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五十四話  ダンジョンを発展させよう8

初めての投稿です。

誤字脱字や矛盾点など多いと思いますが、コメントなどでお教え下さい。

よろしくお願いします。



ナビー、今更だけどスライムってすごい不思議な魔物だよな。周りの環境やスキルで進化する先が変わっていくんだろ?かなりの種類が存在するって事だよな?それに魔法だってかなりの種類があるんだろ?


『魔法は元々広く知れ渡っていたのは火、水、風、土、光、闇の六種類でしたそこから人間達が研究して新たな属性を見つけたり、新しい属性を作ったりしたのです』


へ〜、そうなのか。ん?回復魔法もなかったのか?


『回復魔法は光魔法から派生した魔法です』


そうなのか。じゃ、その六属性から派生した魔法もあるのか?


『はい。火魔法から派生した魔法は〈熱魔法〉、水魔法から派生した魔法は〈氷魔法〉、風魔法から派生した魔法は〈雷魔法〉、土魔法から派生した魔法は〈砂魔法〉、光魔法から派生した魔法は〈回復魔法〉、闇魔法から派生した魔法は〈重力魔法〉です』


氷魔法と雷魔法も六属性の魔法から派生した魔法だったのか。にしても〈熱魔法〉と〈重力魔法〉は聞いたことないな。


『〈熱魔法〉は単純な事だと体温を高めたり、空間を熱くして脱水症状を引き起こさせたりする魔法ですが、真の力は分子を加速させて速く動いたり、相手の体を崩壊させたりする事ができます。

〈重力魔法〉は相手を引きつける引力や弾き飛ばす斥力を操作したり、相手にかかる重力を強くして押しつぶしたりする事が出来ます』


二つとも半端ない強さだな。これは取得したいな。


『ですが〈熱魔法〉は相手に触れてないと操作できません』


大丈夫大丈夫、別に戦闘に使うことが全てじゃないさ。暖房みたいに使ったりする事の方が多いって、でも〈重力魔法〉は戦闘でも大活躍だろうな。

そうだ!スライムに付与してみるか。また新しいスライムが生まれるかもしれないしな!それとナビーこの世界でよく知られてるスライムってどんなのなんだ?


『そうですね、毒を使うポイズンスライム、酸を使うアシッドスライム、体が金属でできているメタルスライム、後はヒールスライムやビックスライムなどですね』


え、じゃあ俺の従魔のスライムは殆ど知られてないって事?


『そうなりますね』


マジか、あまり言いふらさない方がいいかな?


『その方がいいです。馬鹿な奴らが攫って売り捌こうとしたり、研究と言って解剖しようとしたりするかもしれません。それにアホな貴族連中が珍しい物だからと言ってマスターから取り上げようとするかもしれません』


それは許せないな。よし、黙ってよう。にしてもどうしたものか。


『〈従魔王〉で人化していればいいと思います』


それで大丈夫かな?


『〈偽造〉も使うのでバレる事は無いと思います。ただし、派手に暴れるとバレるかもしれません』


どうしたものか。


『マスターが冒険者になって高ランクになればバレても干渉される事は少なくなると思います』


冒険者か。うん、そうしよう。スライム達も人化させて冒険者にすればいいんだ!大丈夫だよね?


『問題ありません。バレなければ』


バレない様に祈っとこう。ナビー冒険者について簡単に説明してくれ。


『はい。冒険者とは冒険者ギルドに登録した者達のことを指します。冒険者ギルドは殆どの街にはあります。各国の王都にある冒険者ギルドが一番大きいです。

冒険者にはギルドが定めたランクがあり、下からE、D、C、B、A、S、SSがあります。もう一つSSSがありますが今は伝説と言われています。Eランクは駆け出し、Dランクは半人前、Cランクは一人前、Bランクはベテラン、Aランクは一流、Sランクは超一流、SSランクは英雄、です。Sランク以上はこの国に五人しかおりません。Sランクともなるとそこらの貴族より権力を持った存在となります』


なるほど。目指すはBランク以上だな。よければAランクも狙っていこう。ナビー何処で冒険者登録すればいいの?


