四十七話 ダンジョンを発展させよう
初めての投稿です。
誤字脱字や矛盾点など多いと思いますが、コメントなどでお教え下さい。
よろしくお願いします。
超級ダンジョンデイズから帰ってきて五日が経った。
ナビーや皆と相談しながらやっておく事ややりたい事をまとめてみた。
1、セレナの発展(階層を増やしたり魔物を作ったり罠を仕掛けたり環境を変える等。後は家としての改装)
2、街に行く
3、仲間を増やす
4、3に似てるけどファイア達の増殖
5、冒険者になる
こんな所かな。3で増やす仲間はスライムがメインだな。ナビーに聞いたらこの世界には冒険者があるみたいだ。やっぱりなりたいよな。取り敢えず今やれるのは1、3、4あたりだな。
今日からはこんな感じで行こうと思う。
1、朝起きてすぐコアに魔力を溜める。
2、朝食後、溜めた魔力を使ってダンジョンを発展させる、同時にスライム達で新しいスライムのレベル上げを行う。
3、溜めた魔力が回復するまで鍛錬。
4、夕方まで2と3を繰り返す。
5、夕食後、スライム達に魔素をあげる
6、魔力が回復するまで鍛錬。
7、寝るまで5と6を繰り返す。
大雑把に言うとこんな感じだな。まずは、スライムを生もう。
〈スライム生産〉発動。十体生産。
「初めまして。俺の名はセイヤ、よろしくな。早速で悪いがテイムしてもいいか?」
〔初めましてマスター!ぜひテイムして下さい!〕
「じゃ、行くぞ〈集団テイム〉」
パアッ。
テイム完了。そしてSPを500消費して五つのスキルを取得。
「よし、名前をつけるから並んでくれ」
〔は〜い!〕
「君の名はサークル。与えるスキルは〈魔法陣術〉だ」
〔ありがとうございます、マスター〕
「君の名はラクト。与えるスキルは〈契約魔法〉だ」
〔よろしくね、マスター〕
「君の名はセバス。与えるスキルは〈執事〉だ」
〔ありがとうございます〕
「君の名はサリー。与えるスキルは〈メイド〉だ」
〔ありがとうございます〕
「君の名はコウ。与えるスキルは〈剣術〉と〈刀術〉だ」
〔なんでも切るよ!マスター!〕
「君の名はトウ。与えるスキルは〈体術〉と〈魔闘術〉だ」
〔よろしく!マスター!〕
「君の名はモル。与えるスキルは〈盾術〉だ」
〔どんなものからでも守るよ!〕
「君の名はキョウカ。与えるスキルは〈回復魔法〉と〈補助魔法〉、〈付与魔法〉だ」
〔よろしくお願いしますね。マスター〕
「君の名はホウ。与えるスキルは〈魔導王〉だ」
〔よろしく、マスター〕
「君の名はゾク。与えるスキルは〈斥候術〉と〈暗殺術〉だ」
〔よろしくお願い。マスター〕
「サークル達は明日から超級ダンジョンデイズに行ってレベル上げをしてもらう。目標は二週間でファイア達と同じレベルだ。もちろんサークル達が戦うわけじゃない。ファイア達の中から何人かと一緒に行ってもらうから、戦う事はない」
〔わかったよ〜〕
「そうだな。ついていくのはファイア、ウィンド、アイス、スペース、ヌル、ヒール、バリア、スノウとフェル、ジークだ。仲良くな。先輩スライムはちゃんと面倒見るんだぞ。
基本的に戦うのはファイア、ウィンド、アイスだ。スノウとヌル、スペースは移動と補助、ヒールは回復、バリアはサークル達を守ってくれ、フェルとジークはステータスがファイア達と同じくらいになったら終わりだ。ヌルが俺がやったみたいにトロッコ作ってスノウが引けばかなり早く進めるはずだ。頑張ってくれ」
〔わかったよ〜!後輩は任せてマスター!〕
「よし、今度は残ったスライム達のやる事だ。まず、ウォーター、アース、ライト、ダーク、サンダー、タイムは〈人化〉して戦闘訓練だ。それぞれ武器を使ったり体術を使ったりして訓練してくれ。もちろん休み休みだぞ。
ライフは戦闘訓練と並行して従者としての訓練もしてくれ。ナビーが〈神の知識〉に進化したから従魔とも念話できるようになったからナビーに指導してもらうといい。
アルケミーは〈回復薬〉等の薬を作って欲しい。これもナビーと相談して何を作るか決めてくれ。材料はファームと協力して育ててくれ。
クックとキングは三食作ってくれ。それと戦闘訓練と並行してたくさん料理を作って〈収納〉にストックしておいてくれ。料理の種類は多ければ多いほどいいからな。
スミスはスライム達の防具を作って欲しい。スライム達が〈人化〉した時につけるやつだ。階級は最低でも伝説級以上で頼む。三週間で全員分頼む。大変だろうけど頑張ってくれ。ナビーに相談したらアドバイスくれると思うから頼んだぞ。
クリーンは戦闘訓練とこのダンジョンの掃除だな。これから階層をどんどん増やしていくから、一回掃除して〈清潔化〉をかければ大丈夫なはずだから。無理しないで自分のペースでやってくれ。
