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三十七話  ドロップ品

初めての投稿です。

誤字脱字や矛盾点など多いと思いますが、コメントなどでお教え下さい。

よろしくお願いします。



ドロップ品はかなりある。魔物の素材が一番多くて次に、お金、最後に魔道具だ。魔道具は被った物もあったし、似たような効果のもあったからそういうのは省かさせてもらう。

まず、魔物の素材だが、まあ、倒せば手に入るもんだからいっぱいある。まずは、動物型の魔物だが、軽く名前を挙げると、ゴブリン、オーク、オーガ、ミノタウロスといったよく聞くような魔物からウルフ系や亜竜種、や下位竜種もいた。ゴブリン自体はすごく弱い魔物なんだが、群れていてな丸々一階層がゴブリンの群れだった。オークやオーガ、ミノタウロスも同じように一階層全てが群れだった。おかげさまで、〈収納〉の中には一生困らないほどのオーク肉とミノタウロス肉がある。ナビー曰く、オーク肉は豚肉と一緒だそうだが、味はオークの方が断然うまいらしい。ミノタウロス肉も同じだ。しかも群れでいたという事は、指揮官や上位種もいたわけでそいつらは普通のオーク肉よりうまいらしい。〈収納〉の中には上位種の肉も大量に入っている。食べるのが楽しみだ。上層には群れでいるゴブリンやオークとかが多かった。最初の階層で会ったブラッドベアーやアーマードボアは珍しい部類に入るらしい。ま、それも上層ではってだけで、中層に行くとバンバン出てきたんだけどな。

中層からは群れでいる事は少なくなった。それこそ、ウルフ系とワイバーンだけだった。ウルフ系もいっぱい種類がいた。魔法を使ってくるウィンドウルフとかいたけど一番びっくりしたのはシャドーウルフって言う影に潜んで奇襲をかけてくるウルフだったな。一番強かったのはインフェルノウルフってやつで単体でも強いのに群れで来たから結構手こずった。足が早くてすばしっこいし、炎は吐くわで大変だった。ダメージは無かったけど。ウルフ系からのドロップ品は毛皮だった。魔法を使う奴はその属性の魔法に耐性を持つ毛皮だった。ウィンドウルフだったら風耐性の毛皮って感じだな。

ワイバーンはそんなに強くは感じなかったけど、ナビーいわく一匹でも街に来ればその街の戦力を総動員してなんとか勝てるレベルだそうだ。あんなの俺の魔法一発で倒せたんだけどな。


『ワイバーンは本来なら、空を飛んでいるので物理攻撃は効かなく、魔法で攻撃して倒すしか方法がありませんが、ワイバーンは魔法障壁を張っていますし、ワイバーン自体も多少の魔法攻撃耐性を持っているので苦戦必死の魔物です。ただ、マスターの魔法の威力がおかしいだけです』


だ、そうだ。ワイバーンは尻尾に猛毒を持っていて尻尾で傷つけられたら死を覚悟するレベルらしい。ま、俺は近づかせる事なく倒したから意味はないけどな。ワイバーンは亜竜種だけど一応竜種なのでうまいらしい。竜種は総じてうまいらしいが倒せる者が少ないから食べられる事はないそうだ。一階層全てにワイバーンが群れでいる事が二、三回あったから俺はかなりの量のワイバーン肉を持っている。これも、クック達に料理してもらおう。楽しみだ。

中層も中盤から終盤になって行くと、下位竜種も出てきた。樹竜フォレストドラゴン溶岩竜マグマドラゴンなどだ。樹竜フォレストドラゴンは基本的にとても温厚な竜種らしい。ただし、樹竜フォレストドラゴンは樹に擬態しているらしい。その樹を傷つけると怒り狂って暴れ回るそうだ。俺は、階層を探索してたらすごい魔力を放つ樹があるなと思って見てたら、ナビーが、樹竜フォレストドラゴンだと教えてくれたので傷つける事なくスルーしてきた。

