十九話 実践2
初めの投稿です。
誤字脱字や矛盾点など多いと思いますが、コメントなどでお教え下さい。
よろしくお願いします。
「じゃあ、出発!」
「頼んだぞアース」
〔うん。〈大地均整〉!〕
パアッ!
おお、アースの魔法で道がならされてる。
それもかなり遠くまでならしてあるな。
「よし、この調子で頼むぞ。動きながらになるけど大丈夫か?」
〔問題ない〕
じゃ、行くか。
ガラガラ。
道が平だから走りやすいな。今度から移動するときはアースに頼もうかな。それにトロッコもナビーが調整してくれたから、俺が本気で走っても全然大丈夫だな。
お、あれかな?初めての超級ダンジョン。
『そうです』
「到着だ!ファイア達大丈夫だったか?」
〔大丈夫だよ、マスター〕
「すぐダンジョン行けるか?」
〔うん!〕
『その前にある程度のことは決めておいた方がいいと思います』
決めるって何を?
『ダンジョンは四方八方から魔物が襲ってきます。マスターが戦ってる時に違う魔物が襲ってきたらスライム達はどうするのか等です』
なるほど。そうだな、決めとこう。
「ファイア達は俺が戦ってる時に敵が襲ってきたらどうする?」
〔う〜ん。どうしたらいいかな?〕
『バリアの〈結界術〉を使うことを推奨します』
一番防御向きのスキルだからな。そうするか。
「ファイア達は俺がトロッコで運ぶけど、俺が戦ってる時はバリアが結界をトロッコ全体に張って防御していてくれ。できるか?」
〔うん。大丈夫だよマスター。どんな結界がいい?〕
『取り敢えずは〈対物理結界〉と〈対魔法結界〉を張っておけば大丈夫です。後は、状況に応じてでいいです』
わかった。
「取り敢えず、〈対物理攻撃結界〉と〈対魔法効果結界〉を張っていてくれ。結界が破壊されても、また貼り直してくれ」
〔わかったよ。マスター〕
「頼んだぞ、バリア」
じゃ、挑むぞ!超級ダンジョン!
なんか入り口に薄い膜が張ってあるような感じがしたな。
『ダンジョン内には魔素が溢れてます。それが漏れ出さないように張ってるのでしょう』
魔素って何?人体に有害なの?
『魔素とは魔物の餌のようなものです。モンスターは普通に食事もしますが、魔素だけでも生きてはいけます』
なるほど。魔物の食料ってわけか。
そうだ!確か〈無魔法〉でサーチをを使えば、罠とか魔物のことがわかったはずだ。
「ヌル。〈無魔法〉でサーチ使ってどこに何があるか教えてくれる?」
〔わかった!ちょっと待っててマスター〕
フオンッ。
なんかヌルからとても薄い波が出てるような気がするな。これがサーチか?
『はい。この波に触れたものを探知します』
〔!マスター魔物がこっちに向かってきてるよ!〕
!
なんだって!
「数は!?」
〔一体だけだよ!〕
なら大丈夫か?
『問題ありません。もうすぐ視認できるので鑑定してみてはどうでしょうか?』
わかった。見えた!〈鑑定〉!
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【名前】 ブラッドベアー
【種族】 魔物
【レベル】 550
【体力】 3270/3270
【魔力】 130/130
【攻撃力】 3400
【魔法攻撃力】 500
【防御力】 3000
【魔法防御力】 3000
【敏捷性】 2980
【器用さ】 230
【スキル】
〈身体強化Lv.6〉〈剛腕Lv.7〉
〈殴打Lv.5〉〈爪撃Lv.7〉
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魔物のステータスは俺とは少し違う感じで表示されるんだな。
『そうです。スキルや魔法が分類ごとに分けられるのはマスターだけです』
っていうか、レベル550!高くないか!?俺、初戦闘だぞ!
『マスターなら問題ありません。魔法一撃で倒せます』
そうなのか?じゃ、魔法で倒すか。どんな魔法がいいかな?
『ブラッドベアーは雷が弱点属性です』
わかった。じゃ、〈雷魔法〉だな。
「行くぞ!〈竜雷撃〉!」
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