ファームはさっきも言ったようにアルケミーが使う薬の材料と料理の材料を育ててくれ。料理の材料はショップボックスで足りない物は補充できるから薬の材料メインで頼む。時間が空いたら戦闘訓練に参加する感じで行こう。
後は全員〈人化〉しての会話の訓練だ。街に行く時までに普通に会話できるようにな。大丈夫か?わからない事あったら聞けよ〜」
〔〔〔大丈夫だよマスター〕〕〕
『マスター、何故〈言語能力〉スキルを付与しないのですか?』
今更の話だが、なんでも俺が与えてばかりじゃダメな気がするんだ。だから自分たちで練習して覚えさせようかなと思ったんだよ。
『なるほど。確かにその方がいいですね。さすがマスターです』
いや、当然のことだよ。ま、もし覚えれなくても助けてあげるから大丈夫だろう。あと、今日やる事はトウ、モル、ゾクの装備を作ろう。コウは聖竜刀バエル、キョウカとホウは大賢杖フルシティをあげるから三人にも武器をあげなきゃね。どんなのがいいか、トウは籠手、モルは盾ゾクは双刃かな?やっぱり竜系統で統一したいよな。お、これいいなこの三つにしよう。
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烈火籠手ルプス
階級:伝説級
備考:属性竜種の長の一匹煉獄竜ボルケーノの素材とオリハルコンとアダマンタイトの合金と合わせて作られた籠手。属性竜種の素材を使っているので、属性を付与できるが、特に火が強い。籠手を熱くする事で身体能力が向上する。足につける足籠手もある。
効果:攻撃力+5500
〈体術・極〉〈破壊修復〉〈サイズ調整〉〈召喚〉〈属性付与・大〉〈状態異常付与・大〉〈燃焼強化・極〉〈溶解・極〉〈竜の王・小〉
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土盾堅鎧リベイク
階級:伝説級
備考:属性竜種の長の一匹大地竜グランドの素材とオリハルコンとアダマンタイトの合金と合わせて作られた鎧。属性竜種の素材を使っているので、属性を付与できるが、特に土が強い。大地を操作して壁にする事ができる。
効果:防御力+5500、魔法防御力+5500
〈盾術・極〉〈破壊修復〉〈サイズ調整〉〈召喚〉〈属性付与・大〉〈状態異常付与・大〉〈大地の盾・極〉〈範囲防御・極〉〈竜の王・小〉
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水面双刃ヴィダール・陽
階級:伝説級
備考:属性竜種の長の一匹大海竜メイルシュトロムの素材とオリハルコンとアダマンタイトの合金と合わせて作られた双刃。属性竜種の素材を使っているので、属性を付与できるが、特に水が強い。双刃なので二つで一つの装備。水面を通して他の場所を見る事ができる。
効果:攻撃力+5500
〈暗殺術・極〉〈破壊修復〉〈サイズ調整〉〈召喚〉〈属性付与・大〉〈状態異常付与・大〉〈実体攻撃・極〉〈水鏡・極〉〈竜の王・小〉
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ナビー、説明を頼む。
『はい。まず烈火籠手ルプスですが腕につける籠手です。足につける足籠手をレクスと言います。効果の〈燃焼強化〉の効果は籠手に魔力を込める事で籠手を介して身体を熱くし、身体能力を向上させます。〈溶解〉は超高温に熱した籠手で触れた物を溶かす能力です。
土盾堅鎧リベイクの〈大地の盾〉の効果は地面に触れている時に地面を操作して壁を作る事で盾がわりにする能力です。〈範囲防御〉は自分の半径三メートル以内の攻撃を肩代わりする能力です。
水面双刃ヴィダール・陽は二つで一つの装備です。もう一つは水面双刃ヴィダール・陰です。
陽の効果〈実体攻撃〉は二本共装備してる時に実体を攻撃するとダメージ量が二倍になります。
陰の方は〈無実体攻撃〉です。陽と同じように二本共装備してる時に実体のない物を攻撃するとダメージ量が二倍になります。
〈水鏡〉は水面、つまり水溜まりや池を通して違う場所を見る事ができる能力です。例えばセレナダンジョンからデイズダンジョン内の水面を見る事ができます。ただし、しっかりと水面の場所を把握してしなければ何処を見てるのかわからないので場所の把握が大事です。他にもグラスの中の飲み物の水面から見る事や音を聞く事もできます』
モルは盾じゃなくて鎧だけど盾と鎧セットで一つの装備みたいだから大丈夫だろう。ネーミングはイマイチだけど能力は強いな。よし、三人に渡したし、これで準備終わりだ。
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