンコアと同期させる。そうする事でセレナダンジョンでも肉ダンジョンと全く同じにできるからセレナダンジョンで素材を取れるようになる筈だ。
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