溶岩竜マグマドラゴンは、非常に好戦的な竜種で、強い者がいたら戦いを挑むらしい。でも弱い者には興味がないのか手を出す事は無いらしい。樹竜フォレストドラゴンの素材は食用にはならなく、樹を使った物に使われるらしい。樹竜フォレストドラゴンの素材で作った物はとても丈夫でかびにくく、腐りにくいそうだ。溶岩竜マグマドラゴンの素材は、食べれるらしくとてもスパイシーな味がするそうだ。鱗などで防具を作ると強い火耐性を持つそうだ。下層からはゴーレムが多く出てきた。ただ、動物型の魔物も出てきた。宝石鹿ジュエルディアと言って、ツノが宝石になっている鹿だ。だが、こいつかなり強くて手こずった。持久力はあるし、突進はかなり勢いがありくらったらタダでは済まなそうだった。しかも、魔法も使う。使う魔法は宝石の種類で変わり、ルビーなら〈火魔法〉、サファイアなら〈水魔法〉って感じだな。実は、こいつら攻撃は凶悪なんだが、かなり可愛くてな従魔にしようかどうか今までも迷ってる。ナビーに相談しても、


『マスターの好きにしてください』


って相談に乗ってくれないし。だから、ダンジョンボスを倒すまでに決めようと思ってる。一応、宝石鹿ジュエルディアのいた階層に〈空間魔法〉でマークしてきたからいつでも〈空間魔法〉で行く事ができる。

下層にはほとんどゴーレムばっかりだった。だが、ゴーレムの種類も豊富で多種多様なゴーレムが出てきた。下層の序盤には、岩でできたロックゴーレム、石でできたストーンゴーレム、樹でできたウッドゴーレムなどが出てきた。ゴーレムは総じて防御力がとても高くて中々に倒しにくい相手だそうだが俺は神竜神刀しんりゅうしんとうバルバトスで真っ二つにして進んだ。ゴーレムの長所は自分の体に使われている物が周囲にあると体が壊れても直せる所だ。しかし弱点もあり、人間で言う心臓の位置にコアがありそれを壊されると死ぬ。俺はコアを壊していったからあまり手こずらなかった。

中盤になると鉄でできたアイアンゴーレム、砂でできたサンドゴーレム、泥でできたマッドゴーレムなども出てくるようになった。アイアンゴーレムは全身鉄で出来ているからとても硬いが、俺には関係なかった。全部真っ二つだった。中盤はほとんどアイアンゴーレムだった。おかげさまで〈収納〉の中にはとてつもない量の鉄がある。サンドゴーレムとマッドゴーレムには物理攻撃が効かなくて更にそれぞれ砂と泥に同化するからコアも見つけにくかったけどサンドゴーレムは〈水魔法〉で、固めて倒し、マッドゴーレムは〈火魔法〉で蒸発させて倒した。

終盤には、ミスリルでできたミスリルゴーレム、オリハルコンでできたオリハルコンゴーレム、アダマンタイトでできたアダマンタイトゴーレム、ヒヒイロカネでできたヒヒイロカネゴーレムと、伝説の金属でできたゴーレムののオンパレードだった。ちなみにミスリル、オリハルコン、アダマンタイト、ヒヒイロカネの事を魔法金属と言うらしい。こいつら本当に硬くて切るには足を止めて集中しなくちゃ切れないほどに硬かった。それに魔法が効かないくせに自分たちは魔法を使ったり、ビームを打ってきたりとかなり大変だった。そのかわり、倒すと魔法金属がかなりの量手に入った。ゴーレムは基本的に2〜4メートルくらいだから魔法金属もそれなりに使われている。お陰でとてつもない量の魔法金属を手に入れた。しかも、今ある階層の手前ではそれぞれの魔法金属で出来た10メートル級のゴーレムと四つの魔法金属の合金でできた10メートル級のゴーレムの計五体が出て来て倒すのはメチャクチャ大変だったけど魔法金属はいっぱい手に入った。多分一生魔法金属には、困らないだろう。魔物の素材はこんな所だな。次は、お金と魔道具だな。



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