『ここから近い所でオススメは“要塞都市ゴトク”です』


ゴトクか。確かこのスタッグ王国で3番の指に入るくらい栄えてる都市なんだっけ。ならそこに行って冒険者登録だ!と、言いたいところだけどダンジョンどうしようかな。


『マスターがいなくてもまだ問題無いと思います。ここ、セレナダンジョンは隠しダンジョンなので見つける事は困難です。いざとなれば〈空間魔法〉の転移で戻ってくればいいです。それにゴトクで家を買って家とダンジョンを行き来する事も出来ます』


転移か。転移ってできる人多いの?


『転移にも種類があります。

〈空間魔法Lv.3〉で覚える〈瞬間移動テレポート〉は目視できる場所ならどこでも転移可能です。この魔法は比較的多くの人が使えます。

〈空間魔法Lv.6〉で覚える〈空間転移ワープ〉は一度行った事のある場所ならどこでも転移可能です。この魔法は使える人が限られてきます。この国に200人ほどです。

〈空間魔法Lv.9〉で覚える〈転移門ゲート〉は一度行った場所なら何処でもどんな人数でもいく事ができます。この魔法が使える人はマスター以外にこの国に5人です』


前の二つは他の人を連れて行けないのか?


『術者と二〜三人くらいならギリギリ連れて行けるかもしれませんが失敗すると同行者は重傷を負うか、最悪死にます』


そうなのか。俺が使うのは〈転移門ゲート〉だな。スライム達もいるし。とすると誰を連れていこうかな?今は俺の従魔はスライムが三十匹、フェンリルが二匹、ドラゴンが一匹か。あ、スライムは二匹増やしたから三十二匹か。新しいスライムは〈熱魔法〉を与えたヒート、〈重力魔法〉を与えたグラビティの二匹だ。絶賛レベリング中だ。ゴトクに行くまでにはファイア達と同じステータスになっているだろう。ナビー誰がいいかな?


『そうですね。全員でいいと思います。そしてゴトクで屋敷を買って冒険者活動をする者としない者で分ければいいと思います』


なるほど。そう言う事もできるのか。じゃ、どうやってわけるかな。


『冒険者活動をする者は、ファイア、ウォーター、ウィンド、アース、ライト、ダーク、サンダー、アイス、タイム、スペース、ヌル、ライフ、ヒール、バリア、サークル、ラクト、コウ、トウ、モル、キョウカ、ホウ、ゾク、グラビティ、スノウ、フェル、ジークの二十六体でいいと思います。他のアルケミー、クック、キング、スミス、クリーン、ファーム、セバス、サリー、ヒートはゴトクの屋敷でバックアップ、又は必要な時に助っ人という形で参加して貰えば大丈夫です』


何でライフも?


『従者ですからマスターの近くにいなければなりません』


そう言うことね。お世話係みたいなものか。流石に二十七人でパーティーを組むのは不自然だよな。どうグループ分けするか。


『マスター、“クラン”を作ることをオススメします』


クランって?


『冒険者の集まりはパーティー、パーティーの集まりがクランです。もちろん個人でもクランに入る事はできます。メリットは同じクラン内の人とパーティーを組んで適材適所で依頼をこなす事ができる、情報が集まりやすい、等があります。デメリットはほとんどありませんがたちの悪いクランに入るとこき使われることや、強い魔物との戦闘の際に囮にされて命を落とす事などがあります』


クランか、悪く無いな。作るにはどうしたらいいんだ?


『クランを作るにはCランク以上の冒険者が冒険者ギルドに手続きをする事で作る事ができます。クランのトップをクランマスターと言いクランマスターの次がサブマスターと言いクランマスターの補佐が仕事です』


ふむ。俺でもクランマスターになれるのか?十歳だけど。


『冒険者登録は何歳でもできます。クランマスターも同様に規定を満たせば誰でもなれます。例え悪人だったとしても』


それも困りもんだな。う〜ん、マスターになったら色々ややこしい事がありそうだからな、ナビーがいれば問題はないけど、ナビーばっかりに任せるのもなんか良くないしな。ライフをサブマスターにしてラクトも一緒にサポートしてもらおう。

でもクランってパーティーの集まりなんだろ?俺達はパーティー組んでないけどどうするんだ?


『クランの中で様々な組み合わせでパーティーを作れるので特に組まなくても問題ありません。クランを作るためにまずマスターがCランクに上がれば後は自由にパーティーを作れます』


そうか。じゃ、一週間後に“要塞都市ゴトク”へ向けて出発しよう。それまでは鍛錬と装備作りやアイテム作りだ!



気に入っていただけたら評価の方よろしくお願いします。

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